看護師の転職先として人気の就職先の利点と注意点

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#2596 2024/06/18UP
看護師の転職先として人気の就職先の利点と注意点
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看護師が活躍できる場は今の時代では数多く存在しており、定番の病院以外にも様々な選択肢があります。人気のある働き先には目が行きがちですが、それぞれのメリットだけではなくデメリットも理解した上で選ぶことが大切です。

介護施設

介護施設は介護士と看護師が連携して入居者のサポートを行っていくことになり、入居者のサポートのメインは介護士の仕事となっていますが看護師は医療従事者の立場で入居者の健康を守る必要があり、看護師同士はもちろん介護士ともしっかりコミュニケーションを取り協力して働く必要があります。
看護師は主に入居者の健康管理や医療行為を行うことになりますが、医師による指示や指導がない場合には看護師が医療行為をすることは医療法によって禁止されていおり、それは介護施設でも同じであり医師からの指示や指導によって採血や点滴、投薬といった医療行為を行うことになります。
高齢者の人口は年々増加しており、介護施設や高齢者向けの施設での看護師の需要は今後高まっていくことは間違いありません介護の必要がある高齢者が暮らす施設である特別養護老人ホームともなれば、24時間体制で介護サービスや家事支援を行うことになり、看護師は入居者の健康状態を把握した上で体力向上のための生活訓練や服薬管理を行うことがメインの仕事です。
基本的には看護師には夜勤がない施設が多いですが、オンコールにより緊急対応が発生する可能性もあることは頭に置いておかなくてはなりません。看護師に関しては比較的体力面での負担も少ないことから、介護施設はブランクのある看護師が働く場所としても人気です。

美容クリニック

美容クリニックも看護師の転職先としては非常に人気が高くなっており、仕事内容は電話受付や予約の管理、患者の希望や悩みに関するカウンセリングに始まり、注射や専用の機器での施術を行なったり患者さんのアフターケアとなっています。
美容整形を行う美容外科クリニックとなれば手術の補助も行うことになります。
看護師の求人も多く、転職先により給与アップを目指している場合にもチェックする価値があると言えます。
美容クリニックは一般的な病院に比べると給与が高い成功にあるのが魅力であり、人気の理由の一つです。
それだけではなく美容分野に特化している医療技術を学べることにより、スキルアップにつながるケースも多いです。美容クリニックで重要になるのが顧客対応であり、患者に対する心のケアや寄り添う力も必要になってきます。
そのことから最初はうまくいかないことが多くても、徐々に慣れていきコミュニケーション能力をアップさせることにもつながるのではないでしょうか。
しかしもちろんメリットばかりではなく、デメリットとして頭に置いておかなくてはならないのが一般的な医療よりも専門性が高いという点です。そのことにより美容クリニックで働いた後には、他の職種への転職が難しくなってしまう場合もあります。

訪問介護

自宅で療養している人のもと看護師や介護士が足を運びケアを行うサービスである訪問看護では、主治医が作成する訪問看護指示書に基づき健康状態のチェックをしたり、療養指導や医療処置、身体介護などを行うのが仕事です。
利用者はもちろんのこと、家族の相談に耳を傾けてアドバイスをすることも業務の一つとなっています。利用者や家族、そして主治医の間を取り持つ存在ということは頭に置いておき、責任感を持って働くようにしなければなりません。
それ以外にも地域の病院や介護施設などの連携をスムーズに行う調整をする役割ともいえます。働く日数や時間は調整可能で融通が効く場合が多いので、プライベートの時間が取りやすいのも魅力となっています。患者と密接に関わるので、やりがいを感じやすいのも特徴です。訪問看護の仕事となれば基本的には夜勤はありませんが、オンコールがあるので夜間の業務を行わなくてはならない可能性はあります。
訪問ということから当然のことですが、患者の居住場所まで移動しなくてはならないので、距離によっては移動でも負担に感じてしまうのではないでしょうか。

一般企業の産業看護師

産業看護師は一般企業で働く看護師であり、働く場所は企業内の健康管理室や医務室が基本となっていますが、中には総務部や人事部に所属するケースもあります。
産業看護師の仕事としては、企業で働く社員の怪我や急病の応急処置をするのはもちろんのこと、社員の健康管理をしたりメンタルヘルス対策も重要です。
他にも健康診断の対応や健康相談を受けたり、産業医との連携も業務内容の一つとなっています。健康面に何らかの問題がありそうな社員に対して面談を行ったり、保健指導や支援、対策を行う場合もあります。
看護師がたくさんいることが当たり前の病院とは異なり、企業により産業管理士を一人しか置かないこともあるので負担が大きくなってしまう場合があるということは、頭に置いておきましょう。
幅広い職種の人と関われたり一般企業の社員の働き方を知ることができるなど、一般的な病院やクリニックで働いていてはわからないことを知ることができる点は魅力です。

幼稚園や保育園

幼稚園や保育園にも看護師は必要であり、もちろん子供の健康管理が主な仕事内容となっています。
子供とのみ接すれば良いというわけではもちろんなく、保育士さんや保護者とのコミュニケーションをとったり、相談を受けるといった業務もあります。幼稚園や保育園では医療行為を行うことはほとんどなく、その点で考えると幼稚園や保育園に勤務する看護師は心身ともに負担が少ないことがメリットです。
夜勤がないのはもちろんのこと、他の職場に比べると残業が少ないことも人気の理由です。小さな子供と触れ合うことにより癒されたり、子供が好きという人には適している職場の一つではないでしょうか。
しかし幼い子供となれば感染症にかかるリスクが高くなるので、園内で対処に当たる必要があることも珍しくありません。
そうなれば自分自身が感染症にかかる可能性も高くなるという点は、理解しておくべきです。医療行為の機会は少ないので、看護師としてのスキルが知らない間に低下してしまい他の職場への転職が難しくなるケースもあります。

治験コーディネーター

新薬の臨床試験で被験者や医師、製薬会社を調整して関係者の橋渡しをする役割となるのが治験コーディネーターであり、被験者に対して治験の説明を行って不安を軽減させたり、投薬や検査スケジュールを調整、データをまとめて提出するといった業務を行います。医学知識だけではなくコミュニケーション能力の高さと事務作業能力も求められます。基本的に夜勤はなく生活のリズムが掴みやすいのも特徴となっています。

人気の転職先で働く時に注意するポイント

看護師が病院以外で働ける職場は数多く存在していますが、病院以外に転職することで給与が下がってしまうケースも多いです。
その理由として夜勤がないという点があげられます。もちろん中には夜勤は無しで給与はアップする転職先もあるので、内容をしっかりチェックした上で判断しなくてはなりません。
新卒の看護師となれぱぐは病院に就職する方が基礎から学べて良いですが、転職となれば自分の希望に合う働き先を選んで問題はないのではないでしょうか。看護師の転職の際に頭に置いておくべきポイントの一つとなるのが、給与額と夜勤の有無でありバランスを考えて納得できる働き先を見つけることが大切です。
転職して後悔しないためにも、求人内容をしっかりとチェックし、メリットばかりではなくデメリットも確認した上で判断する必要があります。

まとめ

看護師の活躍の場は数多く存在しており、人気のある転職先もたくさんあり選択肢が多いのは良いことと言えます。しかしだからこそメリットばかりではなくデメリットや注意点を理解し、本当に自分にとって働きやすく好条件の働き先を見つけることが大切です。しっかりと求人を比較した上で判断するように心がけておきましょう。

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