看護師は病院以外でも働ける?看護師として就職し働ける職場と病院以外で働くメリット

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#2557 2024/05/10UP
看護師は病院以外でも働ける?看護師として就職し働ける職場と病院以外で働くメリット
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看護師の就職・転職を考えている方で、働く場所に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。病院以外でも看護師が活躍できる職場はたくさんあり、資格を活かしながら希望する職場で働くことができます。
今回は、看護師として働ける職場や、病院以外で働くメリット、病院以外へ転職・就職する際の注意点についてご紹介します。

看護師が求められる場所

・病院
看護師が求められる場所として、真っ先に「病院」が思い浮かぶでしょう。看護師は専門性の高い職業の一つであり、人々の命にかかわる医療の現場には欠かせない存在です。健康の管理・維持という観点では介護分野においても看護師は必要不可欠といえます。そのほか一般企業や教育機関などでも医療知識のある看護師の存在は大きく、急病や怪我への対処はもちろん、感染予防への取り組みといった役割を求められます。

このように看護師は病院やクリニック以外の場所での需要が高く、看護師資格があれば幅広い分野・施設で活躍することができます。

看護師が病院以外で働くメリット

・病院マーク
看護師が病院以外の職場で働くことには、以下のようなメリットがあります。

・残業や夜勤が少ない
病院で働く場合は夜勤や残業が発生するため不規則な生活となりやすいですが、病院以外で働く場合は夜勤や残業が少ないケースが多いです。

例えば、クリニックや訪問看護は職場によって異なりますが、ほとんどが日勤のみの勤務です。一般企業や教育機関も基本的に夜勤はなく、他の従業員と同様の勤務時間となります。毎日決められた時間に働いてしっかりと休みを確保できるため、ワークライフバランスが保ちやすいという点がメリットの一つです。

医療ミスや生死にかかわるプレッシャーが少ない

人の命を預かる医療の現場では、どの職場であっても少しのミスも許されないという点は共通しています。しかし病院では重症患者もいるため、看護師としての責任やプレッシャーを感じる場面が多いです。一方で、病院以外の職場では重症患者を対応する機会が少なくなります。さらに医療行為自体がほぼないような職場であれば、生死にかかわる事態に直面することもないでしょう。

看護師が働ける病院以外の職場

ここからは、病院以外で看護師が働くにはどのような職場があるか見ていきましょう。

クリニック

クリニックの受付
看護師に人気のクリニックでは、問診やバイタルチェック、採血、点滴・注射といった診療補助がメイン業務です。看護スキルを活かすことができ、病院と違って重症患者の対応や夜勤勤務がないため業務負担を軽減できるのがメリットでしょう。ブランク期間を経て復職したい、ワークライフバランスを重視したい、アットホームな環境で地域医療に貢献したい方というにおすすめの職場です。

美容クリニック

美容クリニックは、看護師が働ける職場として非常に人気が高いです。美容クリニックの業務は、カウンセリングから施術の説明、整形手術の補助、術後のケア、商品販売のほか、受付業務や電話対応を行う場合もあります。給与もほかの職場と比較すると高い傾向にあるため、美容業界に興味がある方にはおすすめの職場です。

ただし、美容クリニックは臨床経験としてみなされない場合があるため、将来的に違う職場で働くことを考えている方は注意してください。

訪問看護

訪問看護は、在宅医療が拡大している中で看護師需要の高い職場の一つです。利用者の自宅へ訪問してバイタルチェックや健康管理、身体介助、医師の指示のもと医療処置を行い、住み慣れた家で利用者が快適に生活を送れるようサポートします。体力的負担のある業務もこなしますが、看護スキルを活かして寄り添った看護を行いたいという方に向いているでしょう。

介護施設など、高齢者向け施設

介護施設は、看護師としての知識やスキルを活かすことができる職場の一つです。特に高齢者向けの施設では人手不足が深刻化しており、看護師の需要は非常に高いといえます。看護師の役割は利用者の健康管理や服薬管理を行うことがメインとなるので、病院よりも医療行為を行う機会は減少します。

民間企業の産業看護師

民間企業の一社員として医務室などに常駐し、主に従業員の健康管理や健康相談を行います。勤務形態や給与などは企業によって異なりますが、基本的にほかの従業員と同様に扱われるため、ワークライフバランスはとりやすいでしょう。注意点としては、社内に医務室がある企業は一部しかないため、産業看護師の求人数が少ないという点です。

保育園・幼稚園

保育園・幼稚園では、子どもや保育士、幼稚園教諭の健康管理がメイン業務です。具体的には子どもの怪我や体調不良への対処、アレルギー対応、感染予防対策、健康指導を行います。子どもたちの健康を守り、安全な保育環境を整える役割として看護師の需要が高い職場の一つです。子どもと接することが好きな方に向いているでしょう。

医療機器メーカー

医療機器メーカーで会社員として勤務し、医療機関などへ自社の機器・製品をプレゼンテーションします。臨床経験を活かすことができ、基本的に土日休みの企業が多いです。病院と違って営業という立場で顧客と接するため、医療知識だけでなくビジネスマナーや、外資系メーカーを取り扱う場合は英語力も必要とされます。

テーマパークなどの救護室

テーマパークといったレジャー施設の救護室で勤務し、怪我人や具合が悪くなった人の対応を行います。臨床経験があることはもちろん、コミュニケーションスキルがある方やエンターテインメントな空間が好きな方に向いている職場です。ただし、テーマパークの求人数は比較的少なく、土日の出勤が発生します。

健診センターや献血ルーム

健診センターや献血ルームは、臨床現場で身につけた看護スキルを活かすことができる職場です。基本的に日勤勤務となるため夜勤や残業もなく、人気の高い職場でしょう。基本的にルーチン業務がほとんどとなるので、スキルアップを目指したい場合には不向きかもしれません。

病院以外への転職・就職をする際の注意点

悩む女性看護師
看護師で病院以外へ転職・就職を検討している場合は、以下の注意点を踏まえて自身に合った求人を探しましょう。

スキルや臨床経験が重視されることがある

病院以外に転職・就職することは可能ですが、看護スキルや臨床経験が重視されるケースが多いです。医師が常駐していない職場もあるため、一人で業務をこなしたり看護師に判断を任されたりすることも少なくありません。新卒・未経験の場合は採用される可能性が低いため、まずは病院に勤務し、看護スキルや臨床経験を積むことがおすすめです。

場所によっては、有効求人倍率が低い

一般企業や保育園、美容クリニックなどは看護師の転職先として人気の高い職場となっています。しかし、介護業界のように人手不足が慢性化している職場を除き、病院と比較すると病院以外の求人数は圧倒的に少なく、なかなか採用に至らないのが実情です。内定を勝ち取るためには、転職準備の段階から万全な対策を行いましょう。

参考:【公益社団法人日本看護協会】施設種類別の求人数、希望する施設種類別の求職者数の推移(https://www.nurse.or.jp/home/assets/20231114_nl01.pdf)

夜勤のある病院よりも給与が下がる傾向にある

病院以外の職場では基本的に夜勤が発生しない分、当然夜勤手当も出ません。そのため、病院勤務のときと比較すると給与が下がることがほとんどです。しかし、インセンティブ制度がある職場や、企業の規模の大きさによっては年収が上がるケースもあります。給与を重視したい場合は求人を比較し、自身の希望条件に当てはまる職場を選ぶと良いでしょう。
これらのデメリットををお願い致します。考慮して考えましょう。

まとめ

これまでご紹介したように、看護師が病院以外で働ける職場は豊富にあります。自身の理想の職場に転職したいのであれば、何をもっとも重視するかを明確にすることが大切です。転職活動に不安がある場合は、業界や職場環境に詳しい転職エージェントの活用をおすすめします。

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