子育て中の再就職の注意点や最適なタイミング

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#1905 2022/08/10UP
子育て中の再就職の注意点や最適なタイミング
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医療・福祉の分野では他の分野に比べて働く女性が多くいます。そして、子育て中の転職や、結婚や出産に伴い退職したが復職することも珍しくありません。
しかし、子育て中の働くママさん達の中には、転職や再就職の時期に悩む方も多いはず!
そこでこの記事では、子育て中の転職や再就職の際の注意点やタイミングをご紹介します。

子育て中の働くママさんには、子供の生活の変化から働き方を変えたいと思っている方は多いと思います。
例えば、看護師や介護士で夜勤がある場合、夜勤のない職場に転職したいと考えるでしょう。
また、出産に伴い退職したけど復職したいと考えているママさんも多いと思います。
実際に、子育て中の転職や復職は可能なのでしょうか?

【子育て中の転職や再就職は可能なの!?】

子育て中の転職や再就職は可能です!

しかし、育児休暇中の転職活動は注意が必要です。
育児休暇中は元の職場に復帰する前提での育児休暇なので、転職活動自体は可能ですが、面接をうける病院や施設の経営者からの印象は良くありません。
そのため、育児休暇中の転職活動は情報収集程度にとどめ、面接や施設見学などは育児休暇が明けてから行うほうがいいでしょう。

また、育児休暇中は子供を長時間預ける先を探す事が難しかったり、子供も体調を崩しやすかったりします。
そのせいで、面接や施設見学の日程調整が難しかったりすることもあると思います。
さらに、育児休暇中は子供の生活リズムも不安定だったりします。
そんな中で、履歴書や面接の準備をすることは簡単ではないと思います。
そのため、育児休暇中の転職活動はオススメしません。

しかし、育児休暇が明け復職していれば違います。
子育て中の転職や再就職は十分可能です!
子供の生活リズムが変化したことを理由に転職や再就職を考えている方は、転職や再就職に向けてしっかりとリサーチし家族で話し合いながら転職活動に臨みましょう。

【子育て中に転職や再就職をする際の注意点】

子育て中の転職や再就職にはいくつか注意点があります。
大きく分けて
・転職先の選び方
・面接での質疑応答
の2つです。

まずは、“転職先の選び方”についてです。

雇用条件や働きやすさに目がいきがちですが、自宅と勤務先との距離や、保育園や学校、学童などとの距離も重要なポイントです。
子供が保育園児の場合、体調の変化が大きく急なお迎えに呼ばれることも多くなります。
そんな時、職場と預け先が近いと、すぐにお迎えに行く事が可能です。
もし、どうしても希望の転職先が遠方になってしまう場合は、急に呼び出された場合はどうするか等は家庭内で話し合っておいた方がいいでしょう。
事前に家族で話し合っておくことで、面接の際に質問された際の回答にもなります。

また、“子育てと両立しやすい職場か”ということばかりに目が行きがちですが、仕事のやりがいも大事なポイントです。
元々勤務していた職場と同じ領域なのか、はたまた新たな領域に挑戦するのか。
実際に働くのはママだからこそ、働きやすさと同じように仕事のやりがいも重要です。
働きやすさを重視してしまったあまり、やりがいの感じない職場だと、努力してせっかく取った素晴らしい資格を生かせずに働くことになってしまうかもしれません。
やりがいのある職場に転職できれば、子育てのストレスを仕事で発散する事ができるかもしれません。
そのため、働きやすさと同じくらいやりがいのある分野かという点も転職先を選ぶ上で重要なポイントとなります。

次に“面接での質疑応答”についてです。

重要なことは、“ありのままの実情とできる事、できない事をはっきりと伝える”ことです。
面接では、求人情報や施設見学ではわかりずらい社風や施設の実情を確認することができるいい機会です。
面接官からの逆質問で「子育てママの割合」や「子育てママ達はどのような働き方をしているのか」を確認してみましょう。
もし、曖昧な答えが返ってくるような場合は、管理職が実情を把握していない可能性が高いです。
その場合は、残念ながらあまり子育てに理解がない施設の可能性が高いです。

他にも、面接官から「急な残業や勤務変更は対応可能か?」や「子供の体調が悪くなった時はどうするのか?」などと聞かれる場合もあるでしょう。
その際はしっかりとできる事、できない事を答えましょう。
採用されたい一心で、できない事をできると言ってしまうと、実際に勤務が始まった後に大変になる可能性もあります。
その際に、「他の子育てママさんはどうしてますか?」と逆質問をしてみるのもいいと思います。
さらに、看護師や介護士で夜勤のある施設への転職を検討している場合、夜勤の回数なども面接時に確認しておくといいです。

また、子育てママは子供の体調不良なので早退する事が多くなると想定されるでしょう。
それを踏まえて事前に家庭内でしっかりと話し合っておきましょう。
例えば、体調不良など急に早退するのはママが対応する。
その代わり、病院受診や予防接種など前もってわかっている予定はパパが対応するなど、家庭内で役割をしっかり決めておき、面接の際に
それを伝えると、施設側も安心すると思います。

『子育て中に転職や再就職をする際のタイミング』

子育て中に転職や再就職をするタイミングもいくつかあります。
①0-3歳
②4-5歳
③小学校入学前後
大きく分けてこの3つです。

まず子供が0ー3歳の時期の転職。

この時期は思うように仕事と家庭を両立できないなど、転職を考える子育てママは多いです。
しかし、この時期の転職は多くのハードルがあります。
この時期の子供は目を離す事ができず、転職活動も子供が寝ている時など、合間時間での転職活動となります。
時間のない中でようやく面接に漕ぎ着けても、子供の体調不良でドタキャンになるなど、この時期の転職活動にはハプニングもつきものです。
また、無事転職できたとしても、転職直後は年休が取得できないなど、就職活動終了後にも問題は残ります。
しかし、そこは家族のサポートや一時保育、思い切ってベビーシッターにお願いするなど、サポート体制を整えていけば、解決できます。
そしてそのハードルを乗り超えて希望の施設に転職でする事ができれば、子育てママとして仕事と家庭の両立にかなり近づくでしょう!

次に、子供が4ー5歳の時期の転職。

この時期になると、子供も体力や免疫力、生活リズムも安定してくる時期です。
そのため、ママにも余裕が生まれ、転職活動を進めるには最適のタイミングです。
この時期になると、第二子や第三子など、次の子供を考えたり、家庭内での将来設計が変化してくる時期になってきます。
その上で、家庭内の将来設計を踏まえた上で、長期的な視野も念頭に置いて転職活動に臨む事が大事になってきます。
また、子供が小学校に進学すること見越して、“子供が小学校に上がっても働き続けられるか”というのも転職先を探す上で重要になってくるポイントです。

最後に子供が小学校入学前後の時期の転職。

この時期は、子供はある程度自分のことが自分でできるようになるため、転職活動がしやすくなると思われがちです。
しかし、小学生になるとこれまでの生活リズムがと生活リズムが一変します。
例えば、学校の登下校の時間が変化し、これまでは通勤ついでに登園ができていたのが、登校時間が遅くなるため通学方法の検討が必要です。
また、下校時間も保育園と比べると大幅に早くなり、仕事が終わるまで子供をどこに預けるかという問題が出てきます。
さらに、夏休みなどの長期休暇中はどうするのかや、宿題や持ち物チェックをどうするのかなど、保育園の頃にはなかった新たな問題が発生します。
これが“小一の壁”と言われるものです。
このように小学生になると生活リズムが一変するため、4月5月は子供も体調を崩しやすいです。
そのため、転職を検討する際は、子供が小学1年生になった4月5月頃の転職は避けた方がいいと思われます。

このように、子育てママの転職タイミングは大きく3つに分けられます。
それぞれのタイミングで注意すべき点や考える点が異なってくるので、家族や周囲のサポートをうけながら転職活動を進めていきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は子育て中の転職活動のポイントについて以下をお伝えしました。
・子育て中でも転職や再就職は可能
・子育て中の転職活動では施設の選び方と面接時の質疑応答が大事
・子育て中の転職活動のタイミングは大きく3つあり、4?5歳の時期が最適のタイミング
子育て中ママの転職活動は悩む点が多く、難しいと思っている方も多いと思います。
しかし、ポイントをおさえながら、家族や周囲のサポートを得る事で仕事と家庭が両立できる施設への転職も可能です。
よりより職場環境で働くためにも、家族のサポートを受けながら転職活動を進めていきましょう!

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