看護誰でも大丈夫！訪問看護師になる方法を教えます！

高齢化が進む中在宅で終末期を迎える方が増えています。在宅という選択肢をしやすくなる要因として在宅医療の発展があります。その中でも要は訪問看護師ではないでしょうか。看護師免許があればだれでも訪問看護師になれる理由と注意点をお伝えしますす。

・訪問看護師になる方法

訪問看護師になる方法はいたって簡単です。直接応募でも転職サイト経由でもいいので応募して面接して採用されればすぐに訪問看護師になれます。ステーションとしては余計な費用の発生を抑えたいためステーションのホームページなどからの直接応募を歓迎しています。直接応募での採用ではお祝い金を出すステーションもあります。引っ越し費用負担をしてくれるところもあります。
まずは踏み出す勇気です。訪問看護は特別な感じ、一人で全部なんでもできなくては・・・などと思いがちです。大丈夫です。ほぼ訪問看護師、皆さん最初は初心者です。訪問看護は未経験だから無理かな？なんて考える必要は全くありません。
時間が許せば、面接の前に同行見学を複数のステーションで行い、雰囲気を自分の肌で感じておくのは大切です。

訪問時間間隔、訪問距離、看護師の患者さんへのケアの質、休憩はしっかりあるかなど、確認してからの面接が理想的です。面接のとき管理者はマイナス面を伝えません。面接前に同行してくれた看護師に実際の業務など質問できるかもしれません。同行した看護師はどんな方法で就職したか聞いてみるのもいいでしょう。ステーションの構成人数や看護師のタイプなども確認できるかもしれません。ステーションは管理者の思想心理でがらりと業務が変わります。

訪問看護師の移動方法の確認も必要です。地域性もありますが、自転車かバイク、社用車か自家用車かなども事前に確認しましょう。自動車やバイクの場合、運転免許も必須になります。
訪問看護師になるにはオンコール待機を求められることもあります。しかし必須ではないことが多いです。ママさんナース積極採用中などのアピールがあるステーションは待機なしで常勤もありです。
介護保険と医療保険の割合の確認も重要です。医療保険が多い場合は忙しいと思ってください。オンコールも多い傾向となります。
パートでの就職を検討している場合は、時給か訪問件数での報酬かをしっかり確認してください。

精神特化型のステーションも増えていますが資格要件があるので興味がある場合は確認しておくことが大切です。
今の時代看護師不足も相まって新卒訪問看護師も増えてきています。実習でも時間はわずかですが地域実習として訪問領域での実習も行われ学生さんにも興味を持ってもらえていると思います。
面接できっとこれまでの経験を聞かれたり、履歴書や職務経歴書をしっかり読まれたりすることはあるでしょう。しかし、看護師は常に不足しています。よほど面接で悪い印象を持たれない限り落とされることはないでしょう。ただし、新規オープンのステーションの場合はオープニングスタッフとして働くことができるため人気が高く、その反面、契約患者が少ないため不採用になる可能性が上がります。老舗ステーションはおおむね常時看護師募集中です。労働条件はステーションによって千差万別です。

１日の訪問件数も４件程度のところから7件のところまで様々です。〇〇件以上訪問したら１件あたり〇〇〇円のインセンティブが付くステーションもあります。基本給が低く手当で調整されているステーションはボーナスが低い傾向にあるので十分確認することをお勧めします。お給料の幅も大きいのが訪問看護の特徴です。固定残業制が導入されているステーションも最近は多いので確認しておきましょう。ご自分のライフスタイルにあうステーションを見極めて応募することが大切です。1つ注意するとするならば、友人が管理者のステーションは避けるほうが無難です。友人を介する方法で就職した場合、退職しにくい、言いたいことがいにくいなど弊害が多いです。

・訪問看護師で唯一気になることとしては、急な欠勤をしてしまうと、当日の訪問スケジュールが大幅に変更となりほかの看護師の負担増や患者さん時間変更や訪問日の変更などが発生することです。これはとても心苦しいですがお互い様の気持ちでフォローし合えるステーションが多いようです。

・新卒さんの場合

新卒さんも訪問看護師になる方法は同じです。ただ条件に「新卒可」とアピールしているステーションをお勧めします。新卒さんにはある程度教育体制は必要です。プリセプター制度などがすでに構築されているステーションであれば安心です。面接の際にしっかり確認できるといいですね。知識はとてもフレッシュです。感心しますし私たち中年の看護師にはとても刺激になります。そして、なにより患者さんの受けが最高です。男女問わずこの傾向があります。技術面での不足分は若さで相殺できます。しばらくは同行訪問しますし、採用翌日から独り立ちなんて理不尽はありません。同行訪問の中での技を盗み実践し自分のものにするスピードも速いのは新卒さんの強みですね。気が付けば人前になっています。

・中堅さんの場合

リーダー業務なども経験してきた中堅さん。ありがとうございます。訪問用の電子カルテの操作とローカルルールさえ身につけばすぐに自立です。中堅の年齢で訪問に転職の場合、ライフスタイルの変化が大きな要因であることが多いですね。子育て中、妊活中、病棟での業務につかれたなど様々な理由で転職されてきます。これまで知識や技術を生かして、患者さんと1対1のやり取りができとてもやりがいを感じると思います。病棟で経験できなかった在宅でのお看取りも経験できます。えー！！このレベルで入院してないの？自宅にいるの？という刺激的な訪問を楽しんでください。病院などでは経験できないカオスな環境や家族背景の中で患者さんが主役の在宅の醍醐味を味わってください。楽しむ、味わう経験できるのは中堅さんの強みだと思います。

・いろいろ転職さん

転職回数が多いということは、それぞれの知識が広くあるということです。１つのステーションに急性期の経験しかない看護師しかいない、急性期の経験がないと在宅は務まらないなんてつまらないことをいう人がいます。違うんです、いろいろなジャンルを経験している看護師の存在ってとっても大切です。おばあちゃんの知恵袋的な意見に感心することがあります。転職を繰り返した理由はそれぞれあるでしょう。それでも、看護師として働き続ける姿勢を評価してくれるステーションは多いです。患者さんは年上の方が多く人生経験もそれぞれです。多くの経験をしてこられた転職さんだからこそできるアドバイスがあります。

・訪問看護の特徴としては、病院ではなく自宅に看護師が訪問する、そのままです。医師の指示書、ケアマネージャーからの依頼のもとにご自宅で過ごすなかでの健康管理、内服管理、点滴管理、排便コントロール、保清、お看取りなどが主な業務です。でもそれだけに限らず、生存確認、家族へ伝書鳩のような仕事、ゴミ出し、ひたすら家族のお話を伺うなど多岐にわたります。

ほかに特徴としては移動時間があることです。この移動時間をどう過ごすか？は人それぞれです。隙間時間に副業に精を出す看護師もいれば、スキルアップのために勉学に励む人、お昼寝や夕飯の買い出しをする人もいます。病棟では絶対ありえないですよね。昼ご飯はラーメン屋巡りを日課にしている人もいます。
訪問看護師になる方法は簡単です。最初にも書きましたが面接してもらい採用されるだけです。なってからのスキルアップは人それぞれです。ステーション選びを慎重に行い、自分のペースで働くことができる訪問看護師にあなたもなりませんか？

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