仕事をしながら看護師になるならパート・派遣を選ぶべき理由とは?

会員登録 ログイン
メニュー
#2462 2024/02/06UP
仕事をしながら看護師になるならパート・派遣を選ぶべき理由とは?
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

仕事をしながら看護師になりたいと思っていませんか。働いて収入を得なければならない状況でも、今後の働き方を考えて看護師になりたいと思うことはよくあります。働きながら看護師になるにはパート・派遣を選ぶのがおすすめです。なぜフルタイムの正社員よりもパート・派遣が良いのかを紹介します。

#看護師になるには仕事をしながらでは難しい

まず、現実的な問題として看護師になるには仕事をしながらではかなり難しいことは認識しておきましょう。働きながら看護師になる方法はあります。しかし、看護師になるには国家試験を受けて資格を得なければならないというハードルがあります。国家試験の受験では看護師として必要な教育を受けることが求められているため、誰でも受験できるというわけではありません。ここでは看護師になるために必要な条件を解説します。

・看護師になるには看護学校に通うことが必要

看護師になるには看護師養成のカリキュラムを設けている看護学校に通うことが必要です。専門学校、短期大学、大学が候補で、必要な単位を取得して卒業することで国家試験を受けられるようになります。看護学校では授業を受けて看護や医療・福祉についての知識を学ぶだけでなく、現場で実習をして看護スキルを身に付けなければなりません。看護学校は朝から夕方まで平日は毎日授業があります。実習の期間は朝が早い日もあれば、夜遅くなる日もあり、学校によっては土日も実習に参加しなければならない場合もあります。仕事をしながら学校に通って看護師の資格を取るのは難しいのは明らかでしょう。

・准看護師から看護師になる方法でも学校に通うことが必要

看護師になるには准看護師を経る方法もあります。准看護師は看護師と同様に看護の仕事の専門家として働ける職種です。看護師とは違って自分の判断で看護業務をすることができないのが原則で、看護師や医師の指示を受けて働くことになります。実際には看護師も准看護師も現場での働き方はほとんど違わないことが多いですが、看護師の方が上位職になるのは確かです。
准看護師になれば看護の仕事はできますが、看護師になる場合と同様に試験に合格して資格を得る必要があります。准看護師の場合には都道府県の試験を受けることが必要です。試験を受験するには准看護師養成所で2年間は学んで授業や実習を受けなければなりません。その後、准看護師から看護師になるにも学校で勉強することが求められます。全日制なら2年間、定時制なら3年間の修学が必要になります。通信制で2年間の修学によって看護師になれる可能性もありますが、実務経験が7年以上必要です。このように准看護師を経て看護師になるのは、かえって長い年月がかかってしまうので、これから看護師になるなら直接看護師資格を取るのがおすすめです。

・仕事をしながら学校に通うのは困難

現実的には仕事をしながら学校に通うのは困難です。平日の朝から夕方まで学校に通って、仕事もすることはできないわけではありません。しかし、今の働き方で学校に通える人はあまりいないでしょう。仕事をしながら看護師になるには工夫が必要です。

#仕事をしながら看護師になるには

仕事をしながら学校に通って看護師になるには以下のポイントを押さえて仕事の計画を立てるのが大切です。仕事と学業を両立させる方法について詳しく見ていきましょう。

・フルタイム勤務は避ける

まず、フルタイム勤務で仕事をしながら看護師になるのは困難です。平日の昼間は学校に通うことになるので、仕事との両立はできないでしょう。修学期間も長いため、有給休暇でしのぐこともできません。平日の昼間に仕事をするフルタイム勤務をしながら看護師になるのはほぼ不可能なので、仕事を続けたいなら別の方法を探る必要があります。

・夜間に働く仕事は負担が大きい

夕方から早朝の時間帯ならフルタイム勤務ができると思う人もいるでしょう。確かに学校で授業が終わってから仕事をするスケジュールは不可能ではありません。ただ、昼間は勉強して夜間に働く日々を毎日送っていると体力的にも精神的にも負担が大きく、3年以上も長続きしないのが普通です。強い精神力が求められるのは確かなので、夜に働きながら看護師を目指すのは避けましょう。

・土日に働けるパート・派遣を選ぶ

看護学校はほとんど平日だけで済むので、土日にだけ働きながら看護師を目指すのは合理的です。土日だけではフルタイムでは働けませんが、パートや派遣なら仕事を見つけられます。パートも週3以上の仕事が多いので仕事探しには苦労する可能性があります。ただ、土日の両方に出てくれる人はサービス業では重宝されています。派遣でも土日なら週2日で働ける案件があるので探してみましょう。

#仕事をしながら看護師になりたいときの対策方法

仕事をしながら看護師になる方法は限られています。収入を途絶えさせたくない、学費が気になるといったときにはやはり働かざるを得ないでしょう。ここでは仕事をしながら看護師になりたいときの対策方法を紹介します。

・勤め先と交渉する

勤め先との交渉によって仕事を続けられる可能性があります。看護師の資格を持っていることが勤め先にとってメリットになる場合には配慮を受けられる場合があるので交渉してみましょう。医療や福祉の施設で働いている場合には、看護師として活躍してくれるようになるなら特別休暇を与えるといった対応をしてくれる場合があります。土日も仕事がある職場の場合には、就学期間中だけ土日のみの勤務にしてくれることもあります。相談してみなければどうなるかはわかりませんが、まずは上司に切り出してみるのがおすすめです。ただし、看護師の資格があっても勤め先にとってメリットがない場合には認めてもらえることはありません。

・教育ローンや奨学金を活用する

看護師になるための学費が悩みで働かなければならないと思っているなら、学費負担の対策をするのがおすすめです。教育ローンを利用したり、奨学金を手に入れたりすれば学費の負担を一時的にしのぐことができます。支給型の奨学金でない限りは、教育ローンも奨学金も返済が必要になります。しかし、就学期間中は学費負担が軽減されるので、当面の生活費があれば看護師資格を取ることが可能です。看護師になって就職してから返済をする仕組みになっているため、まずは看護師になることを優先したい人にはうってつけの方法でしょう。

・家族に助けてもらう

家族から支援を受けて看護師になる方法もあります。独身なら両親にお願いして当面の生活費や学費を立て替えてもらう方法があるでしょう。結婚しているならパートナーに看護師になりたいことを打ち明けて支援してもらうのが適切です。両親でもパートナーでもきちんと話をして理解を得られれば、多かれ少なかれ支援をしてくれます。家族を頼りにするのは後ろめたい気持ちがあるかもしれませんが、仕事を一時的に辞めて看護師資格の取得に集中するには最も効果的です。

・看護助手のパート・派遣を探す

どうしても働きながら看護師を目指さなければならないなら、看護助手のパートや派遣の仕事を探すのがおすすめです。看護助手は看護師の資格がなくても問題ありません。看護助手になると看護業務を実際に現場で経験することができます。学校で学ぶだけよりも実地での生きた知識が手に入るので、国家試験に合格しやすくなるでしょう。看護師の資格を取ろうとしていることを伝えたら、勤務時間を配慮してもらえる可能性もあります。看護助手の求人はパートでも派遣でも比較的多いので、転職して仕事をしながら看護師を目指すのがおすすめです。看護師になったらそのまま正職員になれるチャンスもあるので検討してみてください。

まとめ

看護師になるのは仕事をしながらではかなり厳しいですが、パートや派遣ならできる可能性があるとわかったでしょうか。特に看護助手に転職してパートや派遣で働く方法はおすすめです。パートや派遣で働きながら、大学や専門学校での就学に必要な学費は教育ローンや奨学金なども活用して、上手に看護師になる道を歩んでいきましょう。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop