【看護師の就職】就職先や就職の流れ、志望動機の書き方を詳しく解説

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#2022 2022/12/02UP
【看護師の就職】就職先や就職の流れ、志望動機の書き方を詳しく解説
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看護師の就職に関する情報が知りたいですか?
今回は看護師への就職を考えている方に向けて、就職先や就職の流れ、志望動機の書き方をご紹介しています。
この記事を読んで、看護師へ就職する準備を行いましょう。
しっかりと準備すればきっと成功しますよ。

看護師の転職経験・平均勤続年数の実態は?

看護師の就職先は7つ!

看護師の働く場所
看護師の就職先には、主に以下の7つが挙げられます。
 ・医療機関(病院やクリニック)
 ・高齢者介護施設
 ・訪問看護ステーション
 ・保健所・検診&健診センター
 ・幼稚園・保育園
 ・企業
 ・ホテル・デパート
それぞれの仕事内容について、詳しくご紹介していきます。

1. 医療機関(病院やクリニック)

多くの看護師は、病院やクリニックなどの医療機関で働いています。
医療機関で働く看護師の仕事内容は、主に以下の3つです。
・外来患者の対応 
・病棟に入院している患者の身の回りの管理
 ・医師の診療のサポート

2. 高齢者介護施設

高齢者介護施設とは、有料老人ホームやグループホームなど、介護を必要とされる高齢者が入居する施設です。
高齢者介護施設で働く看護師は、入居者の身の回りのお世話を行います。
近年は高齢化社会に伴い、このような高齢者介護施設で働く看護師のニーズが増えています。

3. 訪問看護ステーション

訪問看護ステーションとは、病気や障害などを抱えながら自宅療養をしている方に訪問看護を行うサービスを展開しています。
訪問看護ステーションで働く看護師の仕事内容は、
主治医の指示に従った診療の補助
 リハビリや療養生活のサポート
の2つです。
自宅療養をする方も年々増えており、訪問看護のニーズが伸びています。

4. 保健所・検診&健診センター

保健所や検診&健診センターで働く看護師は、病気の予防に関する業務が中心です。
仕事内容は、主に以下の3つです。
・健康相談
・ 健康指導
・ 健康診断や予防接種の介助

5. 幼稚園・保育園

2007年、厚生労働省が幼稚園や保育園への看護師の設置を促進し始め、幼稚園や保育園で働く看護師もいます。
幼稚園や保育園で働く看護師は、「健康管理責任者」として以下の業務を行なっています。
・園児の健康管理
 ・病気や怪我の応急処置
・ 感染症の予防対策
・ 衛生管理

6. 企業

企業内の医務室や健康管理室に勤務する看護師もいます。
企業で働く看護師の仕事内容は、以下の2つです。
社員の健診結果に応じた健康指導
 仕事によるストレスのケアやメンタルサポート

7. ホテル・デパート

ホテルやデパートで働く看護師もいます。
ホテルやデパートで働く看護師の仕事内容は、以下の2つです。
来客者の病気怪我の応急処置
搬送判断

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看護師の就職の実態
昨今、看護師の人手不足が問題となっています。
看護師の人手不足の理由には、以下の2つが挙げられます。
需要の急激な増加
離職者の存在

1つ目の需要の急激な増加についてですが、高齢化社会によって、医療従事者全体の需要が増えていることが挙げられます。
事実、就業者は年々増えているのですが、それを上回る人手不足が発生しています。

2つ目の離職者の存在についてですが、日本看護協会が行った調査によると、正規雇用の看護師の離職率は毎年約11%前後となっており、これは全職種の離職率の平均と同じくらいです。
しかし、ただでさえ人手不足の看護業界では、この平均的な離職率でも人材の不足に大きく響いています。

看護師に就職するまでの流れは、以下の通りです。

 看護師資格試験の受験資格を得られる学校へ入学
 勤務先を決める
 国家試験に合格する
 学校を卒業して就業開始する
それぞれの項目について、詳しくご紹介していきます。

1. 看護師資格試験の受験資格を得られる学校へ入学
看護師は国家試験を受けるにあたって、受験資格が必要になります。
受験資格が得られる学校は、以下の3つです。
・看護学科のある大学 
・病院や大学の医学部に属する3年制看護大学
・看護系の専門学校
 この3つの学校のいずれかで単位を習得し、課程を修了する必要があります。

2. 就職先を決める
看護師として働くには、最終学年の前年6月より就職活動を始める必要があります。
ちなみに、看護師の選考は最終学年の4~ 8月にかけてがピークです。

3. 国家試験に合格する
最終学年の卒業間際の2月にある国家試験に合格すれば、看護師として就業が可能です。
看護師資格の合格率は80%台後半から90%台前半に推移しており、合格率は比較的高い水準にあります。

4. 学校を卒業して就業開始する
最後に学校を無事卒業し、看護師としてのキャリアをスタートします。
学業不振などで卒業できない場合は留年となり、単位の取得をして卒業を目指します。

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病院看護師の就職活動の流れは、以下の通りです。

・自己分析をする 
・情報収集をして病院比較をする
・合同病院説明会・インターンシップに参加する
 ・選考を受ける
それぞれについて、詳しくご紹介していきます。

 1. 自己分析をする

まずは、自分に合った病院や病棟、職場環境を見つけるために自己分析を行います。
自分と職場環境のマッチ度を確認するために、性格分析や適食診断を受けて自分の人間性を可視化しましょう。
また、自分が看護師としてやりたいことはなんなのか、それをするためには具体的に何をする必要があるのかを洗い出して、自分にあった病院を探せるよう準備しましょう。

 2. 情報収集をして病院比較をする

次に自分がどのような環境で働きたいのかを明確にもち、それをもとに情報を集め、気になった病院同士を比較して自分に適した病院を探します。
病院を比較する際には、以下の項目にそって比較すると自分にあった病院が見えてくるでしょう。
病院の場所
病院の理念 
病院の規模や設備 
医師・看護師の人数

3. 合同病院説明会・インターンシップに参加する

実際に現場の人の声を聞き、自らも現場を肌で感じるために合同病院説明会・インターンシップに参加します。
ここで実際に看護師としての業務を体験し、そこで得た情報や経験をもとに自分に適してるかを吟味し、志望先を決めます。

4. 選考を受ける

志望先が決まったら、その志望先の選考を受けます。
選考内容は病院ごとに違いますが、以下の手順で進みます。
 書類選考に必要な書類を提出
 面接
この2つをクリアし、看護師としてその職場で働くことができます。

看護師の志望動機

看護師の選考を受けるにあたって、志望動機に悩む人は少なくありません。
ここでは、看護師の志望動機を書く際に抑えるべきポイントをご紹介します。
ポイントは以下の3つです。
・看護師という職を志望した理由をかく 
・その病院を志望した理由をかく 
・自分がどのような姿勢で貢献できるのかを書く
それぞれについて、詳しくご説明します。

 1. 看護師という職を志望した理由をかく

まずは、なぜ看護師という職を目指したのかを説明しましょう。
「看護師を目指した理由は、?からです」といった形で始め、看護師を目指したきっかけやエピソードを話すと採用側が聞きやすくなります。

 2. その病院を志望した理由をかく

次に、その病院を志望した理由を書きましょう。
志望している病院の理念や特徴、自分が将来やりたいことなどについて述べ、「共感した」「魅力を感じた」といった言葉で、自分に合っていることをアピールします。

3. 自分がどのような姿勢で貢献できるのかを書く

最後に、その病院に自分がどのような形で貢献できるのか、アピールしましょう。
新卒では経験やスキルをアピールすることができないかもしれませんが、「早起きが得意です」「人と接することが好きです」といったように、自分の長所を交え、「貴院に貢献します」と言いた形で結びましょう。
例文などを参考にして、さらに詳しく志望動機を書きたい方は下記の記事もご覧ください。

看護師の面接でよく聞かれる質問は以下の3つです。

 志望動機を教えてください
 入職したらどんな仕事がしたいですか
 残業や夜勤に対応できますか
それぞれの質問に対し、回答のポイントをご説明します

1. 志望動機を教えてください

志望動機の内容は、履歴書と変える必要はありません。
履歴書で書いた内容で書ききれなかった部分を付け足したり、話し言葉に直して述べましょう。

2. 入職したらどんな仕事がしたいですか

募集している仕事内容とあなたのやりたいことがマッチしているかどうかを確かめる質問です。
ここでは自分のやりたいことの紹介で終わらせず、求人情報や病院の理念をもう一度見直してし、それに沿った形で希望を述べましょう。
 
回答例
私は患者さんの身近でケアをしたいと考え、病棟での勤務を希望しております。
御法人では、終末期の方のケアを行う緩和ケア病棟に力を入れられているとホームページで拝見いたしました。
私も経験やスキルをつけ、御法人の理念である心温まるホスピタリティーの提供に尽力し貢献したいと考えています。

3.  残業や夜勤に対応できるかどうか

事前にその病院にどのくらいの残業や夜勤があるのかは、把握しておきましょう。
募集要項に詳細が記載されていない場合、ここで逆質問をしておくと、就職後のミスマッチを回避できます。
 
回答例
基本的には対応可能ですが、月平均の残業時間はどのくらいでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は看護師の就職について、様々なテーマをご紹介しました。
看護師への就職をお考えの方は、この記事を参考に自分に合った就職先を見つけ、就職活動の準備を始めましょう。
あなたの就職活動が成功することをお祈りしております!!

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