それなりの年齢になってから看護師を目指すということ

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#2184 2023/05/09UP
それなりの年齢になってから看護師を目指すということ
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30代とか40代からでも看護師になることはできます。ですが若い時から目指すのとどういう違いがあるのか、何かデメリットはないのか、と思うことも仕方ないです。そのあたりのことをしっかりとお伝えしましょう。

・看護師は何歳からなることができるのか

看護師になろうと思ったら、それそこしっかりと勉強することによって、目指すことは誰にでもできることなのです。
子供の時からなることを目指して、しっかりと勉強していくということができるのであれば問題はないでしょうが、ではそうすると大人になってから目指そうとなると難しいのかということになりますが実はそんなことはないです。
まず、なることの制限なのですが年齢に関する制限というのが実は一切ないです。看護師は何歳からであろうとなることができる仕事になります。もちろん、看護師という国家資格を取らなければならないということになりますので大人になってから目指す人であろうと学生の時から目指そうとする人というのに関して特に近道があるとか遠回りになってしまうとかそういうことがあるわけではないです。
特定の資格等を持っていたりするといくらか単位取得に関する部分でカットできる要素はあることはあるのですが割と例外的なことでもありますのであんまり気にしなくても良いことです。
社会人になってから目指すという人が結構多くて全体の20%弱ぐらいは元社会人からということがあったりするくらいなのでそれほど珍しいことではないということになります。
しかし、気になることは30代とか40代とかからでもよいのか、大丈夫なのか、ということでしょう。
まず、前述の通り、看護師になること自体は、不可能ではないです。問題は年齢であり、いくら資格を得ることができたからといって働くことができなかったら意味がないということになるわけですからその辺がやはりそれなりの年齢になってから看護師を目指す際に不安になる要素ではあるでしょう。

・プラスになる要素ではない

どんな人材もそうですが基本的に若いということは一つ優秀な要素のひとつになります。それはまだまだ未熟であるということもいえるのですが、今後が期待できるということもそうですし長く勤めてもらえる期間が期待できるという要素があるのでやはり新卒が日本におけるとても強い就職のカードと言われているのは確かです。
ですが既卒は既卒で経験があるということでプラス評価になることはありますし、あまり悲観するべきことではないのですがやはりそれなりの年齢になって未経験であるということはちょっと厳しいことではあります。
ですから、30代とか40代からの看護師でこれまで当然ながら看護師としての経験がなくて新しく就職するという形になりますと就職に関しては有利ということは一切ないです。これまでの社会経験によって少なからず評価される要素というのはあるかもしれませんが年齢がいってしまっていること自体がプラスになるということではありませんのでその点は覚悟しておくべきことではあります。しかし、それは絶望的なマイナス要素というわけでもありませんので極端に気にするようなことでもないです。
そもそも看護師そのものは人手不足であるということは間違いないわけであって、資格があれば仕事は見つけられるという可能性は極めて高いです。
それこそ未経験者でも資格があるということだけでかなり労働市場においてはプラスになるということではありますし30代とか40代であろうとまったく仕事がない、ということはあり得ないことです。
看護師を目指してその資格を得るということはそのぐらい素晴らしいことであるというのは間違いないわけです。

・資格を得るためにやること

30代、40代から看護師になるには、なる方法としては別に年齢が上になっているからといって普通に看護師になるルートと違うのかと言うとそんなことはないです。
主婦や社会人の人が最短で看護師を目指す、ということになりますと3年制の短期大学、或いは看護師養成所に通うことになるでしょう。これならばあくまで単位取得などを完全に一切落とすことなくスムーズに入ったとしてという前提ではありますが3年で看護師になるということが期待できます。
既に大学を卒業している人にとっては、編入するという方法もあるわけで看護大学の方に編入という形で入るということも可能ではあります。そうすることによって大学を卒業するために必要な単位の中で既に持っているから省略することが出来るものも出来たりするのでそちらの方が良いというパターンもあります。
これらすべてに言えることではあるのですが基本的に学校に通ってそこで単位を取得して資格取得を目指すという形になるわけですが卒業で得られるのはあくまで国家試験を受けるための受験資格という形になります。
その為、学校を卒業した後にその資格を持って看護師の国家試験に挑むという形になります。

不安と思うかもしれませんが実際問題、看護師の試験というのは合格率が非常に高いのでその点はあんまり気にしないでも大丈夫でしょう。
何歳からであろうとも基本的なルートは看護師の国家試験を受けるための資格を得ることができる認定されている学校に入学して、そして卒業をして試験に合格して看護師資格を得る、という流れではあります。
加えて、この流れの中において最初の部分なのですが学校に入学するということが最初のハードルになりがちです。当然ですが入学試験というのがあるわけであってそのために最低限の学力は求められるということになります。
これは看護の能力の知識というわけではなくて、求められるのは普通の学力ということで最低限の教養、一般的な受験に求められる学力が必要になります。
そして当然ながら、最低でも3年間の学校生活が待っていることになります。社会人から、ということになりますと稼ぎつつ、ということになればかなり忙しいことになるでしょう。

看護師になるための勉強、生活に注力できるように、ということで資金を豊富に確保できていればよいでしょうが、そうでない場合、働きつつ目指すということになるでしょう。
それ自体は珍しいことではないですが、楽な道ではないでしょう。しかし、30代、40代から目指すということは可能性として、そうなることが多いですし、目指す際にはいくらかの覚悟は必要になることでしょう。

・就職の方法

30代、40代からでも十分に看護師は目指すことは可能ですし、別になるための方法、ルートが特別に違うということではない、というのは前述の通りであるわけですが、それではいざ就職することに関しての方法はどうなのか、となることでしょう。
これも特別に違うということはないです。人から紹介を受けたりとか自分でハローワークで探すということもよいでしょう。それこそ求人サイトで見つけることが今では主流でしょう。看護師の求人のみを扱っているところはいくらでもあります。そうしたところを利用して探すことは何歳から看護師になろうとも同じです。特に極端に年齢制限があるような求人サイトというのがないわけではないですが、そもそも看護師は需要があって人手不足の職種ではありますから、探せばいくらでも見つけることはできるでしょう。
なる方法そのものに違いがあるわけではなく、また仕事を探す方法でも特に違いが年齢によって極端にあるわけではないのです。多少、年齢、経験の差ということで就職しにくい、ということはあるかもしれませんが、そもそも看護師資格というのが強いので極端に苦労することもないでしょうから、安心して大丈夫でしょう。

まとめ

看護師は何歳からでも目指すことができるのです。特に年齢制限があることもなく、目指すルートにも違いはほぼないといっても過言ではありません。やや就職の時に年齢がネックにはなりがちですが、それも他の職種と比べると遥かによいです。そのくらい看護師という資格があれば仕事そのものに困ることがない、といってもよいくらいなのです。

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