転職に向いている病院とは?看護師の現状からわかりやすく解説!

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#2320 2023/09/20UP
転職に向いている病院とは?看護師の現状からわかりやすく解説!
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看護師の転職では、どこを選ぶと良いのかがわからずに困ってしまうことがよくあります。転職に向いている病院を知りたいと思っている人もいるでしょう。この記事では看護師の現状を踏まえて、転職に向いている病院の特徴を紹介します。 

#看護師は病院で不可欠な存在で転職しやすい

看護師が転職しようと思ったときに、「どの病院が良いか」と考えることが多いのではないでしょうか。看護師は必ずしも病院でしか働けないわけではありません。医療ならクリニック、福祉なら介護施設でも専門性を生かして働けます。保育園や学校などでも看護師の需要はあるので転職先として検討できます。ただ、転職しやすいという意味では病院は看護師にとって魅力的です。病院では看護師は不可欠な存在だからです。まずは病院が転職に向いている事実を理解しておきましょう。

・病院の現場を回している中心的な存在

看護師は病院の現場を回しているのでとても貴重な存在です。病院では医師による診察・診断がなければ治療を始められないため、医師が不可欠な存在なのは明らかでしょう。ただ、看護師がいなかったら病院の現場は回りません。医師が診察をするときにあらかじめ問診票を渡したり、表情や様子を見て医師に伝えたりすることによってスムーズに診察が進むようになります。病棟では患者の容態をチェックして記録したり、スケジュール通りに注射や点滴による投薬をしたりする役割を果たしています。看護師は患者が相談しやすい医療スタッフとしても評判が良いので、患者の声の聞き手としても欠かせません。このように多岐にわたる重要な役割を果たしている看護師は病院では重宝されています。

・医療スタッフの橋渡しをする立役者

看護師は医師や薬剤師などの医療スタッフ間での橋渡し役も担っています。病院ではさまざまな専門性を持つ医療スタッフが連携することでより良い医療を提供することが可能です。それぞれのスタッフの業務効率を上げるにも連携が重要になります。看護師は看護の仕事を担当しながら、医師のサポートとして薬剤師や臨床検査技師などのスタッフたちと連携して医療を円滑に進める立役者になっているのが一般的です。医療をスムーズに動かすためにかあせない存在なので、転職しやすい状況があります。

・診療報酬の十分な獲得にも必須

看護師は病院で不可欠な役割を果たしていますが、業務の量が多いだけでなく、範囲も多岐にわたっているので大変です。その働きに見合った処遇を与えるべきだという考え方が強く、診療報酬改定の際にも看護職員処遇改善評価料が設けられています。平たく言えば、賃上げをすると点数をつけられる仕組みです。病院では診療報酬制度に基づいて国から資金を確保しています。診療報酬の十分な獲得には優秀な看護師を採用して、院内で成長させて給料を上げていくことが必要です。このような診療報酬改定の傾向があるため、看護師は病院に転職すると将来性も良くなります。

・有効求人倍率が高くて全体的に不足気味

看護師の転職を検討すると良いのは有効求人倍率が高くて転職しやすいからです。厚生労働省によって発表されている2020年前後の有効求人倍率の推移を見ると、看護師・保健師・助産師の有効求人倍率は3前後です。病院以外にもクリニックや介護施設などからの募集も含めた結果ですが、たくさんの求人から候補を選んで転職できる状況があるのは明らかでしょう。転職しやすい環境がある現状を生かして病院に転職するのはおすすめです。

#看護師の転職に向いている病院とは

看護師が転職しやすい病院を選びたいと思ったときには、どのような特徴のある病院を選んだら良いのでしょうか。ここでは看護師の転職に向いている病院を3つ紹介します。

・看護師が不足している病院

看護師がそもそも不足していて積極的に採用している病院はまずおすすめです。看護師が不足しているから募集するのは当然です。ただ、欠員が出たから補充するのではなく、慢性的な人手不足で募集を進めている病院は転職しやすく、初めての診療科にも転職できるチャンスがあります。看護師としての基本スキルがあって、現場に馴染める人なら採用するというスタンスのことも多いのが特徴です。新しい診療科で働きたいと思っている看護師にはうってつけの転職先でしょう。

・優秀な看護師を必要としている病院

優秀な看護師を探している病院は経験を積んできたベテランの人におすすめです。都会の大手や専門病院、地方のトップ病院などでは高度医療を担当しているため、複雑な症例の患者にも対応できる優秀な看護師が求められています。手術室でも他の病院ではないような症例に的確な対応をすることが求められるため、手練れの看護師が必要です。今まで活躍してきた看護師が離職してしまい、急遽増員が必要になったときには積極的な募集がおこなわれます。人材紹介会社を利用して確実にスキルセットが揃っている看護師を探すことが多いので、転職エージェントに相談すると転職先の病院を見つけやすくなります。

・新しい診療科を立ち上げる病院

新しい診療科を新設する計画を立てている病院も転職に向いています。禁煙外来や生活習慣病内科などのように、医療に対する世の中の要求の変化に応じて、さまざまな専門診療科が病院に新設されています。新しい診療科の立ち上げでは院内から異動によって看護師を確保する部分もありますが、同じ診療科で経験を積んできた看護師を外部から採用して補充し、スムーズに診療を進められるようにするのが一般的です。立ち上げは大変な面が多い代わりに高い処遇を受けられるので、高給料で働きたい看護師の転職に向いています。

#転職先の病院を見つけるときのチェックポイント

看護師の転職先の病院は自分に合うところを選び出すのが大切です。ここでは転職によって理想を実現するためのチェックポイントを簡単にまとめました。どの病院に転職したら良いかわからないと思っていた人は、以下のポイントをチェックして応募先を決めましょう。

・勤務条件が希望に合うか

病院への転職では勤務条件のチェックが不可欠です。厳しい勤務スケジュールで働かなければならなない場合もあります。2交代制と3交代制でどちらが良いか、夜勤や土日祝日の対応ができるか、残業が平均してどのくらいあるかといった点をチェックしましょう。

・業務内容にやりがいがあるか

業務内容をチェックしてやりがいを感じられそうかを考えるのも大切です。配属される診療科がどこかも合わせて確認して、やりがいを持って前向きに働ける病院を候補として考えましょう。

・キャリア設計ができるか

看護師として今後のキャリアプランを立てて成長していける病院かどうかをチェックするのも重要です。キャリア支援制度やスキルアップ支援制度があって、自主的に成長できる福利厚生があるとキャリアを伸ばしていけます。

・スキルや経験を活かせるか

転職先の病院でスキルや経験を活かせると高い待遇で採用してもらえます。給料や立場にこだわりたい人には最も重要なチェックポイントです。経験を積んできた診療科の募集でないとなかなか処遇はよくならないので注意しましょう。

・転属や転勤の可能性があるか

転属や転勤についても病院選びのときには考えた方が良いでしょう。例えば、日本赤十字の運営する赤十字病院では全国各地に病院があります。同じ法人が運営しているので転勤の可能性がないわけではありません。また、病院によっては同じ病院施設内でも診療科の転属を命じられる場合があります。詳細は規程で定められていて求人には書かれていない場合もあります。転属や転勤を避けたいと思っているなら応募時点で問い合わせてチェックしておいた方が良いでしょう。

まとめ

看護師の転職では病院に魅力があること、転職に向いている病院には特徴があることを詳しく紹介してきました。転職のときには病院なら良い待遇を受けられるチャンスがあるだけでなく、今までの経験を活かせる可能性も高いのが魅力です。期待している待遇がすべて整っているかをチェックしてから病院の求人に応募してみましょう。

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