新卒で就職して1年で退職した私の再就職体験談?2回目の就活を成功させる方法?

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#2425 2023/12/31UP
新卒で就職して1年で退職した私の再就職体験談?2回目の就活を成功させる方法?
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看護師は3年は務めないと…!そんな言葉を耳にタコができるほど聞いたことがあると思います。
しかし!新人で就職して、あれ?なんか思っていたのと違う…聞いていたのと違う…妊娠してしまった…人間関係が…などの色んな理由で職場を辞めたくなる人もいるかと思います!
ここでは新人で辞めてしまったけど再就職成功した、私の体験から、再就職を成功させる面接、履歴書のちょっとしたポイントをご紹介します!

【私の新人の就職時代】

私が新卒で看護師として就職した体験談にはなりますが、ここで私の紹介をさせて頂きたいと思います。
私が就職した病院は、地域に密着したそこまでも大きくは無いへき地医療をする病院でした。
新卒で周りは大きい病院に就職する中、なぜ、わざわざこの様な病院を選んだのかというと、当時付き合っていた彼氏(現在の夫)と就職した年に結婚する予定をたてており、お互いの職場が近かったので、まぁまぁ病棟もオペ室もありある程度の大きさのある病院に就職しました。
さて、看護師として就職する上で皆さんは何を重視して就職先を決めますか?
・教育体制
・福利厚生
・休日の多さ
・給料
といったところでしょうか?
私が退職した理由としては上記の上2つである、教育体制、福利厚生に特に問題があり退職することになりました。
まず、教育体制といったらプリセプター制度、研修といったことが思い浮かぶかと思います。
だいたいの病院ではプリセプター制度をとられています。プリセプター制度とは新人看護師に先輩看護師が1人から2人ついてマンツーマンで指導してもらいながら、ひとり立ちできるまでフォローしてくれるという制度です。
私の居た病院でも、このプリセプター制度がとられていました。では何が問題だったかというと、私の担当のプリセプターは40歳代の女性の先輩看護師でしたが、このプリセプターは何よりも夜勤専従でもないですが、夜勤ばかりつく人でした。
新卒看護師は数ヶ月は日勤で働き、慣れた頃に夜勤につく流れになるのですが、プリセプターの夜勤明けに日勤の私が職場に行く。プリセプターと話すのは朝の10分程度。その日のフォローをしてくれる先輩看護師は日替わりランチのように変わる毎日でした。
そんなある日、いつものようにプリセプターが夜勤明けに私に話しかけてきて「私今から家帰って日勤終わる頃にまたここに来るから少し話そう」
そう言われ、日勤後にプリセプターと会うと、駐車場にあるプリセプターの車に乗るよう言われました。
すると、「○○(私の事)さんは○○みたいなことしてたみたいだね」
「○○さんは○○してたらしいけど、どうして?」
このような尋問が車の中で始まりました。
その時、プリセプターは私が仕事している所を見ていないので、毎日日替わりランチのようにフォローしてくれていた先輩看護師が色んなあることないことをプリセプターに伝えていたのだと気づきました。
あまりにもある事ないことを頭ごなしに言われ、どうしてそのような行動をとっていたのかも聞いてはくれず、プリセプターに対する不信感を覚えました。
そのような逃げ場のない説教が数回あり、私は我慢できず、「○○さん(プリセプター)は私がなぜそのような行動をとったのかも、根拠も聞かず、フォローしてくれた○○さんの言うことだけ聞くのですね。」と伝えました。
そのような病棟の居心地の悪さから、出勤時には涙が止まらなくなり仕事を行くことが苦痛になり、仕事を1年で辞める運びとなりました。
もう1つの理由としては、福利厚生です。
福利厚生では、職場によって色々変わって来ると思いますが、職場によってはホテルの優待、社員旅行、特別休暇、などが挙げられるところでしょうか?
私は就職して半年で結婚をしました。そこで、特別休暇がつくと言われていました。しかし!「1年目だから結婚休暇の特別休暇はないよ。」と師長さんに数ヶ月経って聞かされました。
そこで、就業サインをした雇用書類を引っ張り出し、確認してみたところ、やはり特別休暇あり!と書いてあるのです。
1年目だから結婚を想定してない書類なのか知りませんが、世の中には1年目でも結婚する人は居るでしょう!?という気持ちになりました。
そんなこんなで病院に対する不信感もあり、夫や親に相談し、病院を1年で退職することにしました。

【再就職をしやすくする為に】

私の場合、退職した後妊娠、出産があり看護師のブランクが2年近くになりました。
中途再就職するにあたって、大体病院側から求められることとして、【経験】が挙げられると思います。
しかし、私の経験…1年!!!どうしようと思いましたが、その経験に変わって勝るものは何かないか…
資格がある!!と考えました。
看護師資格は持ってます。その資格プラスでBLS、ACLSという資格を取ると、再就職しやすいのではないか!と考えました。
BLS、ACLSとは日本ACLS協会によって行われる、アメリカ心臓協会(AHA)の世界基準の心肺蘇生法講習会です。
この講習会は全国的にどこでも行われており、この資格を取っていると、病院側はこのような資格を持っている看護師が在籍しています。とホームページなどで公開でき、外部からも看護の質が高いと評価されやすいです。
また、履歴書にはこの資格を持ってます!というアピールにもなり、勉学に向上心があると書類選考から伝わります。
このBLS講習会、ACLS講習会は就職していない潜在看護師の間にも取得可能で、金額は2万5000円から3万円程度かかりますが、私はまた何度も就活をするより全然まし!と思い、すぐ講習に行きました。
私の友人の話になりますが、講習に行く予定で履歴書にBLS講習受講予定と資格の欄に書いただけで好印象になり、無事再就職の内定を頂いたこともあります。
経験がないから…ブランクがあるから…と諦めるのではなく、そのブランク中も時間を無駄にせず、このような講習会に参加することで、再就職しやすくなるのだと思います!

【再就職の流れ】

書類選考→面接→内定といった流れが一般的かと思います。
この流れに沿ってポイントを説明します。

書類選考では履歴書が必要になります。履歴書では学歴や資格などの嘘偽りなく書くことが必須です。また、先程紹介したBLS、ACLSなどの受講予定の場合、受講予定と資格の欄に書いた方が好印象ですので、資格受講予定の場合も遠慮なく書いてください!!

面接では聞かれることが多い項目をいくつか紹介させて頂きます。
・志望動機
・長所、短所
・前職をやめた理由
・看護観
多くはこの項目は必須といってもいい程聞かれると思っていいでしょう。
まず、志望動機についてはブランクがある場合、ライフスタイルに合わせた職場選びをした結果貴院がいいと判断しました。という一言は添えた方が好印象かと思います。
大体の病院の看護師はまだまだ女社会です。子育てをしながら仕事をしているママさんナースが多いので、ライフワークバランスに積極的に取り組んでいる病院が多いです。
ですので、子供のことも考えて貴院なら安心して働けると思った。ということを面接の際は言うことで相手側は、理解してもらえます。
独身の場合は病院側に自分が採用されることでメリットがあるということを前面に出していくことがポイントになります。
資格取得をしているので、貴院で役に立てると考えます。や、資格取得をしていく予定です!など勉強への向上心があるということをアピールすることで、病院側からは働いてもらいたい!と思って貰えます。
次に長所、短所について。長所は言いやすいと思いますが、短所はどこまで言っていいのだろうか、これを短所とすると悪影響ではないかと不安になるかと思います。
短所のポイントとしては、いい事を○○し過ぎる。といった言い方をする方がいいかと思います。
例えば、「頑張りすぎる」などといったことに加え、エピソードを添え、「頑張りすぎる為、報連相をこまめにすることで1人で抱え込まないようにしている」などといった対策まで加えるとより好印象になるかと思います。

前職をやめた理由では、結婚を機に辞めた、出産を機に辞めたといったことは相手側に全然言っていいことです。
前職をやめた理由で相手側が聞きたいことは、やめた理由で精神疾患等ないか、同じようなことを就職して起きないだろうかということが懸念点になります。ですので人間関係といった理由は禁句ワードになります。病院でも色んな方が働いていたりしますので、人間関係が良いと言ったことは一概に病院側から言えないからです。ですので、円満退社ということをアピールすることがここでは重要になります。

看護観を聞かれた場合、看護観とは看護師として何を重要として働いているか?ということを問われていることになります。ですので、看護観と聞かれた場合、「寄り添う看護」「患者様の手や足となれる看護」などに加え、エピソードを添えると良いかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私の体験談も踏まえ、再就職を成功させる方法をご紹介致しました。
再就職をするにあたって履歴書での推しポイント、面接での推しポイントを説明しましたが、再就職したい企業側にどう自分を好印象と思われるか。
これが再就職にあたって重要になります。
皆様が良き職場と巡り会い、ご活躍されることを祈っております!

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