転職及び就職活動における面談と履歴書記載の対策について

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#1964 2022/10/06UP
転職及び就職活動における面談と履歴書記載の対策について
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就職活動で主軸となってくるのがこれまでの自身の履歴経歴です。新卒なら大学や専門学校でどのように過ごしてきたのかはもちろんですが、臨床実習での学びを1つでも話せると良いかと思います。益々看護職に誇りを感じた、より一層看護師をとして働きたいなど前向きな体験があると良いです。中途も同様で、前職での忘れられない学びや体験を簡単に話せると良いと思います。あとはなにより笑顔で話しやすい雰囲気づくりです。

私は自分の体験をもとに、総合病院からクリニックへの転職についてまとめました。
まず、転職を考えたのは子育てのため夜勤がなく日勤のみのところで就職したいという思いからでした。初めての転職でもあったため総合病院での学びを活かせるよう経験したことのある診療科のクリニックに転職先を絞り、看護師としてのキャリアを更に積みたいと考えました。
次に、就職活動をするにあたり、様々なエージェント(人材バンク)に登録致しました。おそらく登録したのは3社程であったと思います。1社のみにしなかったのは、それぞれのエージェントさんで得意分野があるからです。例えば非公開情報を提示して頂けるところですとか、医院の求人募集を始めた直ぐに情報を提供していただけるところなどがあります。実際に紹介頂いた中、経験のない診療科のクリニックを紹介頂くこともあったのですが、給料や福利厚生などもしっかり提示頂け、安心して情報収集に努められました。
就職活動にて大切なこと、特に対策を知りたいことは面接であると思います。こちらに関しては、私自身エージェントの担当の方より、クリニックの院長の性格(!)や経歴などをご紹介いただき、対策を練っていきました。
ここに面接対策として、個人的に思うポイントをまとめてみました。参考になればと思います。

・これまでの学び、忘れられない経験を記載する

新卒の方であれば大学や専門学校にて少なからず忘れられない臨床実習があるかと思います。そのことに関して、どんな体験・経験をしどんな学びを得たのか述べられると良いと思います。中途、転職の方は前職で看護師として働き、転職先ではその経験を活かしてどのように働きたいかを述べられると良いと思います。
就職・転職先にも、なぜここを転職先として選んだのかということに話を繋げて述べることにより印象良く受け止められるかと思います。また、面談での1つの掴みのネタとして話を持てるので、非常に有益です。自分自身にとっても安心材料につながります。

・履歴書、職歴は嘘をつかずに堂々と記入する

私自身、学生時代留年を経験しておりますが、包み隠さずに記載しております。なぜならば留年はマイナスイメージではありますが、留年してしまったその1年が無駄だったとは考えていないからです。実際のところ、自身の転職時には何も聞かれませんでしたが、ここに注目して質問する就職・転職先もあるかと思います。それはどこの誰でもない自分にしか経験したことの無い出来事や感銘を受けた事などを話せる、大きなチャンスだと思うのです。
看護師として働いていたけれど離職し間が空いてしまった方、看護師として働く前に社会経験がある方もいらっしゃるかと思いますが、全く同じ経験を持つ方はおりません。自分を出せる大きな機会と捉え、職歴はしっかりと包み隠さず記入することを私は強くおすすめします。しかし、触れて欲しくない事はあるかと思います。話せる範囲で構わないので、職歴及び履歴書で聞かれそうなところは自身でピックアップし、どのような事を話すかはまとめておいた方が良いと思います。
また、実際履歴書及び職歴に関しまして、面接側からすると、面接時に辻褄が合わないことがあり、嘘をついている事が明らかだそうです。この話は、実際に面接して頂いた院長から伺ったのですが、嘘をつく人は明確であり、心の中では「絶対に取らない、採用しない」と思いつつも、面接時は適当に相手に合わせて話をするんだそうです。以上のことから、履歴書及び職歴は堂々と記入し、なおかつ嘘なく記載することが大事である事をお伝えします。

・自己PRではいい子ぶらず、何をしたいか、学びたいかを率直に書く

自己PRが特に大事だと思う方もいると思いますが、私は先にも述べたように大事なのは嘘をつかずに職歴及び履歴書を記入することだと思います。自己PRでは、なぜそこの就職・転職先を選んだのか必ず理由があると思います。それは人それぞれです。私自身を例に出しますと、家族との時間を大切にしたいため日勤のみのところで、尚且つ転職先でも即戦力になりたいため総合病院で経験した診療科のあるクリニックに絞りましたのでその旨を書きました。総合病院とクリニックでは、看る患者さんの重症度も違いますので、より診療科への理解が深められると思いました。経験したことのない診療科を受ける方は、なぜその診療科を希望するのか考えがあるかと思いますので、そちらを包み隠さずに記載すると良いと思います。経験したことがない診療科のため、自分のキャリア拡充に努めたい、というのも立派な理由です。
ただ、お給料が良かったから、というのは非常に重要な条件ではあるとは思いますが、そちらをメインに記入してしまうと、すぐ退職してしまうのではないかと相手側に疑念を抱かせてしまいます。印象ははっきりと言ってよろしくないので、その理由を述べるのは二の次三の次が良いと思います。面接でもあえて話したりしなくても良いかと思いますので、伏せておいても良いと思います。

・職歴及び履歴書の添削(アドバイス)をして下さるエージェント、もしくは周りの人に頼る

やはり自分が書いたものを第三者の目で見て頂き、構成に不備がないか等アドバイスを下さるエージェントを選ぶのも大切なことだと思います。先生のように添削、とまでは行かなくとも『こういう所をもう少し具体的に記入してみてください』などアドバイスを頂くだけでも相手側にとってより良い履歴書に近付けます。何より自身の安心に繋がると思いますので、エージェント登録した際には担当の方に履歴書の書き方等アドバイス頂けるのか問い合わせてみると良いかもしれません。私は、エージェントの方とはLINEでのやり取りを行っておりましたので、LINEの方で記載した履歴書を写真で送り、実際に目を通して頂き、アドバイスも頂戴することが出来ました。自分1人で頑張っていでも、必ず壁に当たるので、親身になって相談にのってくださったエージェントの方の存在は、とても心強いものでした。エージェントを利用されない場合でも、家族や知人、友人などでも構いません。分かりにくいところはないか等第三者の真新しい目で見てもらう事も大切だと考えます。

・面接時、笑顔を忘れない

緊張してしまうと顔が強ばってしまうかと思いますが、やはり看護師として働く上では雰囲気の良さというのは付加価値があると思います。ムリに笑え、というわけではありません。口角をあげるだけでも印象は全く違います。現在はコロナ禍という事もあり、マスク着用での面談かもしれませんが、話しやすい雰囲気作りは意識されると良いと思います。

以上、ポイントをまとめてみました。
最後に、面談や職歴及び履歴書の書き方のポイントなどを様々な事を述べてはきましたが、当然ながら緊張は致します。新しい世界に飛び込む前は誰しもが不安でいっぱいだとは思いますが、乗り切る事で次のステージが待っています。つらつらと述べてきた私自身も緊張するタイプです。今後も就職転職活動はついてまわるものだと思いますので、私自身も次の転職活動の時には、この経験を生かしてまた新天地で頑張れるよう励みたいものです。面接は一瞬だとは分かっていても不安なのは誰でも同じだと思いますが、少しでもポイントが役立てたら幸いです。
お互い頑張って参りましょう。

まとめ

職歴及び履歴書の記載は、嘘を書かないこと、自分自身がこれまでに学んできたことについて書くこと、というように面談に活かせるようまとめることが重要かと思います。緊張は当然ながらありますが、次のステージに繋げられるよう、面談を少しでもリラックスして臨めますように。

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