美容皮膚科の看護師になるには?皮膚科からの転職は有利?

会員登録 ログイン
メニュー
#2516 2024/03/30UP
美容皮膚科の看護師になるには?皮膚科からの転職は有利?
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

美容皮膚科は美容に興味関心がある看護師にとって魅力的な職場の一つです。美容皮膚科の看護師になって、自分も患者も美しくできるようにしたいと思いませんか。皮膚科で経験を積んだら転職できるのかが気になっている人もいるでしょう。美容皮膚科の看護師になるには何が必要なのでしょうか。

#美容皮膚科の看護師になるには看護師資格があればOK

美容皮膚科の看護師になるときには何か特別な資格が必要なのかが気になるでしょう。結論としては、美容皮膚科の看護師になるために必要なのは看護師資格だけです。クリニックによっては准看護師の資格の人でも看護の専門スタッフとして採用しています。美容皮膚科は美容系の特別な診療科なので別の資格が必要と思いがちです。診療科の中でも敷居が高いと思っていた人も、資格を取れたら働けるチャンスがあるのでチャレンジしてみましょう。

#美容皮膚科の看護師になる方法

美容皮膚科の看護師になるには4つの方法があります。

・新卒で求人に応募する

美容皮膚科では新卒の募集をしている場合があります。看護学校を卒業したばかりの人を募集している求人です。主に大手のクリニックや病院で募集しています。新卒の人ならエントリーできるのでチャレンジしてみましょう。卒業予定の新卒の人だけでなく、卒業後2、3年くらいまで応募できる求人もあります。いわゆる第二新卒に近い採用枠です。あまり数は多くないですが、新卒で就職に失敗してしまったときや、希望の働き方ができなくて美容皮膚科への転職を考えているときには探してみましょう。

・中途採用の求人を探して転職する

美容皮膚科では戦力になる看護師の人材を中途採用枠で募集しているときがあります。新しいクリニックを開くときや、退職してしまう看護師がいて補填したいときが典型的です。看護師が産休育休を取得するときにカバーしてくれる即戦力を求めて募集しているときもあります。中途採用の求人では一定以上の経験やスキルが求められることがほとんどです。新卒採用とは違って特に経験が重視されることを念頭に置いておきましょう。

・リファラル採用を受ける

リファラル採用をしている美容皮膚科もあります。美容皮膚科で働いている友人から話を聞いて美容皮膚科で働きたいと思ったといったときには、その友人に率直に話をしてみましょう。友人の勤め先の病院やクリニックの院長や上司に話をしてくれます。人材として必要と判断してくれれば面談の機会を得られるでしょう。リファラル採用は入職できる可能性が高いのが魅力です。看護師だけでなく医師や営業などで働いている人からもリファラル採用のオファーをもらえるチャンスがあります。

・スカウトされる

スカウトを受けて美容皮膚科に入職しているケースもあります。美容皮膚科クリニックの院長や、病院の美容皮膚科の医師や看護師などから直接オファーを受けて転職する方法です。自分自身のコネクションを通してスカウトを受けるのが一般的です。例えば、看護学校のサークルでお世話になった先輩からスカウトの連絡が来たり、同期で一緒に国家試験の勉強をした仲間の一人から同じ職場で働かないかというオファーが来たりします。美容系のセミナーに参加したときに名刺交換をした美容皮膚科クリニックのスタッフや経営者からスカウトされることもあります。
また、美容皮膚科に人脈があまりない人も、転職サイトに職務経歴書や自己PRを載せてスカウト募集をすることも可能です。スカウト募集は実務経験がないとオファーを受けられる可能性が低いですが、関連する経験が豊富な看護師はスカウトされる可能性があります。

#美容皮膚科への転職に有利な経験

新卒の人を除くと、美容皮膚科の看護師になるには戦力になると認められる程度の経験が必要です。美容皮膚科への転職にはどのような経験があると有利なのでしょうか。美容皮膚科の求人を見ると、必須条件や要望条件が記載されています。働きたい病院やクリニックがあるなら求人をチェックして必要な経験を積むことが大切です。ここでは一般的に美容皮膚科への転職で有利になる経験を紹介します。

・美容皮膚科での勤務経験

美容皮膚科で働いた経験は転職で有利になります。看護師として働いた経験があると最も有利ですが、営業などの他のスタッフとして働いた経験があるだけでも優遇されるでしょう。美容皮膚科の患者のニーズや現場の雰囲気を理解していて、すぐに順応できると考えられるからです。アルバイト経験でも考慮してもらえることがあるので、職務経歴書か履歴書にコメントを入れておくと良いでしょう。

・美容外科での看護師経験

美容外科で看護師として働いた経験がある人は美容皮膚科への転職が比較的容易です。3年くらいの経験を積んでいれば戦力として認めてもらえます。美容皮膚科はプチ整形などのメスを使わない手術や各種美容ケアによる治療を中心にしています。美容外科に比べるとオペ対応のスキルは低くても問題はありません。しかし、美容の悩みを持つ患者の看護をするスキルがあると活躍できるので、美容外科での看護経験は重視されています。

・皮膚科での業務経験

皮膚科での看護師として働いた経験がある人は優遇されます。一般皮膚科での治療は保険診療を中心としているので、自由診療が多い美容皮膚科とは考え方が違います。しかし、皮膚についての知識と看護のノウハウがある点で、皮膚科経験のある看護師は貴重な人材です。肌荒れの原因は保険治療で対応可能な感染症ということもよくあります。皮膚科での経験が豊富なら、的確な看護対応ができる期待の人材として認めてもらえるでしょう。

・病院のオペ室の経験

病院でオペ室勤務をしていた看護師も経験を評価されます。美容皮膚科ではオペ室の経験をどのくらい高く評価するかは現場によって違います。簡易的な手術をしている美容皮膚科クリニックでは衛生管理や手術補助に長けている看護師を重宝しているので、オペ室経験が多いと有利です。医療脱毛などの継続的なケアが必要な施術が中心のクリニックでも、患者の術後の症状に応じた看護ができる点で大切にされています。

・美容関連の仕事の経験

美容皮膚科の看護師になるときには美容関連の仕事の経験もプラス要素になります。美容についての知識や技術があると認められるからです。エステティシャンやセラピストとして働いていた経験や、美容サロンで営業や施術担当者をしていた経験は評価を上げられるポイントです。業務経験がなかったとしても美容関連の資格を持っていると有利になる場合もあります。特に美容皮膚科の中でエステなどの他のサービスも提供している場合には高い評価を得られるチャンスがあります。

・美肌のセルフケア経験

仕事は関係なく、自分で美肌を目指してケアをしてきた人は美容皮膚科への転職が有利になります。美肌のセルフケアを続けてきて経験を積んでいる看護師は美容皮膚科で貴重な人材とされています。美容皮膚科では美肌になりたいという患者が集まっている診療科です。病気を治したいという目的で患者が集まるクリニックとは少し考え方が違います。美容の悩みを解決して美しくなることは、病気で生活するのもつらい状況から脱却することと異なるのはイメージできるでしょう。より美しい肌にしたいという気持ちを持っている患者が集まるのが美容皮膚科の特徴です。カウンセリングをして理想と思ってもらえる方法を提案することで契約してもらえます。セルフケアの経験が十分にあると、患者の相談内容に応じて適切なアドバイスができます。美肌をキープしているなら、自分自身の肌も見てもらうと説得力があるでしょう。患者から信頼される看護師になれるので有利です。

まとめ

美容皮膚科の看護師になる方法を詳しく説明してきました。今からでも美容皮膚科の看護師になれるというイメージができたでしょうか。新卒のときでないと、関連する経験なしでは美容皮膚科に入職するのは容易ではありません。一度、関連する仕事で経験を積んでから美容皮膚科に転職することも考えてキャリア計画を立てましょう。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop