看護師の履歴書と職務経歴書は第一ステップ!就職の選考を通りやすくするコツは?

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#1917 2022/08/22UP
看護師の履歴書と職務経歴書は第一ステップ!就職の選考を通りやすくするコツは?
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看護師が新たな就職先を探しているときには書類選考を通りたい、面接をうまく通り抜けたいと思うでしょう。この記事では履歴書をうまく書き上げて、面接で通りやすくするコツを紹介します。看護師が新たな職場で働き始めたいときに役に立つノウハウなので参考にしてください。

看護師が転職したいと思ってあらためて就職先を探すときには履歴書の提出をして書類選考を受けます。書類選考を無事通過することができたら面接選考になり、志望先によっては1回だけではなく2回か3回の面接を受けることになります。
書類選考と面接選考は就職するときには避けて通れないステップです。ただ、この2つのステップは切っても切れない関係にあります。書類選考の履歴書と職務経歴書に基づいて面接がおこなわれるからです。面接を通りやすくする書類を書いて提出するのが就職に成功するポイントです。面接を通りやすい書き方のコツを確認していきましょう。

・履歴書は一切飾らずに正直に記述する

履歴書は自分の学歴や職歴、資格や特技などを書く書類です。基本的には自分の過去から現在に至るまでの履歴を記述していく客観的な書類ですが、特技や趣味、自己PRなどの欄には強みを書いてアピールすることができます。履歴書でアピールするのは重要なポイントなのは確かで、書類選考を通過できるかどうかを大きく左右します。ただ、面接選考のときにも面接官が履歴書を手元に持っていて、内容を見ながら質問することが多いので注意が必要です。
履歴書は一切飾らずに客観的な視点で正直な記述をするのが大切です。学歴や職歴の詐称をするのはもってのほかですが、趣味や特技についても嘘偽りをしないようにしましょう。子供会や老人会などでボランティアをするのが趣味とアピールすると、看護師として有望そうだと期待してもらえる可能性があります。ヘルスケアやサプリメントの利用が趣味という記述をするのもアピールポイントになるでしょう。しかし、履歴書に書いた趣味や特技は面接で話題として取り上げられることが多いので、深い知識や経験があるかどうかを問われます。ほとんど興味がないのに履歴書に書いてしまうと、書類選考は通っても面接選考で落ちる原因になります。
自己PRについても同様で、何を話題にされたとしても深い話ができるように内容を厳選するのが重要です。嘘偽りは一切せずに本当のことをわかりやすく端的に書きましょう。

・履歴書の自由記述欄は面接で話題にしたい内容を具体的に書く

看護師が就職するときに書類選考も面接選考も通りやすくするには履歴書の自由記述欄がとても重要です。趣味や特技などももちろんですが、自己PRや志望理由などの短い文章が決定打になります。
学歴や職歴が際立っていて、どの職場でもぜひとも採用したいと思うような看護師もいます。しかし、実際には人柄や性格を見てから採用を決定したいと考えるのが一般的です。書類選考では自由記述欄の内容からどのような人かをイメージして、面接に呼ぶかどうかを判断しています。具体的なイメージが湧いてくる人ほど面接に呼ばれやすくなるので、できるだけわかりやすく具体的に記述するように心がけましょう。
また、面接では自由記述欄の内容をもとにして質問する面接官がほとんどです。裏を返せば、面接で話題になる可能性が高いので、自由記述欄には話が弾むような内容を盛り込むのが成功につながります。どんな質問が来たら自分をアピールできるかという視点で、履歴書に書く話題を決めるようにしましょう。

・職務経歴書は逆時系列で直近の内容に目を向けさせる

看護師が転職や再就職をするときには職務経歴書の提出が求められます。書類選考では履歴書よりも重視されることがほとんどで、フォーマットもないことから作り込みが重要な書類です。
書類選考を通るうえでも、面接選考を有利にするうえでも重要なのが職歴の書き方です。今までにいくつかの職場を経験してきたなら、逆時系列で書くようにしましょう。看護学校の卒業から始めて時系列で職務経歴を書く人もいます。しかし、読み手の立場になってみると、上から順番に読み進めていくでしょう。最初の就職先での経験よりも、直近の経験の方が内容も高度で果たしてきた責任も大きいはずです。アピールできるポイントは直近の仕事の方が多いでしょう。
職務経歴書にはフォーマットがないので、逆時系列で書いてまったく問題ありません。最も読み手の目につくところに最近の仕事の内容を詳しく記載して、活躍できる看護師だと認識してもらいましょう。面接選考のときにも面接官は職務経歴書の目立つところから質問をするのが一般的です。直近の経験で詳しく説明できるところを質問してもらえればスムーズに答えられます。
逆時系列で職務経歴書を書くのは先攻を通りやすくするちょっとしたテクニックです。転職の経験が多い人ほど効果が大きいので、なかなか新しい就職先が見つからずに悩んできた方も試してみる価値があります。

・職務経歴書にはスキルや経験を端的に箇条書きする

看護師として身につけたスキルや培ってきた経験は箇条書きにして一覧を簡単に見てもらえるようにしましょう。看護師の新規採用をするときには欲しい看護師像が明確になっている場合がほとんどです。ジェネラリストとしていろいろなことができる看護師が欲しい場合もあれば、特定の医療機器を専門的に取り扱えるスキルがある看護師を求めている場合もあります。スキルや経験が一覧になっていると、書類選考の時点で候補にすべきかどうかを採用側が簡単に判断できます。
面接に呼ばれたときには特に気になっているスキルや経験について、職務経歴と照らし合わせながら説明することが求められます。職務経歴書を書く時点で自分の過去を振り返っておけば具体的に説明できるでしょう。
職務経歴書は端的にまとめるのが基本なので、スキルや経験は簡単に書いておけば問題ありません。詳しくは面接で聞いて欲しいというスタンスで箇条書きにしておくと、面接で話題にしてくれます。特に現場の看護師や医師が面接官として対応する場合には、職務経歴書の細かいところまで目を通していないこともよくあります。ふと見ただけでわかりやすい箇条書き部分を見て質問をすることが多いため、自信のあるスキルや経験をまとめておくと有利です。

・履歴書か職務経歴書に就職後にやりたいことを書く

看護師が書類選考を通過するにも、面接選考で有利になるにも重要なのは、やりたいことを書いておくことです。履歴書でも職務経歴書でも構わないので、できるだけわかりやすくやりたいことを明記しましょう。
まだ具体的に何をしたいかを書くのが難しい場合には、記述欄が狭い履歴書に書くのが無難です。自分が就職した後にどのようなイメージで働いていきたいかを短い言葉でまとめましょう。面接のときに質問される可能性が高いので、それまでに落ち着いて具体化すれば大丈夫です。
既に具体的に何をやりたいかがはっきりしているなら職務経歴書にまとめましょう。職務経歴を記述した後、自分のPRポイントや意気込みを書いても何も問題はありません。自分の経験を生かして何をしたいのかという切り口で記述すると、職務経歴との関連性もあって実際に現場で活躍している姿をイメージしてもらいやすいでしょう。
看護師の採用は過去を重視しているのではありません。現場に出てきた看護師がこれからどのように力になってくれるかを考えて採用の可否を検討しています。書類選考でも面接選考でもこの点には違いがありません。就職後にやりたいことを書くだけでなく、その結果として何が変わるのかまで書き記すことができれば有望な看護師として見てもらえます。

まとめ

看護師が新しい職場に就職するときには履歴書と職務経歴書を作り込むのが大切だとわかったでしょうか。書類選考は面接選考とつながっているという意識を持って、どちらも有利になるように書類を準備するのが重要です。就職後の抱負も具体的に書いて今後を支える人材としてアピールしましょう。

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