内科の外来看護師になるにはどうしたらいい?

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#2309 2023/09/10UP
内科の外来看護師になるにはどうしたらいい?
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看護師として働きたいと思ったとき、なんと言っても人気の診療といえば内科になります。内科の看護師として働くためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。ここでは、内科の外来看護師になるにはどうしたらいいかについてお話します。

・内科看護師になりたい人はたくさんいる

内科の外来看護師になるには、そこに配属される事が前提となります。個人病院の場合は、内科に勤務することができます。しかし総合病院の場合は、自分の希望を伝えていても、その希望部署に配属されないこともあります。そのことから、配属されるように、熱意を伝える事が大切となるのです。
面接では、内科看護師になった場合は、どのようなことをしたのか十分に考えて言葉にできるようにしておきましょう。

・外来看護師は人気

内科看護師になりたいと思う人も多いですが、外来看護師を希望する人もおおいです。そのことから、内科の外来看護師の就職はむつかしくなります。外来看護師を希望する人が多いのは、なんと言っても夜勤がないからです。結婚をしている、子供がいる、介護をしている看護師が希望することもあり競争率が高くなります。独身であり、内科外来で勤務したい看護師は特に難しいと思うようにしましょう。

・患者さんが多い

内科外来の場合は、ほかの診療科よりも患者さんが多いです。朝の受付が戦争と思うぐらい、患者さんが受診します。その理由としては、内科でかかっている患者さんが多い事です。
心臓や、ほかの臓器の疾患でかかっている、内分泌の疾患でかかっている等、その内容はとても多いのです。クリニックなどでは、そのクリニックの専門性の内容であることが多いので、そんなに多くの患者さんが受診をする事はありません。また待ち時間の短縮を考えて、予約制をとっている所も多く、時間に合わせて患者さんが受診をすることもあります。
しかし総合病院の場合では、一気に受診をされることもあり、受付がとても込み合います。その調整も看護師が行います。

・受付をすることもある

内科の看護師の場合は、事務員が少ないところでは受付を行うことがあります。受付を行うのは、なんと言ってもその時点で患者さんのことをよく知ることができる事です。その時に、なぜ受診をしたのかということを知ることができるので、診察の介助の時も理解しやすいです。
また、事前に予診のような用紙に記載をしてもらうこともあり、医師の診察時間を効率よく使う事ができるように工夫されています。看護師が聞き取りを行うことにより、専門性を生かすことができて医師にその意内容を伝えることができます。

・クレーム対応

内科の看護師の場合は、ケアをするだけではなくいろいろな患者さんに対して対処することがあります。どこの診療科の患者さんでもそうですが、たくさんの不満について口に出して訴える人がいます。
特に内科の場合は、受診する患者さんが多いのでそのような不満を持ち受診をされる人も少なくありません。特に多いのは、なんと言っても待ち時間の不満です。待ち時間が長いことから不満に思い、その気持ちを看護師にぶつけて来ることがあります。完全予約制にしている場合は、そのようなことがありませんがその予約制をとっているところでも、時間がずれてしまい予約時間通りに運ばないこともあります。
そのことを理解していても、想定よりもはるかに診察時間が遅くなり怒りを表してしまうのは、当然のことなのです。そのような患者さんの不満を受け止め対処するのも看護師の仕事になります。

・採血が多い

内科の看護師の場合は、採血を実施することが多くなります。総合病院の場合は、検査室がありそこで採血をすることもあります。しかしクリニックなどの場合は、その場所で採血を行うことになります。たくさんの患者さんの採血を行うことになり、段取りよく確認を十分にしながら行います。
採血後は、止血していることを確認するようにしましょう。内科の患者さんの場合は、内服薬の副作用として出血傾向が見られることもあるので、その確認はとても重要です。

・検査が多い

内科の看護師の場合は、検査の介助を行うことが多くなります。検査に関しては、その内科の種類により違います。内視鏡を行う、エコーを行う等、検査の介助を行います。

・注射・点滴を実施する

内科の看護師の場合は、検査を実施することも多いですが医師の指示により処置を行うことも多くなります。その処置として多いのは、なんと言っても注射です。皮下注射や筋肉注射、点滴などを行います。
内科では、治療として外来で化学療法を行うこともありその治療の点滴も看護師が管理することになります。治療をしている患者さんの副作用などに留意して、治療を安心して行う事ができるようにケアをします。

・生活指導を行う

内科の看護師の場合は、生活指導を行うことがあります。医師により行うこともありますが、それプラス看護師が付け足して患者さんに生活指導を行うことになります。
特に糖尿病の患者さんには、内服やインスリン、食事の指導などを行います。それぞれ薬剤師や認定看護師、管理栄養士などにより指導が行われることもありますが、その指導内容を確認したり患者さんの不安を聞いたりするのは内科看護師の役割です。指導した内容がきちんと理解されているのか、その後は順調に生活できているのか等を把握して適時声かけを行います。

・診療の介助を行う

どこの診療科でもそうですが、医師の診察の介助については看護師の役割となっています。看護師は、処置をしたり検査をしたり忙しい中で診察の介助を行うこともあります。患者さんにとっては、医師と二人よりも看護師がそばにいるだけで安心と思うことがあるので、できる限り診察の介助を行うようにしましょう。診察の介助を行うことにより、その患者さんの状態もよく理解できるようになり、ケアをスムーズに行うことができます。

・小さい病院と総合病院の違い

内科看護師として働きたいと思う場合は、まず小さい病院と総合病院のどちらで働きたいのかを決めることになります。
クリニックなどの小さいところでは、看護師の本来の仕事以外のことも行うことになります。それは、受付や掃除なども行うこともあるのです。掃除を行うのは、感染予防としてアルコールで拭き取りを行うなど、看護師の知識をいかして感染予防を行うことができます。
総合病院の場合は、内科外来が休診の時にはほかの診療科の手伝いを行う事もあります。外来看護師として、ほかの診療科をサポートするのは当然のことなのです。その時、嫌と思うかもしれませんがほかのところを知ることにより、より知識として深めることができるのでとても大きなメリットとして捉えるようにしましょう。

・内科特有の患者さんのケア

内科の看護師の場合は、内科特有の患者さんのケア方法を行うこともあります。それは、内科を受診している患者さんの多くは、その疾患が長期の治療となることが多いことによる特殊性があることです。特に治療方法として内服により治療となり、その内服治療についてかなり長いい期間を要することになるので、そのことを思うといつになると治療を終えることが出来るのだろうと、常に不安な気持ちを持っています。
その不安な気持ちについては、いつ不安が高まり爆発するのかわかりません。受付にその気持ちをぶつけてくることもあるし、医師にぶつけることもあります。その時、この患者さんが変な人だなと思わないことです。不安をもっている患者さんは、いつその不安を違う形で表してもおかしくないのです。その場合は、患者さんの気持ちが落ち着くまで傾聴することも看護師の役目です。

まとめ

いかがでしたか?内科外来の看護師になりたいと思っている場合は、そこを受診している患者さんの治療や検査、ケアについて常に意識をしながらサポートすることが大切です。
受診をする患者さんが多いので、そのことでとてもストレスを感じることがあります。しかし受付や処置等を実施する中で、そのストレスも軽減していきます。看護師として多くのものを学べる現場でもあり、内科看護師のやりがいも感じやすいと言えます。

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