転職を経験して人間関係の大切さを知りました 

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#1909 2022/08/14UP
転職を経験して人間関係の大切さを知りました 
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病院、市の非常勤勤務、訪問入浴、デイサービスと様々な施設を転職してきました。転職をするにあたり人間関係はとても重要だと感じています。人間関係が良好であれば仕事の時間がより充実した時間になると思うからです。私が転職するうえで人間関係に関して注意しているところ、また見極めているところを紹介していきたいと思います。

私は24歳の時に看護師として働き始めました。
妊娠、出産、子育てをしながらの転職でしたので基本的には人間関係良好な職場を選ぶようにしていきました。なぜかというと1年目に働いた病院で人間関係に悩んでいたからです。

新卒1年目の病院

新卒一年目に入職した病院は地方の三次救急の病院でした。
教育体制やプリセプター制度もしっかりしているということなので入職を決意し働き始めました。
仕事を開始しし驚いたのはいきなり休日出勤になっていたこと。(仕事を開始して師長から勤務表を渡されたのですが、何の相談もなく勤務が振りわけられていました)
師長に確認したら「決まったことなので」の一点張りで相談の余地なしでした。
業務にも少しずつ慣れ、受け持ちもするようになりました。定時には仕事を終えていたので帰ろうとすると、先輩看護師から「みんな記録が終わってないから待ってて」と言われました。待っていると先輩は記録を書きながら日勤スタッフ同士でおしゃべりをしているいわゆる仲良し残業状態でした。
自分の仕事が終わったのに残らなければいけないのかプリセプターに確認すると「1年目なんだから残業して」と言われました。
そのほか忙しくなると機嫌の悪くなる先輩や質問など聞いてこないでください系の先輩がほとんどでした。
職場の先輩を見ていると、プライベートを犠牲にして仕事に蝕まれているように見えました。
仕事量の多さや職場の人間関係により適応障害になり、その病院は1年で退職することになりました。

友達の紹介で訪問入浴へ

病院を辞めてすぐ友人から訪問入浴が近所にできるので一緒に働かないかと紹介があり働くことにしました。
勤務の時はオペレーター、介護士、看護師の3人で移動します。
オペレーター、介護士さんは当たり障りない感じでかかわってくれましたが、基本的には業務のことしか話しませんでした。妊娠もあり5か月ほどで退職しました。

子どもの乳児検診をきっかけに市の非常勤職員へ

子供の乳児検診の時、看護師のスタッフがいることに気が付き市の非常勤勤務職員の登録をし、乳幼児健診のスタッフとして働きはいじめました。
勤務は月に5~6回ほど時間も3時間くらいでした。
看護スタッフは5名で私より年配の方が多かったです。
年齢的にも子供と同じくらいからか、子育てはどう?とか、お仕事大変じゃない?など気遣ってもらうことも多かったです。
仕事内容に関しても何年も勤務されているので丁寧に教えてくださいました。
保健師さんともかかわることもありましたが、皆さん気さくに声をかけてくれてとても働きやすかったです。
検診が各クリニックになり集団検診の回数が少なくなるということで3年間の検針業務は勤務終了となりました。

デイサービスへ

次に務めたデイサービスは、常勤看護師さんが入浴時に機嫌が悪くなることや介護士さんに対してあたりが強いことを理由に3か月で退職しました。

病院に勤務することに

次は隣町の病院にパートで勤務することになりました。
師長さんはとてもやさしく、スタッフみんなで頑張ろう!というタイプの方でした。
先輩も分からないことはいつでも言ってね!と声をかけてくれる方が多かったです。
中には自分のやりたいようにできないと機嫌が悪くなる方もいますがかなり少数派です。
仕事の報連相もしやすいし、ストレスも少なく働けていて、平和に仕事を続けることができています。

転職を繰り返してきましたが、現在は人間関係が良好な職場で働くことができています。転職するにあたり、人間関係の構築というのは必要不可欠だと思います。人間関係により仕事のしやすさも変わってくると思います。人間関係が良好なことで仕事もしやすく、ストレスもかなり軽減するなというのが経験として実感しています。

ここからは転職活動するときに注意するポイントについて話していこうと思います。

①見学時担当者の態度や話し方
②介護事業所の場合はホームページで確認
③口コミサイトの評判
④知り合いからの話

まず①について。転職活動をしているとき見学担当者の対応をよくみた方がいいと思います。担当者の言葉遣いや説明の仕方、質問に答えてくれるかなどです。
担当者がその病院や施設のトップの方ならなおさらだと思います。
経験から、トップが変(一般常識がない、無礼、距離感がおかしいなど)な場合、職場も変な可能性が高いからです。
逆に担当者の対応が丁寧な場合は入職を検討してもいいと思います。
組織はトップの意識が伝番するものだと思います。
デイサービスの見学に行ったとき、見学の際説明は施設長がしてくれたのですが、介護未経験の方で「いつから働けるか」と聞かれたので「現職の退職が2か月後なのでそれ以降です」というと「遅っ!!」と言われ苦笑いするしかない状況でした…。結局その職場は人間関係は悪かったです。
現在務める病院で感じたのですが、丁寧な上司の元には丁寧な部下がいると改めて感じました。

②について、介護事業所で働く場合は『介護事業所・生活関連情報検索』の活用をおすすめします。
私の住む埼玉県は『介護事業所・生活関連情報検索』というサイトがあり、各介護事業所の詳細を調べることができます。
理念などがありますが、特に職員の人数や離職率をチェックした方がいいと思います。私はデイサービスの離職後にこのサイトに気が付いたのですが、昨年度の介護士、看護師の離職人数がかなり多いことを知りました。
友人が務めている施設は人間関係が良好のようで、離職も少ないとのことでした。実際サイトで調べてみると離職人数は少なかったです。

③について、看護師の転職エージェント、ナース専科で私は口コミを見ました。
ポイント制で全部の口コミは見られなかったのですが、気になる病院の口コミを見て参考にすることができます。

最後に④について。
やはり実際勤務している人の話はかなり重要で貴重だと思います。
今の職場は知り合いが「みんな優しいし、子育て中でも働きやすいよ」と紹介してくれたため働こうと思いました。
また、転職活動中に近郊で働く友人や知人に病院内の人間関係や働き方を聞くことも多く、きつい人が多かったり、パートでも残業が多かったりと転職エージェントや各病院ホームページからは知ることのできない情報を知ることができます。
リアルな声はとても貴重なので、看護師の知り合いや友人は大切にした方がいいなと感じます。

転職活動もかなりエネルギーを使います。転職に失敗しないためにもぜひ①~④を気にしてみてはいかがでしょうか。

最後に転職後の見極めを話したいと思います。
結論、人間関係を築けない変な職場にあたってしまったらさっさとやめた方がいいと思います。
人間関係を築けず、ストレスがたまる時間ほど無駄なものはありません。
早期にやめて次の仕事に就けないんじゃないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。仕事はあります。ですので、自分に合った職場をさがし、良好な人間関係を築ける時間を大切にしてほしいと思います。
1年目にだらだらと働いてしまい、結局体調を崩してしまいました。
人間関係のストレスは大切な自分の心身を蝕んでいきます。
そうならないためにも、「ダメなら次!きっと自分に合う職場が見つかるさ」位な感覚で転職してみてはいかがでしょうか。
きっとあなたに合う職場はあります。(1年目の同期は10回転職し今やっと自分に合う職場を見つけました)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は私の転職話や転職活動中の重要ポイント、また転職後の見極めポイントを書かせていただきました。
人間関係は仕事をするうえでかなり大切な部分になります。
人間関係が良好なことで仕事のしやすさやストレスが少ないなどメリットがたくさんあるからです。
転職を考えている方の参考になれば幸いです。

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