この記事では、看護師の就職面接や履歴書での志望動機で押さえておきたいポイントや、例文をご紹介します。面接前にしておく準備や志望動機の例文などもお伝えしますので、志望動機についてお悩みの方は、ぜひご一読ください。きっと役に立つでしょう。
就職面接で好印象を与える看護師の志望動機とは?
面接で好印象を与える看護師の志望動機には、いくつかポイントがあります。面接で印象に残りやすい志望動機は、以下の点を意識して考えてみてください。
志望病院について共感する内容がある
志望病院について共感する内容があると、志望動機に説得力を持たせられるだけでなく「うちの病院のことをきちんと調べてきてくれている」という印象を与えやすくなります。志望病院について調べてきているかも選考での評価ポイントになるので、事前に丁寧な情報収集を行ってから志望動機を考えてみましょう。
自分の看護観について簡潔に述べている
採用担当者は応募者のスキルや経験だけでなく、「看護観がうちの病院に合っているか」もチェックします。患者さまと接するときに心掛けていることや、将来どのような看護師になりたいかといった看護観を志望動機に絡めてみましょう。
自分の看護観がよく分からない場合は、仕事を通じて得た成功や失敗の経験を振り返ってみるのがおすすめ。「仕事での成功(失敗)で何を感じたか」を回想してみると、看護に対する考え方が整理しやすくなるでしょう。
自分と志望病院に共通点がある
自分と志望病院の共通点があることを話すのも、志望動機に説得力を持たせるポイントの一つです。自分が応募先とマッチしていることをアピールでき、「志望病院について共感する内容がある」でも触れたように病院についてきちんと調べていると印象付けることもできます。
就職面接で志望動機を答えるときの注意点
ここでは、面接で志望動機を答えるときの注意点を解説します。履歴書の内容と一貫させる、1~2分程度を目安に話すなど、面接で意識できるように覚えておきましょう。
履歴書に書いた志望動機と内容を一貫させる
履歴書に書いた志望動機と面接で話す内容は一貫させましょう。志望動機の内容が異なっていると、嘘をついていると思われたり信用できない人だという印象を与えたりしてしまいます。志望動機が矛盾しないよう、面接で話す内容を想定して履歴書を書くようにしましょう。
1~2分を目安に話す
面接で話す志望動機は短過ぎると熱意が伝わらず、長過ぎると本題がよく分からなくなってしまうため、1~2分を目安に話すのが丁度良いとされています。1~2分で話せる文字数は、300~400字程度です。志望動機を考えるときは、話すときの長さも意識しながら内容を作ってみましょう。
言葉の間違いに気を付ける
面接では、言葉の間違いに十分気を付けましょう。履歴書では正しく書けていても、口頭で説明するときに緊張から日本語がおかしくなってしまうことはあります。尊敬語と謙譲語が逆になっていないか、難しい言葉を間違った意味で使用していないかなど、面接前に音読練習しておくのが良いでしょう。その際第三者に志望動機を聞いてもらうのがおすすめですが、スマホのボイスレコーダー機能で録音してセルフチェックする方法も効果があります。
面接向け!看護師の志望動機の例文
ここでは、面接で話す看護師の志望動機の例文をご紹介します。以下のような例を参考に、オリジナルの志望動機を考えてみてください。
大学病院に応募する場合
「私が御院を志望したのは、最先端医療に携わりながら看護師として成長できると感じたからです。前職では総合病院の内科に6年間勤めておりましたが、看護業務に従事するなかで、これまで得た知識や経験をもとに、より多くの患者さまを助けることのできる看護師になりたいと思うようになりました。御院は、最新の医療機器や設備を持ち、高度な医療を提供しています。また、新人教育や院内外の研修・勉強会など教育面に力を入れていることにも魅力を感じ、看護師として向上心を持ちながら高度な看護スキルと知識を身につけられる環境であることも、御院を志望した理由の一つです。もし採用していただけた際には、1日も早く御院の戦力となれるよう尽力いたします。」(307文字)
精神科に応募する場合
「私は看護学生時代に精神科看護を学んだことをきっかけに、精神科の仕事に興味を持ちました。その後、新卒で入職した病院で、5年間精神科の看護師として勤めております。精神科では、患者さま一人ひとり環境や症状が異なり、複雑な苦痛を抱えている方も多くいらっしゃいます。そのなかで、患者さまとコミュニケーションをとりケアをすることに魅力を感じ、心の苦痛や疾患を抱える方のサポートがしたいと思いながら看護師の仕事に従事しています。精神科に特化した御院では、患者さまと信頼関係を築くことを大事に、一人ひとりに対してきめ細やかなケアをしています。私も患者さまの気持ちを重視したコミュニケーションや看護を行いたいと思い、御院を志望しました。」(309文字)
小児科に応募する場合
「私が小児科を志望するのは、看護学生時代の小児科実習がきっかけです。実習ではケガや一般的な疾患だけではなく、慢性疾患の子どもの患者さまも担当しました。昔から日常的に交流のある親戚に小さな子どもが多いこともあり、もともと子どものお世話をすることが好きという気持ちがありましたが、想像以上に小児看護の業務は幅広くハードな面もありました。しかし、業務がハードであると感じる以上に、実習を通して患者さまやご家族のお気持ちに寄り添える小児看護を経験したいと思いました。貴院は充実した医療設備を持ち、さらに患者さま目線の治療をモットーにしているところに魅力を感じております。その環境のなかで、私も小児医療に貢献したいと思い、志望いたしました。」(314文字)
整形外科に応募する場合
「私は幅広い年代の患者さまと関わりながら、疾患や怪我の回復をサポートしたいと考えており、御院の整形外科を志望しています。私は子供の頃、自身のケガで整形外科に通院していたことがあります。当時担当してくれた看護師の方が、通院の度に優しく声をかけてケアをしてくれて、ケガの回復を継続的に見守ってくれました。この経験が、患者さまの回復の過程を感じながらケガの治療にあたれる整形外科に魅力を感じたきっかけであり、同時に私が看護師を志すようになった動機でもあります。御院の理念である『患者さまとご家族とのコミュニケーションを大切にした治療』にも深く共感し、そのような環境のなかで整形外科の看護師として活躍していきたいと思っています。」(309文字)
志望動機を伝えるとき不安要素も話すべき?
面接で志望動機を話すとき、ブランクがあったり転職回数が多いといった不安要素について触れなければならないこともあるでしょう。そのときはネガティブな理由をポジティブに変換することで、採用担当者からの印象が悪くなるのを防ぎやすくなります。
また、就職や転職では少なからず、給与や待遇も志望動機に含まれるもの。しかし志望動機で待遇面について触れると「給与や待遇が良ければどこでも良いのか」と思われてしまうので、履歴書でも口頭での説明でも言及しないようにしましょう。
当日までにしておきたい面接対策と準備
面接では志望動機だけでなく、応募者に関して多くの質問をされるでしょう。そのとき問題なく答えられるよう、当日までにしておきたい面接対策と準備についてご紹介します。
応募先の病院の特徴について理解を深める
病院のWebサイトの情報や病院見学などで、応募先の概要や特徴について理解を深めておきましょう。診療科目や部署、地域での役割などあらゆる視点から病院の特色を把握し、応募先だからこそ学べること、実践できる看護などを探します。そのうえで、自身が目指す看護師像や取り組みたいことを照らし合わせてみましょう。それらを踏まえて志望動機につなげると、説得力があり印象深い内容になります。
志望動機に関連する質問の回答を考える
面接では志望動機に関連する質問を受ける場合があるので、いくつか回答を用意しておくと安心です。たとえば、「5年後のあなたは看護師としてどうなっていると思いますか」「前職の退職理由について教えてください」などは比較的聞かれやすい質問なので、対策しておくと面接本番で動揺せずに済むでしょう。
言葉に詰まってしまったときの対処法を考え対策をする
事前に志望動機を話す練習をしても、面接本番で言葉に詰まってしまい頭が真っ白になってしまうという看護師の方もいるでしょう。そのようなときは、面接官に「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と伝える、一度質問をオウム返しして気持ちを落ち着かせるなどの対処法を考えておくと、緊張が和らぎます。面接で言葉に詰まったことが不採用の直接の原因になる可能性は低いので、焦らずに自分のアピールしたいことを伝えましょう。
まとめ
面接で話す看護師の志望動機は、志望病院について共感する点があったり、自身の看護観について述べたりすることで印象に残りやすくなります。履歴書に書いた志望動機と内容を一貫させる、1~2分を目安に話すといったポイントを意識することで、より採用に近づけるでしょう。
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