准看護師なら働きながら看護師になれる!理由と注意点を紹介!

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#2139 2023/03/25UP
准看護師なら働きながら看護師になれる!理由と注意点を紹介!
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働きながら看護師になるにはどうしたらよいかと思って調べていると、かなり厳しいと気づいた方もいるでしょう。しかし、働きながら看護に携わる道を開拓することはできます。准看護師なら働きながら資格を取れる可能性があるので前向きに検討してみましょう。

#働きながら看護師になるには准看護師が良い理由

働きながら看護師になりたいと思っても、現実的には難しいと感じた人が多いのではないでしょうか。しかし、看護の仕事をしたいと思っているなら、資格を取らなければなりません。ただ、看護の仕事をするには准看護師の資格でも問題はありません。働きながら看護師になるのは無理だと思った人にも准看護師になる方法はおすすめです。なぜ働きながら看護師になりたいと考えている人にとって准看護師が良いのでしょうか。

・准看護師の業務は実質的に看護師と同じだから

まず前提として知っておきたいのが看護師と准看護師の業務です。結論としてはどちらも医療や福祉の現場で看護業務をおこなう点で違いはありません。現場によってはまったく同じように働いています。看護師も准看護師も医師の指示によって注射などの医療行為をおこなえる点ではまったく同じです。現場で看護をする上で看護師と准看護師はほぼ同じなので、看護の仕事をしたいという希望を満たすなら准看護師でも十分です。

・仕事と両立できる半日制があるから

働きながら看護師になるには看護学校に通うのが難しいのが問題です。平日の昼間に毎日通わなければならないため、働きながらでは単位を取るのが困難でしょう。しかし、准看護師の場合には仕事との両立を想定している半日制のカリキュラムで学ぶことができます。准看護師養成校では全日制と半日制を設けていることが多く、半日制では昼間の早い時間のみ、夕方から夜、夜間といったスケジュールがあります。半日制なら仕事を終えて夜から学校に行くという学び方が可能です。働きながら通うのを想定しているカリキュラムがあるので、准看護師なら目指せます。

・2年で卒業して准看護師になれるから

働きながら看護師になりたいと思っている人に准看護師がおすすめなのは、2年で終わるカリキュラムになっているからです。少しでも早く看護の仕事を始めたいと思っているなら、看護師になるよりも近道です。看護師になるには最低でも3年間、専門学校か短大で学ばなければなりません。1年早く看護の仕事を始められるカリキュラムになっている点で、准看護師を選ぶのが魅力的でしょう。

・就職活動で採用されにくいことはあまりないから

准看護師になると看護師に比べて就職活動や転職活動で不利になるのではないかと思われがちです。しかし、実際には准看護師だからといって採用されにくくなることはあまりありません。医療現場から見ると看護師も准看護師も同じように医療行為や看護をおこなえるスタッフです。そのため、看護師が不足している現場では准看護師も同じように募集するのが一般的になっています。

#准看護師を選ぶときの注意点

働きながら看護師になるには准看護師の方が有利なのは確かです。ただ、看護師にならずに准看護師を選ぶときには注意点もあります。何に気を付けた方が良いのかをまとめたので参考にしてください。

・2年生になると昼間の看護実習がある

准看護師養成学校は夜間でも学べるメリットがありますが、昼間にまったく時間を割けない人は卒業できません。准看護師養成学校では看護師養成学校と同様に昼間の看護実習があるからです。2年生になると看護実習が必要になるので、有給休暇などを使って実習に参加できるようにしなければなりません。働きながら資格を取る上で最も厳しい点なので対応を考えておきましょう。

・半日制では週5日の授業が多い

半日制の准看護師養成学校を使う場合には週5日の授業になります。平日は毎日通わなければならないので注意しましょう。残業で通えなかったということがないようにすることも、体調管理を徹底することも大切です。全日制の場合には週3日くらいで済むことが多いので、誤解していると失敗する可能性があります。

・原則として自分で判断する看護業務には携われない

准看護師になって病院やクリニックで働いていると、看護師とはほとんど同じ業務になる場合がほとんどです。ただ、厳密に言えば准看護師は自分で判断をして看護業務をしてはならないという制限があります。医師、歯科医師、看護師の指示に従って看護をすることが求められている点は念頭に置いておきましょう。現場によっては一部の業務に携われないことがあります。

・給与が看護師よりも低いことが多い

准看護師は看護師に比べると給与が低いことが多いのも注意点です。資格の違いによってベースになる基本給が低くなり、残業手当の金額も下がってしまいます。医療のシステムとして准看護師は看護師の下位に位置しているため、給与にも影響が出ています。経験を積めば看護師との差は狭まりますが、同じように働いている看護師よりも給与が低くなりがちです。

・大病院や大学病院では採用されにくい

准看護師は採用されにくいことはあまりありませんが、大病院や大学病院では看護師しか採用していないこともあるので気を付けましょう。大病院や大学病院のように人気のある病院では看護師の応募が多いため、准看護師が同時に応募してきても看護師を優先する傾向があります。大きな病院で最先端の医療に関わりたい人は看護師を目指した方が良いでしょう。

#准看護師になった後のキャリアパス

准看護師になったらその後の将来がどうなるかが気になっている人もいるでしょう。働きながら看護師になるのが大変でも、准看護師になるより看護師になった方が将来性があるなら看護師になりたいと思う人もいるはずです。最後に准看護師のキャリアパスについて確認しておきましょう。

・看護師資格を取得して看護師になる

准看護師は看護師になるというキャリアパスがあります。働きながら准看護師になって転職した後、看護師になって活躍する道はよく選ばれています。准看護師が看護師になるときにも看護師養成施設で教育を受けることが必要です。ただ、准看護師として働きながら看護師になれます。准看護師なら夜間定時制の学校で3年間の授業を受ければ看護師国家試験を受けられるようになります。また、准看護師として7年間の実務経験を積んだ人は2年間の通信制学校を選ぶことも可能です。通信制学校でも50日以上の登校日があり、実習を受けることが求められます。それでも看護師資格を働きながら直接取ろうとするよりは無理がありません。職場によっては看護師資格を取る目的なら休みを取らせてくれることもあります。

・准看護師のまま働き続けてスキルを磨く

准看護師はあえて看護師になろうとせずに、准看護師のまま働き続けてスキルアップをしていく道も選べます。中小病院やクリニックで働いている限りは准看護師のままでもほとんどの看護の仕事を担えるからです。スキルを磨いて医療への貢献度を高める方が大切だと思う人もたくさんいます。准看護師のままでは給与面で不利になるのは確かですが、現場で活躍していれば相応の給与を得ることが可能です。看護の仕事をやりたいという気持ちが強い人は資格にこだわらずに働いていることがよくあります。

・臨床経験を生かして企業に転職する

准看護師として臨床経験を積んだ後、企業に転職して働く方法を選んでいる人もいます。臨床経験によって看護スキルが高くなり、さらに現場の課題を理解し、広いネットワークを持っている点が企業から注目されています。企業では健康相談室やコールセンタースタッフ、MRや臨床開発モニターなどとしての採用をしています。

まとめ

社会人になって働きながら看護の仕事に携われるようになりたいと思うなら、准看護師を目指すのが良いとわかったでしょうか。看護師に比べて短い期間で資格を取れるだけでなく、半日制のカリキュラムを選べるので仕事と両立しやすいのがメリットです。看護の業務ではほとんど同じ扱いなので、まずは准看護師を目指しましょう。

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