総看護師長あいさつ
看護師は病を抱えた患者様や御家族にとって常に身近な存在にあります。
甲府共立病院は「貧富の差で命の尊さが差別されてはならない」の理念を掲げています。
差別のない医療看護とは、貧富の差、男女の差、国籍、年齢などあらゆる差別を人の命の上に持ち込ませないということです。そのため私たちの病院では、差額ベッド料を取らない、無料低額診療の実施、24時間患者さんを受け入れるなどに取り組んでいます。
当院は、甲府駅から歩いて5分の場所にある283床の2次救急受け入れ病院で、看護職員は約240名います。最上階の10階からの眺めはすばらしく、甲府盆地を囲む富士山、南アルプス、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、茅が岳などが一望できます。 看護職員のキャリアアップ支援は充実しており、日本看護協会のWLB推進ワークショップにも参加し、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。山梨県男女共同参画推進事業では、2014年6月に模範企業の表彰を受けました。
私たちは、患者さんを生活と労働の場からとらえ、命の誕生にかかわり、病気に立ち向かう人を支え、人生の最期に寄り添い歩んできました。
今後も高齢化が進む甲府市中心部の病院として、1970年代半ばから取り組んできた訪問看護などと連携し、患者さんを地域で支えられる看護をめざし取り組んでまいります。
看護部門基本方針
- 1 看護体制の安定的確保と育成
- 2 安全安心の医療看護と質向上を目指す
- 3 業務改善で労働条件を改善
- 4 倫理的な感性を高め、人権を守る
- 5 病院経営の改善に寄与する
- 6 病院方針に結集して看護部門として実践する