看護師の就職で成功しやすい応募の数は?面接対策に関わるポイントも解説!

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#2453 2024/01/28UP
看護師の就職で成功しやすい応募の数は?面接対策に関わるポイントも解説!
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看護師が就職活動をするときにはいくつの施設に応募したら良いか迷う人も多いでしょう。就職で成功しやすい応募の数はいくつなのでしょうか。この記事では看護師が初めて就職するときの応募数の考え方を、面接対策との関連性と合わせてわかりやすく解説します。

#看護師の就職では応募する施設は少なめに!

就職に成功したいと思っている看護師ほど、できるだけたくさんの施設に応募しようと思うのではないでしょうか。看護学校から実習先に就職しやすい場合には1本で就職活動をする人もいるのは確かです。ただ、自分で就職先を探して内定を得なければならない場合には、たくさん応募した方が有利だと考える人が多いでしょう。
しかし、看護師の就職では応募する施設は少なめにするのがおすすめです。応募数を増やすのにも減らすのにもメリット・デメリットがあります。実際には多すぎて失敗しているケースが目立つので、イメージしているよりも少なめの数にしましょう。出身の看護学校や就職したいエリアによって具体的にどのくらいの数が良いかは異なります。就職に対する考え方によって必要数も違うので、イメージしたよりも少なめにすればOKと考えましょう。

#看護師の就職で応募数を増やすメリット・デメリット

看護師の就職活動で応募数を増やすメリットはイメージできても、デメリットはよくわからないという人もいるでしょう。ここでは応募数を多くすることによって生じるメリット・デメリットを紹介します。

・選考で落ちても次のチャンスが続きやすい

就職活動でできるだけたくさんの施設に応募しようと考えるのは、もし選考で落ちてしまっても次があるからでしょう。看護師の就職活動は競争なので、より魅力的な人が他にいたら落ちてしまいます。応募した数が少なくてチャンスがなくなり、就職浪人になってしまうのが不安だからたくさん応募するというのが典型的です。特に新卒採用は応募期間が限られているので、チャンスを逃さないように応募数をできるだけ多くするのは賢いと言えます。

・いろいろな職場を候補にして応募できる

応募数を増やせば候補にできる職場を増やせるのがメリットです。大学病院もクリニックもデイケアセンターも興味があるという人もいるでしょう。病院で働きたいという気持ちは固まっていても、総合病院で専門を落ち着いて決めていくか、やりたいイメージがある診療科の専門病院で働くかで迷うこともよくあります。応募数を増やして広く応募すると、面接での説明を通して施設ごとの違いについての理解を深められます。いろいろな職場に応募すれば、面接を経て働きたい職場を選び出せるのが魅力です。

・面接の経験値が上がっていく

たくさんの施設に応募して書類選考が通ったら、面接もたくさん受けられます。面接を実際に受けて経験値を貯められるのが多数応募をするメリットです。初めての就職では面接の受け答えや立ち振る舞いで失敗することもよくあります。しかし、一度失敗を経験すると、以降の面接では失敗することはないでしょう。答えられなかった質問にも別の施設の面接では対策できるので、たくさん受けるのは面接の経験値的に有利になります。

・応募先が多いほど施設調査の負担が大きい

応募先を増やすと調査負担が大きいのがデメリットです。施設の求人情報を探すだけでなく、それぞれの施設の特徴やメリット・デメリットも調べなければなりません。すべてに応募できるわけではないので、比較してどこにするかを選ぶ必要があります。さらに深く情報を掘り下げていかなければ書類対策も面接対策もできないので、応募する施設数に比例して準備負担が大きくなるのが難点です。

・応募時点で書類を書くのが大変になる

施設の事前調査が終わって応募先を決めた後も書類を書くだけで一苦労です。履歴書の基本事項はすべて共通で問題ないですが、志望動機などの自由記述欄はそれぞれの施設に合わせて書かないと書類選考が通りにくくなります。採用担当者の目は肥えているので、どの施設でも通用するような書き方をしているのを見抜いて落としてしまうでしょう。エントリーシートも含めて個別に丁寧に書いていくと、応募数が多いほど応募時点での負荷がかなり大きくなります。

・選考が同時に進むと面接の日程調整が難しい

無事に応募を終えて選考が進んでいくと面接の日程調整の問題が浮上します。面接日程が複数の施設で重なってしまって、1つだけしか選べないというトラブルは決して少なくありません。選んで施設の面接で落ちてしまうといたたまれない気持ちになります。日程調整は応募数が多いほど切実な課題です。

#看護師の就職で応募数を減らすメリット・デメリット

看護師が応募数を減らして就職活動を進めるのにもメリット・デメリットがあります。本当に減らしても大丈夫なのかが不安な人のために、ここでは応募数を減らすことの良し悪しを解説します。

・本気で働きたい施設だけに応募できる

応募する施設数を減らすと本気で働きたい施設だけに厳選できるのがメリットです。就職しても不満が募ってしまっては元も子もありません。看護師としてどんな働き方をしたいかを考えて、理想を実現できる施設だけに絞り込むと実は数が少ないということもよくあります。応募数を減らす意識を持つと、本気で働ける職場を見つけやすいのでおすすめです。

・徹底調査をして書類対策・面接対策ができる

応募数が少なければ一つの施設の書類対策や面接対策にかけられる時間を十分に確保できます。求人票に書いてある表面的な情報だけでなく、施設のホームページや広報誌、看護学校の先輩などを通じて徹底調査をして得られた情報も使って対策を立てられるのがメリットです。十分な情報を集めて整理すると的確な対応ができます。履歴書やエントリーシートも面接の受け答えも施設に合わせられるので、魅力を感じてもらいやすくなります。

・一貫した考え方で応募しやすい

応募する施設数を減らすには志望する施設の特徴を絞り込む必要があります。医療と介護なら医療が良い、病院とクリニックなら病院が良い、総合病院と専門病院なら総合病院が良いといった形で絞り込んでいくと、基本的な志望の考え方に一貫性が生まれます。応募先ごとにまったく異なる面接の受け答えをする必要はなく、基本は同じで施設の特徴に合わせた答え方をするだけで問題ありません。面接対策の負担が軽減されるのは明らかでしょう。

・本命で初めての就職面接になる可能性が高くなる

応募数を減らすと初めての就職面接が本命の施設になる可能性が高くなります。他の応募先で面接の練習をしてから本命の面接を受けたいと思っている人にとっては不安が大きくなるのがデメリットです。応募数が多くても最初が本命ということはありますが、確率的にリスクが上がります。

・やりたいことが多いと絞り込むのが難しい

看護師としてやりたいことが多くて選べない場合には、応募の時点で絞り込むのが難しいでしょう。業界すら選べない人は応募数を多めにした方が良いかもしれません。面接を通して知ることはたくさんあるので、やりたいことを絞り込めない人はあえて減らし過ぎないようにしましょう。

・全部落ちると就職できない

応募数を減らすと落ちたときに就職できなくなるリスクがあるのが最大のデメリットです。徹底した対策をして応募したとしても、より優れている人がいたら落ちることはもちろんあります。全部落ちて就職浪人になってしまいたくないなら、応募数は減らし過ぎないのが無難です。ただ、仮に落ちたとしても既卒枠ですぐに就職活動を始められます。看護師の既卒の募集は年中おこなわれているので、希望の職場があるか確認しておくと安心感を得られるでしょう。

まとめ

看護師は就職できないのではないかという不安に駆られて応募数を増やしがちです。しかし、たくさん応募すると負担が大きくなり、個々の応募先の対策を立てにくくなります。本気で働きたい本命施設に就職するのは応募数を厳選するのがおすすめです。就職活動の全体的な負担を軽減することにもつながるので、やや少なめに応募数を決めましょう。

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