未経験で30代以上になってから看護師になる方法

会員登録 ログイン
メニュー
#2558 2024/05/11UP
未経験で30代以上になってから看護師になる方法
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

看護師の資格を取ってもすぐに就職せずに結婚生活を送る人もたくさんいます。30代や40代になってから、やはり働きたいと思っている人もいるでしょう。未経験の状況で30代以上になってしまったとしても看護師になることはできます。年齢と経験の悩みがある中で、どのように考えて就職活動をしたら良いかを知っておきましょう。

#看護師資格を取ってすぐに就職しなくても看護師になれる

看護学校や大学、短大を卒業して看護師資格を取っても、すぐに就職しない人もいます。新卒で就職活動をした方が募集している病院もクリニックも多いので有利なのは確かです。ただ、在学中に意中の人を見つけて結婚して専業主婦になりたいと思った、親の健康に悩みが出てきて介護をしなければならなくなったといった、自分自身が病気になったといったさまざまな理由で就職を断念するケースがあります。
看護師資格を取ってすぐに就職しないと、もう看護師になるのは難しいと思うかもしれません。しかし、新卒でなくても看護師になることはできるので心配ありません。20代はもちろんのこと、30代以上になってからでも初めて看護師になっている人は大勢います。30代以上になって未経験でも看護師として働けるチャンスがあるのでチャレンジしましょう。

#30代以上の未経験の人が看護師になるときの課題

看護師資格を持っていても未経験で30代以上となるとハードルが高くなるのは確かです。20代の第二新卒くらいの年齢であればポテンシャル採用をしてもらいやすいというイメージを持っている人もいるでしょう。20代前半なら未経験でも若さに期待してくれることが多いのは確かです。ただ、業界によって傾向は異なり、医療や介護の業界では30代以上であっても業務未経験の人を採用しています。人手が足りなくて、資格を持っている人を重宝しているからです。
ただ、看護師になるときには課題もあるので注意しましょう。30代以上になってから未経験で看護師になるにはどのような課題があるのでしょうか。

・求人があっても実務に不安がある

看護師の場合には30代以上でも応募できる年齢不問の求人があるのは確かです。しかし、看護師になるには実務がきちんとできるかという不安を払しょくしなければならないでしょう。看護の方法は覚えていても、注射や採血などの技術面が不安になることはよくあります。また、看護学校を卒業してから10年以上も経過していると、医療制度も変わっていて正しく対応できるかどうかが心配になることもあります。実務の不安をなくして働けるようにする方法を考えることは、30代以上になってから就職する人に重要な課題です。

・経験がないと応募できる求人が少ない

30代以上の未経験者も募集対象としている求人はあります。ただ、経験がある看護師に比べると候補が少ないのが課題です。特に都心部のように看護師が比較的多い地域では人材が充足している施設の割合が多い傾向があります。応募できる求人が少ないとなかなか納得できる条件で働ける職場を見つけられません。希望の仕事を選べないことがあるのが課題です。看護師として働いた経験が十分にないと、特に大きな病院に就職することは難しいでしょう。中小病院からキャリアアップをしていく必要があります。

・未経験の求人は年齢が高くなると不利になる

30代以上になると年齢が少し上がるだけで不利になっていきます。未経験のときには特に大きな問題になる点です。病院やクリニックで看護師を雇うときに、未経験の人を募集するのは内部で育てようという意識があるからです。若い人ほど学ぶ意欲が高く、物覚えも良くて教えやすい傾向があります。育てた看護師が終身で働いたとすると、働いてもらえる期間が長いほど教育に投資できるというのも施設側の本音です。そのため、30代や40代になると未経験の人は就職が刻々と困難になっていきます。一年でも早く就職した方が採用される可能性が高くなります。

#未経験で30代以上の人が看護師になるおすすめの方法

未経験のまま30代以上になってしまった人がスムーズに看護師になるにはどうしたら良いのでしょうか。看護師になるおすすめの方法を4つ紹介するので参考にしてください。

・最初は就職しやすさを優先する

まずは就職することを目標にして職場選びをするのがおすすめの方法です。看護師としてやりたい仕事があったとしても、年齢と経験という二つのマイナス要因があると希望通りの働き方ができないこともよくあります。それであきらめてしまうよりは、まずは就職して看護師としての経験を積みましょう。同じ職場で3年くらいの経験を積むと、その分野で専門的な看護スキルを身に付けたと見なしてもらえるようになります。その時点で新しい職場に転職してまたスキルを磨き、数年後には希望の仕事に就けるようにしましょう。

・研修が充実している職場を希望する

看護師として実務ができるかどうかという不安をなくすためには、研修が充実している職場を選ぶことがおすすめです。入職した後にOJTではなく、きちんと体系化された研修を受けられる職場なら安心できます。大学病院などの大きな病院や大手医療法人のクリニック、訪問看護ステーションなどでは研修を徹底している傾向があります。求人に応募するときには研修の有無や内容について問い合わせましょう。未経験でもしっかりした研修を受けられれば安心して働けます。プリセプター制度やメンター制度があって当面は実務の面倒を見てくれる上司がいる環境があるとなお安心できます。

・働きやすい待遇の職場を選ぶ

30代以上になるまで働いたことがない人は、突然働き始めると仕事の多さや厳しさに圧倒されることがあります。未経験の人は働きやすい待遇の職場を選ぶのがおすすめです。病院や介護施設では夜勤や土日祝日の出勤もあるのが一般的ですが、日勤のみや平日のみの求人もあります。子育てをしている最中の人でも働きやすいようにしている待遇の代表例です。正職員でフルタイム勤務をするのが難しい場合には、パートタイムから始めることもできます。少しずつ働くのに慣れていくことで、活躍できる看護師に成長していけるでしょう。最初は焦らずに働きやすさを重視するのは賢い就職方法です。

・派遣看護師から始める

看護師になる方法として派遣看護師もあります。派遣社員として働くには経験が必要とよく言われています。しかし、看護師の場合には資格があれば募集があるので働き始めることが可能です。30代以上になったとしても応募できる求人がたくさんあります。健診施設などの比較的働きやすい場所で、基本的な看護スキルを生かす働き方ができるでしょう。派遣先に転籍できるチャンスもあります。派遣看護師から始めるとやりたい仕事を探せる点もメリットです。看護師になって何をしたいかがはっきりしていないときには派遣看護師で働き始めましょう。

・転職エージェントを利用する

30代以上になって未経験のママの人は不安が多いでしょう。不安をなくして就職するには転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントは転職したいと思っている人に求人を紹介したり、転職や就職の活動をサポートしたりしているサービスです。今後、看護師になってどのようなキャリアを作っていくのが良いかを相談することもできます。
転職エージェントの利用は費用がかからないので気軽に使えます。転職エージェントは人材紹介会社を兼ねていて、紹介先の施設から利益を得る仕組みにしているからです。30代や40代だけでなく、50代やシニアの人の仕事探しのサポートをしている転職エージェントもあります。今後、看護師になって何をしていきたいかを伝えれば親身になってキャリアプランを作成してくれるので上手に活用しましょう。

まとめ

30代以上になってから未経験で看護師になるには課題が多いのは確かです。ただ、何歳になったとしても看護師資格があれば就職できます。看護師としてやりたい仕事をできるようになることを大切にして就職先を探しましょう。派遣看護師になったり、転職エージェントを利用したりすると効率的なのでぜひ検討してみてください。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop