新人看護師として、大学病院に入ったものの大変なことが多くあっという間に過ぎ去った感じがします。しかし後から振り返ると、さすが大学病院だと思うことがたくさんありました。ここでは、大学病院で一年目に感じた色々をお話します。
・組織の大きさにドン引き
大学病院と言うと、なんといってもびっくりするのは組織の大きさではないでしょうか。看護師としての組織があることはもちろんのこと、事務やその他の組織を覚えることができませんでした。そのため、なにかあるとその方法として誰かに聞いたり、また別の方法として資料を出して調べたりするなど問い合わせをするところ等を調べていました。その大きさに初めて知った時には、本当にドン引きします。病院と併設してあるのは、大学です。医学部と看護学部があります。その場所に行くこともありました。そのように、大学病院は、そこで働いていても数年たっても知らないことはたくさんありました。少しづつ理解できるようになりますが、未だに知らないこともたくさんあります。
・オリエンテーションが耳に入らない
大学病院に就職をすると、総合オリエンテーションがあります。その年に就職した全ての職種の人たちが一気にうけるオリエンテーションです。それをうけることになり、教室に入りいろいろなことを聞くのですがほとんど理解することができませんでした。
それは、なんといっても覚えることが多すぎるからです。言っていることがわからないこともたくさんあります。話しているところについて、自分が全く知らないことであると、何を言っているのだろうと思うこともあります。
そしてその結果。オリエンセーションを受けたけど理解できないこともたくさんあったという印象です。
しかし心配することはありません。少しづつそのオリエンテーションの内容について、働き出すと理解できるようになります。資料としてももらえるので、それを読み返すことでしっかり知ることができました。
また配属部署でのオリエンテーションもあります。その時は、流石によく理解できます。そこで働くことになるので、その真剣度も総合的なオリエンテーションよりは自分の気持ちが違っていたと思います。
・初日の挨拶でナースステーションがガラガラ
配属部署で働くことになり、初日にスタッフに挨拶をすることになりました。看護師長とともに、病棟に入りナースステーションにはいって挨拶をすることになりました。
しかしそこで、びっくりすることになるのです。それは、なんとほとんどそこには看護師がいないのです。看護師は、患者さんのところに行っているので、ナースステーションにはいませんでした。その時には、医師数人に自己紹介を行うことにしました。そんな風に、すごく忙しいのだとその時に感じたことです。そしてそのように感じたことは、後から思うととても良かったと感じています。忙しさをその時から、しっかり理解できたからです。
・仕事で休憩を取る大切さを知った
仕事が始まると、そのことで必死になり休憩を取ることができないと思ったこともありました。新人看護師でよくあることなのですが、仕事が遅くなり不安でいっぱいになるので休憩どころではないと思ってしまうのです。自分は仕事が遅いので、休憩を取っている時間はないと自分で思っているところがありました。
しかし現実は違っています。きちんと休憩を取らないと、大変なことになるのです。私が休憩を取らずに仕事をしていると、先輩看護師から叱られてしまいました。それはきちんと休憩を取ることの大切さが分かっていないと、言われてしまったのです。
新人看護師は、緊張と疲れで倒れてしまうこともあるのです。実際に、忙しすぎて休憩を取らずに一番頑張っていた新人看護師が、急に仕事に来なくなったこともあります。そんな風に、自分はいいと思っていても体が知らない間に悲鳴をあげているということを理解しなければいけません。休憩を取ることは、他の看護師のためにも迷惑をかけないためにもとても大切なことなのです。
・お腹が痛くなる申し送り
申し送りというのは、看護師の間でしないところもありますね。しかし最低限の申し送りをすることもあり、その時にはとても緊張をします。大勢の前に自分の担当の患者さんについて、処置の内容や注意事項等について申し送るのです。
私の場合は、その前になるといつもお腹が痛くなっていました。そのお腹が痛くなるのは、やっぱり緊張が強いからです。緊張して、言葉が出ないこともありました。その時には、先輩看護師が助けてくれることもあり、本当に助かったと感謝したことです。
・初めての夜勤終了後に涙が出たこと
新人看護師として、初めて夜勤をしたときのことについてほとんどの人は覚えているのではないでしょうか。それはとても印象深いからです。
私の場合も、初めての夜勤の時にはとても緊張しました。夜勤の前に少しでも体を休めたいと思っても、緊張してそのことができないのです。そのため、心身ともに疲れた状態で臨んだことを覚えています。
そしてその時に、どんな風に仕事をしたのかはっきりと覚えていないのです。自分の仕事について、覚えていないというのはそれだけ必死だったということがわかります。とにかく自分に与えられた仕事の範囲について、ミスをしないようにすることに集中していたのです。
そして夜勤が終了してホッとした瞬間、先輩と一緒に帰っている時に自然と涙が出てしまいました。その時のことは、一生忘れることはありません。必死で頑張って、そのことを成し遂げることができたという喜びの涙だったと思います。そしてそれは、自分が看護師としてこれから頑張る一つの出発点だったと思うこともあります。
・足がパンパンになるまであるく
看護師として働くということは、肢を使って仕事をすることにつながります。看護師は、患者さんのところでケアをする準備やその実際で立ちっぱなしのことが多いです。
その最後に記録をすることになり、その時にやっと座ることができたと思うことも少なくありません。立ちっぱなしの仕事でとても辛いですが、そのことも慣れています。
最初の1ヶ月は、とても辛く足のマッサージや、肢を高くして寝る等の工夫をして生活をしていました。
・親にストレスをぶつけた
新人看護師の時には、家族に対してもかなり迷惑をかけていたと思うことがあります。新人というのは、言いたいことも言えないしぐっと我慢することばかりです。しかも仕事として、いつも緊張をしている状態なので、仕事が終わるとその緊張が切れてしまいます。
私の場合は、ぐったりして寝てしまう、ストレスで食べてしまうなどがありました。
特に悪かったと思うのは、家族にそのストレスをぶつけることです。かなりストレスをぶつけていたと思いますが、そのことを我慢して対処してくれた家族に対して本当にありがたい存在であると思っています。
・珍しい疾患の受け持ち看護師になる
大学病院の場合は、患者さんの受け持ち看護師として就職して3ヶ月目ぐらいから受け持つことになります。その時、私の場合は珍しい疾患の患者さんを受け持つことになりました。
それは新人看護師として、何故珍しい疾患の患者さんなのかと少し辛いと感じました。しかし、その後に大学病院ならではの患者さんを受け持つことができて良かったと思うようになっていました。
・患者さんと共に歩んだ一年
新人看護師として、大学病院で働いた一年間はとても大変でした。いろいろなことがあり、患者さんから嫌がられたりつらいことを言われることも多かったです。
しかしそのことにより、看護師として大きく成長できたと思っています。
・新人看護師を見た時に初々しさに感動
看護師として2年目になり、まず最初に感動したことは新人看護師を見てその初々しさについてです。新人看護師は、こんなに目がキラキラしているのだと素直に感じたのです。その時のことを思うと、私もそうだったのかなと先輩看護師として感じたことでした。
まとめ
いかがでしたか?新人看護師として大学病院で働くにはいろいろなことがありました。しかし後から思うと、人として成長して来たとはっきり思います。看護師としてももちろんのこと、人としてかなり成長させてくれたと感謝の気持ちでいっぱいです。大学病院ならではのよさをたくさん感じることができる、走り抜けた一年間であったと思っています。
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