看護師就職で面接に関するQ &A あなたの疑問にお答えします

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#2278 2023/08/10UP
看護師就職で面接に関するQ &A あなたの疑問にお答えします
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これから看護師就職を目指されている方に向けて、面接に関する疑問にお答えしていきます。これから初めて面接を受ける方は、不安でいっぱいのことと思います。基本的なことがわからない、誰に聞いていいかわからない方はぜひ参考にしてみてくださいね。

看護師就職では面接がかなり大きな採用と不採用の決定の比重をしめています。ほとんどの職場では、新卒の就職であれば筆記試験があることもありますが、転職の就職であれば、面接のみの場合もあります。書類審査で通過した方が面接を受けるというような流れであれば、ほとんど面接の一挙手一投足が、そして受け答えが結果の明暗をわけるのです。つまり面接でうまく受け答えができるかどうかに結果はかかっています。次のような疑問がわいてくることでしょう。

Q. もし結婚や出産、体調面について聞かれたらどうすればいい?

A. 看護師の就職で最も多い質問として、女性がおおいということもあるので、結婚や出産に関する質問です。体調に関する質問はプライバシーに関わるので、聞くことはNGとされているのですが、実際には聞かれることもあるようです。
その場合、独身の方は、もし予定があったとしても現状は予定がないとか、不明だと答えるのが無難です。
いずれは結婚をして、子どももほしいと考えてはいますが、今は仕事を精一杯頑張りたいと考えています。というような仕事に前向きであることや、仕事を没頭したいとう伝え方がいいでしょう。

Q. 体調について聞かれた時はどうすればいい?

A. 体調不良を理由に前職を退職し、ブランクがある人や持病がある人にとってはどのように回答すべきか悩む質問です。
例えば、長時間勤務が重なり体調を崩してしまったのですが、療養の結果、主治医からも復職して問題ないと診断され、現在は健康状態に問題ありません。といようにもし前職で体調を崩したとかいうようなことがあっても、今は復帰したことを伝えましょう。
看護師は体力勝負の仕事ですので、健康面の不安などは決して見せるべきではありません。万全に整えて面接に向かい、体調のよいことを名実ともにアピールしましょう。不健康そうな印象を与えないように、体調を整えて面接に臨みましょう。

Q. 待遇面の質問にはどのように答えるべき?

A. 待遇が気になることはわかるのですが、待遇はできれば面接前にしっかりと確かめておき、あまりこだわりを見せるようなそぶりはこのましくありません。
諸条件については話さないのが鉄則です。例えば、志望動機を答える際に、給料が高いからとか、休みが多いからとか、福利厚生がいいからというようなことは答えないほうがいいです。
また、退職理由を答える際には、給料が安くてとか、休みが少なくてとか、などの理由はタブーです。面接官からすると、「もっと条件がいい病院が見つかったら、また転職するのかな?」と感じてしまいます。待遇面については、できれば電話で直接質問をしたり、メールなどで確認するなどしておき、面接ではあまり触れない方が無難です。

Q. 緊張しやすい方なのですが、答えを暗記してもいいでしょうか?

A. これもあまり良い印象を与えません。
看護師面接では、人柄や人当たりをみて、患者さんに対する態度を推測っています。
そのため、その時に冷たい印象や、棒読みのような人間性を見せてしまうとかなり悪い印象となります。
患者さんと接する時もそのような態度なのだろうかと思われると、不採用の原因となります。面接での受け答えを準備するのはもちろんいいことですが、回答を丸暗記して答えてしまうと、面接官からぎこちなく思われてしまいます。
内容ももちろん重要ですが、面接官が知りたいのはあなたの個性や人柄です。
話し方や身振り手振り、表情など、全体を通して「この人はうちの病院で活躍してくれそうか」を判断しているので、丸暗記ではなく、あなた自身の言葉で伝えるようにしましょう。患者さんにも優しく丁寧に接することができるかどうかを見ています。

Q. 答えに困ってしまったらどうすればいい?

A. 看護師面接で大切なことは、答えの内容よりも、受け答えや答え方、表情や仕草、言葉遣いなどです。
ですので、詰まること自体はそれほど問題ではありません。どれだけ面接の準備を重ねても、当日の緊張で答えに詰まってしまうことがあります。
もちろん、質問をされてすぐに答える方が望ましいですが、焦って回答して面接官から矛盾を指摘されたり、思ってもないことを答えてしまうことの方がよくありません。そんなときは、焦らずに「もう一度質問をお伺いしてもよろしいでしょうか」、「申し訳ございません。
少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか」、質問の意味をよく理解しているかわからないのですが、〇〇という質問でよろしかったでしょうか?というように確認して、ゆっくり答えていくことで問題ありません。
むしろ丁寧で、誠実な人間性だと評価されることさえあるでしょう。看護師は、一人一人の患者さまに真摯にむきあわなければいけないので、このような人間性はとても好まれることでしょう。ゆっくりでも構わないので、一生懸命伝えようとする姿勢が重要です。

Q.転職理由を聞かれたらどうすればいい?

A.看護師転職で転職や就職の理由は必ず聞かれる質問です。後ろ向きな理由ではなく経験した内容から次のステップを目指していることを伝えるようにしましょう。
高い知識とスキルを身に付けることで、より大きいフィールドで働きたいという意欲をしめすようにしましょう。
例えば具体的な目標などを示すのが有効です。資格取得やスキルアップなどを伝えるのが良い例です。
反対に以前の職場の悪口や金銭的な理由は避けるべきです。ポジティブな目標を理由にするべきです。
例えば、「先輩看護師からの嫌がらせがあり、同僚たちの関係が悪化してしまったため」というようなネガティブなことは口にすべきではありません。
たとえ事実であっても「本人にも何か問題があるのでは?」と思わせてしまいます。あるいは、転職後も同じようなトラブルを繰り返すのではないかと心配に思われるかもしれません。
また、「業務量に比較して、給与が見合っていないと感じたため」などの待遇的なネガティブコメントもタブーです。
仕事内容ではなく金銭的な部分にしか価値を認めていないし、そもそも自分本位の理由に感じます。もし具体的なことがあったとしても、それは事前の書類応募の段階で確かめておくようにしましょう。

Q.志望理由の具体的な例は?

A. どの施設にもいえる内容ではなく面接を受ける就職先の特有の理由を準備しましょう。
そこの特徴などを入れて、そこでないといけないとか、ここで働きたいという意志を伝えるようにしましょう。
「患者様一人ひとりへ丁寧で温かい看護とサポートを行っている」というような気持ちも伝えるようにしましょう。
例えば、事前にそこの職場を見学したとか、資料などを読んだ、話を聞いた、評判を聞いたなど、実際の話を交えると信ぴょう性がますでしょう。
反対に、自己中心的な回答や一般的な回答は避けのがいいでしょう。
「大規模な総合病院なので、今の職場よりも待遇や環境が良さそうだと感じました」というような、なんとなくそこがいいというようなこととか、待遇面のことに関連させているのも良くない例です。待遇にしか魅力を感じていないように聞こえます。
また、「人の病気やケガを治す手助けがしたいと思い、応募しました」というようなどこにでも通じる回答も好ましくありません。
それなら他のところでもできるというような印象をあたえます。他のところにはない特徴を伝えるようにしましょう。

まとめ

このように看護師面接は、答えの一つ一つがとても重要です。答えの内容だけなく、答え方や、答える時の仕草や表情まで見られているので、しっかり対策しましょう。基本的には看護師転職は、人間性や人柄を見られるので、内容はもちろんですが、答え方や対応がとても大切になってきます。

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