看護師はやりがいのある仕事。だからママになっても看護師として働きたい人は多いです。では、どのようにすればママと看護師を両立できるのでしょうか。ここでは、そのポイントを3つ紹介していきます。

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#1956 2022/09/29UP
看護師はやりがいのある仕事。だからママになっても看護師として働きたい人は多いです。では、どのようにすればママと看護師を両立できるのでしょうか。ここでは、そのポイントを3つ紹介していきます。
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看護師はやりがいのある仕事。だからママになっても看護師として働きたい人は多いです。では、どのようにすればママと看護師を両立できるのでしょうか。ここでは、そのポイントを3つ紹介していきます。

ママのままで看護師をする方法にはいくつかのポイントがあります。ただし紹介するこのポイントを守らなくては働けないというわけではありません。ただ少しでもクリアできると働きやすくなることは間違いありません。そのため、知っておくだけでも看護師とママの両立が楽になるのではないでしょうか。

1,病院を選ぶ時には、自分で時間帯を設定できる病院を選択する

ママと看護師を両立する方法として、非常勤看護師という働き方を選択する人もいます。
非常勤看護師というのは、常勤看護師とは異なり短時間勤務をすることが可能です。病院によっては、一番忙しい時間帯に勤務してほしいということから、非常勤看護師には、何時から何時までと時間を決めているところもあります。
またすでに非常勤看護師が勤務しているところでは、右に習えで自動的に時間帯が決まることもあるでしょう。
しかし、非常勤看護師で働くメリットしては、自分で時間帯を決めることが出来るというところにあります。そのため、求人に要相談などと書かれているところであれば、自分から勤務時間の相談をするといいですね。

家事と育児と看護師を両立させるためには、何時から何時までの勤務がベストなのかを自分で判断し、転職希望する病院と掛け合うのです。病院によっては、その提案を受け入れてくれるところもあるでしょう。反対に希望する時間帯は比較的マンパワーがあるので、時間をずらしてほしいと提案されることもあるでしょう。

ママのままで看護師を続けるためには、自分の希望することに対して声をあげていかなければいけません。もしもそれを提案して、始めは受け入れられなかったとしても、話し合いをしながらお互いに折り合いをつけていかなければいけないでしょう。

著者である私が勤務する訪問看護ステーションでは、非常勤の人が3人いますが、勤務時間はみんなバラバラです。仕事の開始時間は、申し送りの始まる時間で統一されているのですが、終了時間が異なるのです。それぞれ、13時、15時、16時半といった時間に勤務を終えて帰宅します。
面接時の話し合いの上に勤務時間が決まったわけですが、勤務時間が異なるだけでそれぞれの家庭にあった働き方が実践できているなと常勤から見ると感じています。

例えば子どもが小さい時には、学校の帰宅が早いので勤務時間も短めにするということも多いです。反対に中学生くらいになると、学校の終了時間は遅くなり、部活や塾といった送迎をこなさなくてはいけなくなるので16時半くらいに仕事を終了し、ママとしての役割を果たすということも十分に理解できます。
非常勤看護師のメリットは、看護師としてのやりがいある仕事をつづけながら、ママとして両立できるように自分で時間を捻出することが出来るところにあるのです。そのためには、病院に理解をしてもらい、協力してもらうことがとても重要になるのではないでしょうか。
看護師を続けるためには、非常勤看護師の勤務時間の自由度があるところを探すのがおすすめです。

2,電子カルテやタブレットを利用している事業所もねらいめ

病院のカルテは、紙カルテから電子カルテに変わってきていますね。紙カルテの時には、手書きに時間がかかりますし、カルテが分厚くなるほど情報収集にも時間がかかりました。しかし、電子カルテに変わってからは、入力も簡単になり、以前ほど時間がかからなくなったという声が増えています。情報収集もそれぞれの看護師が電子カルテをチェックして情報を得ることが出来るので、みんなで集まって改めて申し送りをするということが少なくなりました。

申し送りというのは、みんなで統一して申し送り事項を確認できるというメリットはありますが、実は勤務開始時の忙しい時間に決まった時間を取られるというのは、とてもロスになることなのです。そのため、情報収集は各看護師に任せて、本当に周知しておかなければいけないことだけを申し送りの時間に伝えて終了と簡素化されているのです。もしくは全く申し送りがないところもあるほど。

更に訪問看護ステーションなどでは電子カルテはもちろん、タブレットを利用しているところも増えてきています。タブレットのメリットは、時間、場所を選ばず、情報収集が出来るというところです。もちろん、個人情報が詰まっているものなので取り扱いには十分な注意が必要なのですが、タブレットを使用することで、直行直帰できるというところが訪問看護ステーションの大きなメリットなのです。

ママとして働くときには、申し送りに合わせて出勤することが難しいこともありますね。そんな時には、1件目の訪問は直行できると時間も有効的に使えます。ただ訪問前にこれまでの患者の状況を知っておくことは必須です。そのような場合、タブレットがあると情報収集をした上で訪問できるので安心です。

特に訪問看護ステーションなどは、感染対策や自由度のある働き方対策などで直行直帰を実施しているところもあり、ママとして看護師として両立できる割合が高くなります。面接の時にはぜひその点に注意して問いかけてみましょう

もしもこれまでに直行直帰という働き方を実施していないというところでも、電子カルテやタブレットを活用しているところであれば、そのような働き方が可能なのでは?と提案することも可能です。何事も初めてのことは迷いが生じますし、混乱するものです。しかし面接官もこのような働き方もできるのかと改めて考えるきっかけにはなるでしょう。

そこから、非常勤看護師として、ママとして働きやすい環境がうまれることもあるのです。

3,自宅から近い職場から求人をチェックしていこう

転職を考えた時には、希望の科、勤務時間、給料などの条件をもとに求人を探し始めることが多いのではないでしょうか。しかし、なかなか希望の求人が見つからないことがあります。また万が一、良い求人を探し当てたとしても、自宅からは遠いという場合も少なくありません。

ママと看護師を両立させる方法としては、やはり自宅から近い、もしくは子どもが通う学校などから近いということがポイントになります。
しかしそれを基準に求人を探しても、なかなか見つからないということが少なくありません。そのような時には、転職サイトなどを通さず直接病院へ問い合わせてみる方法もあります。

病院によっては、転職サイトなどには求人を掲載していないけれど、ハローワークだけには登録をしているという場合もあります。またどこにも求人を出していないけれど、実は看護師を募集しているというところも多いのです。
病院の規模にもよりますが、比較的小さなクリニックや診療所は、慢性的に看護師不足の問題も抱えているのですが、転職サイトから紹介を受けて採用してしまうと、紹介料などを支払わなくてはいけないという問題もあるのです。病院の経営状況を鑑みると、出来ればそれは避けたい、地元に近い看護師を採用したいと考えているのですね。

その点から考えると、ママとして看護師の仕事と両立したい時には、転職サイトで良い求人を見つけられなくても心配はありません。地元の病院やクリニックに直接問い合わせて、求人の有無を確認してもいいのです。

自宅からも職場が近いということは、もしも子どもの体調が悪く、緊急にお迎えをしなくてはいけないというときにもすぐに対応できるメリットがあります。
また通勤時間がかからないということも、大きなメリットですね。自宅で家事や育児をする時間を削らなくてもよいのですから。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
看護師は命にかかわる大切な役割を担う責任のある仕事。そのため、ママとして看護師として中途半端な働き方はできないと考える人も少なくありません。しかし、非常勤や常勤など自分の生活スタイルに合わせた働き方も可能です。また求人の探し方によっては、自分に大きなメリットのある職場を見つけることも可能です。参考にしてみてください。

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