女性が多い職場の看護師として働く以上、避けて通れないのが人間関係の悩み。
そう考えると、就職先を選ぶことはとても重要な選択です。
私が就職した先での人間関係の悩み、そしてなぜ転職して成功できたのか、体験談をまとめてみました。
<最初の職場の悩み>
1番初めの就職先は大学病院でした。
毎日重症患者を看護してやりがいは感じていましたが、看護師長のパワハラがひどく、看護師は皆びくびく怯える日々でした。
私が特に理不尽に感じたのは、まず結婚した時です。
夫婦やお互いの両親と話し合い、結婚式と入籍日は別の日取りとなりました。
それを看護師長に報告すると
「なんで結婚式と入籍日が別々の日なの?」
「それって非常識だってことあなたたち分かってる?」
「看護部に報告するときの私が大変じゃない!」という発言を受けました。
(ちなみにこの当時、看護師長は独身です。)
私は20代、看護師長は50代だったのでジェネレーションギャップかな?と当時は気にしないようにしていました。
それでも3回は同じことをネチネチ言われ続けましたが。
しかし妊娠してつわりで休んでいる時も、看護師長からまたもやヒドイ発言が。
「産休の最後までしっかり働いてよね。」
「妊婦の〇〇さんは体調悪くても仕事してたじゃない!しっかりしてよ」など。
今思えばマタニティハラスメントと思われる扱いを受けていました。
育休後に復帰しても子育てしながらここでは働けないと思い、産休に入るとともに退職しました。
<2番目の就職では託児所付きを優先>
娘が2人生まれて3歳と1歳になった頃、優先した琴は託児所があるかどうかでした。
2人とも保育園に入園したらパート代の半分が飛んでしまう、、、と考え、保育代がお得になる託児所付きの介護施設に就職。
ここではやはり私と同じ、ママさんのパートが多く、子供が急に体調を崩してもお互いが助け合うというスタイルでした。
しかしそこにはすでにお局的な女性介護士が2~3人いて、新人が入ってはなじめず次々辞めていく、そんな職場でした。
本当に3日しか出勤していないのに、4日後にはもう「退職します」なんて人もいる中で、上司や管理職、社長は何も行動しない日々。
私も、質問しても無視されたり理不尽な扱いを受け、上司に相談しましたが見て見ぬふり。
結局子供が幼稚園に入園するのをきっかけに、就職して1年後に転職することにしました。
<転職で成功!職場を探す方法>
結局は2か所とも、人間関係に悩んで転職してしまいました。
しかし次の職場まで人間関係に悩むのはもう嫌だなと思う日々。
次は絶対に失敗したくないと強く思い、就職する上で自分なりにこだわったポイントを紹介します。
①何度も求人が出ている職場は除外する
2~3か月の間、5日に1回程度でいいです。
しばらく求人情報に定期的に目を通してみてください。
そうすると、何度も求人が出されている職場がだんだん分かってきます。
そのような職場は、いくら「働きやすい環境」「アットホームな職場」と記載されても信用しないほうがいいです。
なぜなら何度も人が辞めている可能性が高いからです。
いくら条件が良くても、何度も求人情報に出てくる職場は除外したほうが安全です。
②自分の生活範囲以外の職場にするのがおススメ
私の2番目に就職した介護施設は通勤時間5分の場所。
就職した際は近いからラッキーぐらいにしか思っていませんでした。
しかし退職した後も毎日のように目の前を通るため、その度に嫌な思い出がよみがえってしまいます。
個人的な意見ですが、仕事とプライベートはしっかり分けられる空間の方が、仕事中でも退職後でも気は楽だと感じました。
③自分が一番大切なことは何かを明白にする
就職探しで自分は何を一番大事にしたいか、何を優先したいか、譲れないものは何かを明白にしておきましょう。
私の場合はとにかく人間関係に悩まされないこと、子供がいても融通がきくことでした。
自分の軸をはっきりさせておけば、職場探しでも迷いは少なく済みますよ。
④知人や友人が働いている職場
全く知らない職場にいきなり飛び込むのはそれなりに勇気が必要です。
そして実際に働いてからでないと、職場の良しあしは分かりません。
もし知人や友人が働いている職場で求人が出ている場合、話を聞いてみましょう。
長く働いている知り合いがいるだけでも、職場への期待感が高まりますよね。
⑤新規開院のオープニングスタッフを探す
人間関係に悩んでいた私はとにかくお局がいない所。
つまり新しくオープンする病院、または開院して1~2年程度の新しい病院を探しました。
たまたま2か月後にオープンするクリニックのオープニングスタッフを募集していたため、こちらに決定しました。
<3度目の就職先はオープニングスタッフ!良かった点>
オープニングスタッフとは、病院を開院するために新しく雇用する職員のことです。
つまり新しく病院を開業させるにあたり、医師や看護師、医療事務のスタッフが一同となって準備していきます。
ここが私にとっては一番働きやすい職場でした。
①人間関係が0からのスタート!
まずスタッフ全員初めましての状態で自己紹介から始まります。
それから協力して開院の準備をしていくので、次第に結束力が生まれていきました。
開院するころにはみな仲良くなっていて、和気あいあいとした本当にアットホームな職場となっていました。
もう嫌な上司やお局に怯えずに済む、3度目の職場で初めて生き生き仕事できたと思います。
②子持ちの主婦に理解があった
そして面接時に気を付けたことは、子供のことを正直に話しておくことでした。
私の家族は夫婦2人と子供2人、祖父母は遠方なため頼れないこと。
子供に何かあった場合に呼び出されるのは母親の私であること。
子供がいる家庭に理解を示してくれる職場かどうか、私にはそれが一番大切な条件だったのです。
しかし面接時に「他にも子供を持つママさんを雇う予定だから、心配しなくてもいいよ。」という言葉をかけてくださり、安心して働くことができました。
実例として開院1週間後、まだスタッフが慣れない中必死に診察に当たっていた時のこと。幼稚園から「子供さんがけがをして病院にいるので来てほしい」という電話が。
看護師は私を合わせて3人しかいませんでした。
主人に相談しようか迷っていて、スタッフに事情を説明したら「いいよ、すぐに行っておいで!」と背中を押してくれました。
③トラブルはスタッフみんなで話し合い
新規開院の病院ではまだマニュアルも未完成なため、当然予期せぬトラブルも起こります。
そのような時はスタッフ全員で情報を共有し、医師や看護師、正社員やパートなどの立場関係なく意見を言い合うことができました。
むしろみな違う職場でいろいろな経験をしているからこそ、違う目線からの意見を言えたり客観的にとらえることができます。
トラブルを乗り越えるとまたスタッフの絆も深まりました。
④とにかく施設がきれい
当たり前ですが、開院したばかりのクリニックだったので外装も内装もとにかくきれいで清潔。
自分がやや潔癖症というのもあり、新しい病院というのはそれだけでも十分魅力的でした。
そしてオープニングからいる身としては、自分もきれいな病院を保ちたい!とやたら掃除に気合が入っていました。
⑤休みの申請がしやすい
スタッフも子持ちもママナースが多く、子供の行事があるときはお互いの予定を見合わせてかぶらないように調整。
なによりマネージャーや医師にも話しやすい現場だったので、休みについて意見をどんどん言えるのはうれしい関係性でした。
そしてクリニックでは休みの日はほぼ暦通りのため、予定も立てやすく家庭と両立やすかったです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私の体験談を交えながら、就職するときに失敗しない職場選びのコツについてお話してみました。
みなさん就職するなら楽しく自分らしく働ける場でありたいですよね。
就職するときは譲れないポイントを押さえて探してみましょう。
少しでも参考にしてみてくださいね!
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