ママ看護師を続けるには?病院選びの重要な条件を5つ紹介!

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#2108 2023/02/22UP
ママ看護師を続けるには?病院選びの重要な条件を5つ紹介!
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ママ看護師になっても仕事を続けるのは大変と言われていて、子供が生まれてから間もなく離職してしまう人もいます。ママさんのまま看護師を続けるにはどうしたら良いのでしょうか。この記事ではママ看護師が仕事を続けるために重要な病院選びの条件を紹介します。

子供が生まれてママさんになると看護師として働き続けるのは厳しいというのが一般的な意見です。ただ、実際にはママ看護師として活躍している人もたくさんいます。仕事を続けられなくなってしまう人と何が違うのかがわからない場合も多いでしょう。ママさんのまま看護師を続けるには病院選びが重要です。ここではママさんのまま看護師を続けるコツも交えて、看護師を続けられる病院選びの条件を紹介します。

#院内託児施設があって利用しやすい

院内託児施設があるのは子供が生まれてから当面は重要なポイントです。ママ看護師になって仕事を続けられなくなる理由として多いのは、産前産後休暇と育児休暇が終わってもまだ子供の世話が必要だから現場復帰できないからです。
1年間の育児休暇を経て子供が1歳になったとしてもまだ歩けるようになったくらいで、ほぼ一日中世話をしてあげなければなりません。
保育園に預けられれば昼間は保育士に任せられますが、地域によっては保育園が混み合っていて預けられない場合もあります。
また、昼間は預けられたとしても、看護師の場合には勤務時間が一般の職種とはずれることが多いのが問題になりがちです。例えば、夜勤のときには夜に保育園に預かって欲しいと思うでしょう。
病院では土日や祝日に出勤することもよくあります。土曜日も営業している保育園もありますが、日曜祝日にも対応しているところはあまりありません。保育園に預けられたとしても病院で働くのは看護師にとって難しいのが実態です。
しかし、院内託児施設がある場合には勤務時間に合わせて子供を預けられます。一般的には24時間、土日祝日も含めて新生児から幼児まで預かってもらうことが可能です。ただ、院内託児施設に預けられるキャパシティがあるかどうかは気を付けた方が良いでしょう。
若い世代の看護師が多くて子供を預けるニーズが高いと一般的な保育園と同様に順番待ちになることもあります。
利用しやすい状況の託児施設がある病院を選んで、必要なときにすぐに預けられることが大切です。

#短時間勤務制度が運用されている

毎日仕事をするのがママ看護師にとって大変なのは子供が新生児や乳幼児の頃だけではありません。
小学校に上がってからもまだ自分だけでは身の回りのことが全部できる子供は少ないからです。
子供が小学校に上がると平日の昼間は学校に行っているので安心です。
しかし、4時か5時くらいには下校するので、自宅にいて子供の面倒を見ないと不安になるでしょう。
病院では勤務シフト表の組み方がそれぞれ異なります。しかし、正職員の場合には8時間以上の勤務時間があるので子供の登校を見届けてから出勤し、下校前に退勤して自宅に戻るのは通常は不可能です。
ただ、短時間勤務制度が定められていれば子供が12歳になるくらいまでは勤務時間を緩和してもらえます。午後3時か4時程度に退勤できるのが一般的で、病院が自宅から近い場所にあれば下校時刻に間に合います。
ただ、短時間勤務制度が定められていても、運用した事例がない場合もあります。短時間勤務制度が運用されていて、誰もが利用できる仕組みが整っている病院を選ぶのが大切です。

#ママ看護師に対して理解がある

現場がママ看護師に対して理解を持っている病院ならママさんのまま看護師を続けることができるでしょう。
中小病院では現場でうまく融通をしながら働いていることがよくあります。ママ看護師として働いてきた経験がある人が多い職場では、育児休暇から復帰した後、夕方のシフトを免除したり、土日祝日を休みにしてくれたりする場合があります。現場の忙しさによってどこまで対応してくれるかは異なりますが、ママ看護師に対して理解がある病院ではママさんのまま看護師を続けやすいのは確かです。
ママ経験がある看護師が多いか、ママ看護師に対して配慮する雰囲気があるかは現場を見てみないとわかりません。
短時間勤務制度などが整えられていないのが原因で、現場の看護師が協力して対応していることが多いからです。採用情報からは判断が難しいので、実際に働いている看護師に聞いてみると良いでしょう。
もし知り合いの伝手がないなら転職エージェントに相談して調べてもらうのが簡単です。

#シフトの自由度が高い

シフトの自由度がある病院を選ぶのもママさんのまま看護師を続ける方法です。夫との仕事の都合を合わせられれば、子供の世話をしながら働き続けることができます。シフトの自由度があると夫との時間調整をしやすいので、子育てをしながら働ける可能性があります。
例えば、子供がまだ保育園に通っている状況で、夫が平日の昼間は働いていて子供の朝の送迎が難しかったとしましょう。
それでも夕方は夫が子供を迎えに行けるのであれば、シフトとして朝が遅くて夕方も遅い時間帯に入れてもらうとママ看護師を続けられます。
夫は土日祝日は休みで仕事が入ることがないという場合には、土日祝日は勤務にして平日だけうまく夫婦で時間の都合を合わせれば良いと考えられるでしょう。
シフトの自由度が高いと夫の勤務スケジュールに合わせられるので、夫婦で協力すれば子育てをうまく続けられます。
夫との協力が不可欠ですが、子育てをしたいと前向きに考えてくれる夫ならシフトの自由度がある病院を選ぶだけでもママ看護師を続けることは可能です。
シフトの自由度が高いだけでなく変更もしやすいのが理想的です。
突然、子供が熱を出してしまって小児科クリニックに連れていきたいから翌朝のシフトを後ろにずらしたいという場合もあるでしょう。このような要望にも柔軟に対応してくれる病院なら安心です。
ある程度の人数の看護師を毎日確保できているなら、一人が欠けたとしても何とか現場の仕事をこなせます。
夜勤の場合には人数を最小限にしていることが多いため、シフトの自由度が低いのが一般的です。
、雇用されている看護師が比較的多い病院なら、昼間は急なシフト変更にも対応してくれる傾向があります。

#勤務時間帯を選択できる

ママ看護師になるには勤務時間帯の選択ができる病院を選ぶのも効果的な方法です。近年では看護師の労働の厳しさを考慮して、雇用の段階から勤務時間帯を定める傾向が強まってきました。
二交代制の病院では日勤のみ、夜勤のみ、両方という三つの選択肢があります。三交代制の病院の場合にも三つの勤務時間帯から希望するものを選べることが増えてきています。
ただし、三交代制の場合には選んで勤務時間帯からシフトが決まりますが、日ごとにシフトを選べるかどうかは病院によって異なります。明日は早朝から夕方の勤務が良い、明後日は深夜からの夜勤なら働けるといった形で直前に希望を出しても対応してもらえない場合がほとんどです。
三交代制でも二交代制でも、一定の勤務時間になれば夫の協力や保育園の利用などによって子育てに支障が生じないように条件交渉をすることが必要になります。
現状としては三交代制でも日勤のみ、夜勤のみの2つの選択肢の場合がほとんどです。就職や転職のときには何時から何時までなのか、残業はどのくらい発生するのかも合わせて確認しておきましょう。
子供の年齢に応じて勤務時間帯を変更できるかどうかも聞いておくのがおすすめです。子供が二人以上いる場合には特に切実な問題で、自宅にいるべき時間が毎年のように変わる可能性があります。
都合に合わせて勤務時間帯を選択できる病院なら、うまくママさんのまま看護師を続けることができるでしょう。

まとめ

ママ看護師になると仕事を続けるのが難しいのは確かです。しかし、病院の選び方によってはママさんのまま看護師を続けることができるとわかったでしょうか。子供の年齢によって必要な条件には違いがあります。子供が生まれる段階では院内託児施設を利用できる病院なのが重要な条件なので、病院選びの最優先条件として候補を探しましょう。

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