看護師が就職先を決めるときに考えること

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#2577 2024/05/30UP
看護師が就職先を決めるときに考えること
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看護師といっても働き先はたくさんあります。就職に関して、どのように応募先を決めるのか、判断するべきなのか、ということがなかなかに難しいことになります。その為には知るべきこと、見るべきことがあります。それらをいくつか紹介しましょう。

【就職先を決めること】

看護師の資格を得たら、或いは得る前提のような状況の時には就職活動をするわけですが、当たり前ですが新卒の看護師がどこに行くのか、ということはかなり重要なことになります。それは間違いなく今後のキャリア形成に物凄くかかわってくるからです。しかし、実際問題として、新卒の時に最初に就職したところがその後、ずっと自分が続けることになる看護の専門分野のところに携わったというような人の方が圧倒的に少ないです。つまりはかなりしっかりとした目標を持って看護の分野を絞り込んで就職活動をしてやったとしても確実にそこにずっと勤めているというわけではないことの方が圧倒的に多いわけであり、また専門分野なんかも変更したりすることもあったりするので極端に大きくストレスとか不安に駆られて探す、ということまではしなくてもよいです。
もちろん、新卒で最初に入るところが大事であることは大事ではありますが、キャリアプランをその段階でかなりガチガチに決められるという人の方が圧倒的に少ないということを理解して、自分がやってみたいと思える看護の分野のところに行くというのが一番良かったりします。そもそも看護師という国家資格自体かなり貴重なものであり、人材市場としては売り手市場であるということにもなるわけですから自分が一応は選べる立場にあるということを理解した上で妥協しないということも重要なことになります。

【病院選びの方法】

どのようなキャリアを自分が積んでいきたいのかということから就職先を選ぶというのが看護師に求められることになりますが、特に新卒の場合は病院選びという経験自体あんまりしたことがないでしょうから基本的にどういうところを見るべきであるのかということをしっかりと把握しておくことが重要です。もちろん看護師の働き先というのは病院だけではないとも言えるのですがメインとなるのはやはりなんだかんだで病院という就職先が多いのでその点を踏まえて考えてみることにしましょう。どういう病院にどのような特徴があってどういうキャリア形成がしやすいのかということを知っておくだけでもだいぶ違うことになります。
いくつか見るべき要素があるのですが、まずは運営母体を見ると面白いです。運営母体というのは、国立・公立病院であるのか、私立なのか、大学病院とかなのか、ということです。やっているところが違うわけであり、例えば国立系のところですと地域密着型の医療という傾向が強く、そして何より公務員として働くことになります。つまりは、福利厚生がとてもよくて雇用に関してもかなり強いです。逆に大学病院とかですととにかく診療の科目が細かくなっていて、強い専門性を得ることができる可能性があります。教育などにも力を入れているところが多いです。
こうした違いが運営母体によっても違いがありますから、その点を確認してみるとよいでしょう。

【病院の種類も違う】

一言に病院といっても種類が明確に区分されており、それによってだいぶ違うことになります。就職をしようとするき、就職先を探すときにはそこから絞り込んでみることもよいでしょう。病院の機能によって分けられるものであり、種類としては3つあります。それが特定機能病院、地域医療支援病院、一般病院となります。特定機能病院などはとにかく大きいです。厚生労働省により承認されたものであり、色々とクリアするべき条件があるのですが、病床数400床以上などになりますから、とにかく病院規模が大きいです。だからこそ、ここに就職しますと最先端医療と多くの症例が学べることになります。大きさでいえば地域医療支援病院はそれよりも下がることになりますが、病床数は200床以上、地域の中核病院となりますから、やりがいをしっかりと感じることができるでしょう。

【診療科目から探してみる】

看護師というのは医者の指示によって補助を行うというのがメインの仕事になるわけですがその診療科目によってやはり得られるスキルというのも違ってくるわけで最初に就職する時にどの診療科目にするのかということでかなり違ってくる要素もたくさんありますので診療科をよく見ることも重要です。総合病院などでは幅広い看護を学ぶということができるようになるわけですがどうしてもそこに勤める場合に希望をする診療科目に配属されない可能性というのがやはりあります。総合病院なのでたくさんの診療科目があるので採用人数も多いことは間違いないのですがどうしても各々好きな診療科目のところに配属されるかどうかというのがわからないわけです。ある種の総合職採用みたいな形でどこに行くかは分からないが採用されるといったようなことが多いので注意が必要です。但し、色々な方向で学ぶことができるチャンスというのがあるのが総合病院の良いところでしょう。専門的に学びたいというのであれば専門病院に行くというのが良いです。それならばかなりやるべきことを絞り込んで看護の技術、知識、実践を学んでいくということができるようになります。但し、かなり専門が絞り込まれるということになりますので違う分野の看護というのができるポテンシャルというのが極めて少なくなることになります。

【就職先を探す方法】

基本的に現在看護師が就職先を探す方法というので最も多く用いられているのが求人サイトです。看護師は非常にレベルの高い人材であるということは間違いないので、要するに求人サイトなんかも専門のものがあったりするので求人自体を探すことはそれほど困ることはないでしょう。そこであまりにも量が多すぎてどうすればいいのかということを迷ってしまうことも多くあります。それこそ、看護師というのは看護のプロフェッショナルであることは間違いないわけですが、病院の良し悪しを判断するとか自分のキャリアを形成することのプロフェッショナルであるわけではないわけですから探すことに対してかなり手間がかかる上にその成功率も決して高いという人の方が少ないわけです。そんな人におすすめできるのが就職エージェントです。看護師クラスの資格色であれば十分にその手のエージェントを入れて探すということにメリットがあります。新卒の就職の時にはさすがにそうしない人も多いですが転職の時には間違いなく入れた方がいいというレベルのサービスです。いざ就職しようとする時にはそういうところに依頼してみるということも十分に検討してみる価値があるでしょう。
特に大きいのが、面接の指導をしてもらえるということです。基本的に看護師になるためには当たり前ですが専門の学校を卒業しているということになっていますのでその学校での面接の指導とかも少なからずやっていることにはなるでしょうが、あくまで常識的な範囲のレベルであり、緊張しない程度に離れさせる程度のことしかやってないことも多いです。しかし、就職エージェントを利用するということができるのであれば履歴書や職務経歴書などの添削もしてくれますし面接に関してはかなりしっかりと指導してもらえるのでそういうやり方で就職先を探すということをやってみると良いでしょう。
何も自分ですべてを探す、判断する必要性はないのです。判断は最終的に自分でやるわけですが、そのための情報の提供をしてもらうことにしましょう。就職エージェントの利用は看護師は特にお勧めできることになります。

まとめ

どうだったでしょうか?
看護師といえども自分にとっての良い就職先というのはなかなか判断しにくいことです。ですから病院の特徴や種類を把握しつつ、出来ればまさに就職の専門家ともいえる就職エージェントなどを利用することにしましょう。それで成功率はとても高くなることでしょう。

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