患者さんに好かれる看護師とは?患者さん視点からアセスメントする

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#1837 2022/06/03UP
患者さんに好かれる看護師とは?患者さん視点からアセスメントする
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看護師が勤務している病院では、患者さんから好かれる看護師とそうでない看護師がいますね。できたら患者さんにしたわれる看護師になりたいと思います。ここでは、患者さんに好かれる看護師について、患者さん視点からアセスメントしたことについてお話します。

・優しい口調である

患者さんに好きな看護師の印象を聞くと、ほとんどの人が優しい看護師がいいという返答がかえってきます。それだけ、患者さんにとっては優しい看護師が好きであり接しやすいということがわかります。
その優しいというのは、どのような看護師なのでしょうか。一般的には、患者さんに優しく問いかける等があります。その優しさとは、その人の人間性が表れる話し方なのです。優しい口調で話しかけられると、誰でも良い印象を持つことができて嫌な印象を持つことがありません。しかし中には、そのように意識をしても優しく語りかけることができない看護師もいます。そのような看護師は、自分は一生懸命しているのにと、とても辛い思いをすることになります。
そして優しくできるだけ意識をして、話すことを心がけるようになるのです。すると、かなり印象が変わってきます。笑顔で話しかけると、更に印象が良くなります。

・看護師として頼りがいがある

看護師として優しく話しかけてくれる看護師がいいということはわかりますが、それだけではいけません。それはなんといっても、しっかりとアセスメントしてケアをすることが大切だからです。
急いで対処することが必要な時には、すぐに対処することになります。しかしその時には、患者さんは覚えていないこともあります。そしてその後に、その大変な時に看護師が対処してくれたことに感謝をするようになります。
頼りがいのある看護師は、そこで信頼できる看護師へと患者さんは思うようになります。優しい看護師よりも、患者さんの評価は高くなることは間違いありません。そのことを含めて、優しい時や臨機応変に対処できる看護師を信頼することになります。

・話を聞いてくれる

患者さんは、いろいろな思いを抱えて入院生活を送ることになります。自分が思っていることの半分も伝えることなく、生活しているのです。治療についても不安がたくさんある中で、仕方がないからと我慢をして受けることになります。その時、気持ちを話させてくれる看護師のことをとてもいい看護師と思うようになるのです。
まずは、なんといっても話を聞いてくれる看護師ですね。患者さんは、この看護師さんなら話を聞いてくれると思っている看護師がいます。その看護師は、アセスメント能力があり話上手であり、聞き上手である人ですね。
聞き上手であると、つい立ち止まり患者さんの話を聞くことになるのでその看護師の仕事が遅くなることもあります。周りの看護師からは、たびたびアセスメントをすることになり、仕事が遅いといわれることもあるかもしれません。それは、多くも患者さんから話をきいて欲しいと言われることになるので、時間が掛かってしまい本来の業務がずれてしまうことになるのです。
しかしその看護師がいるから、患者さんは不安を膨らますことなくいることが出来るのです。てきぱきと仕事をこなす看護師ばかりがいい看護師ではなく、仕事が遅くなっても、患者さんの話を聞く姿勢を持っている看護師も必要なのです。

・すぐに対応してくれる

患者さんは、看護師のことをいつも頼りにしているのですが遠慮しているところがあります。たくさんのことを依頼したいけど、その中で勇気を出してひとつか二つのことを選択して伝えているのです。それは、なんといっても忙しい中で対応を依頼するのはいけないことであると思っているからです。そのことからも、伝えたくても伝えることができずに我慢をしています。

また忙しそうにしている看護師を見ていると、対応を依頼してもすぐに対処してくれると思っていません。そこで、この看護師さんならすぐに対応してくれると思う人を、とても頼りにしています。すぐに対応できなくても時間が経っても忘れることなくしてもらえると感じられる看護師になれるといいですね。

・医師にしっかり伝えてくれる

患者さんの多くは、医師ともっと話をしたりいろいろなことについえ説明をして欲しいと願っています。しかし自分の感情をしっかり言葉で伝えることができないこともあります。話すことすら躊躇している患者さんも、少なくありません。
そんな時、とても頼りになるのはやっぱり看護師です。看護師が患者さんと医師のつなぎ役としての役割を担うことがあります。そしてそれは、とても大切なことなのです。

・新人看護師とベテラン看護師

患者さんにとっては、新人看護師とベテラン看護師はどちらの看護師が好感を持てると思っているのでしょうか。通常に考えると、ベテラン看護師のほうが技術面で優れているので、頼りにしていると感じます。
ところが、実際は新人看護師の方を頼りにしていることがあります。その理由としては、真剣に患者さんの訴えに対して反応してくれるからです。新人看護師は、優先順位を付けることが、なかなかできません。そのため、患者さんからの訴えに対して真摯に取り組もうとする姿勢を示すことになります。
その反対にベテラン看護師の場合は、その優先順位を付けることにより仕事の段取りをしていることがあるため、優先順位の低い内容に関しては後回しにすることがあります。
しかし患者さんにとっては、自分の訴えを聞いてもらうことで必死なのです。真剣に受け止めてくれる新人看護師のことを、自分の気持ちを伝えることができる看護師として話をすることがあります。
患者さんは、不安を口にしたり人に伝えることによりその不安が軽減することがあります。そのため、新人看護師が受け止めてくれることをとても嬉しく感じています。

・話言葉について

看護師の場合は、患者さんにより話す言葉をかえることもあります。それは、親しみを込めて話すこともあり、そのようにできるのは信頼関係ができている患者さんとだけです。
通常は、しっかりした敬語で話すことが基本となります。綺麗な言葉で話してくれる看護師は、患者さんからも好感度が高いです。

・表情について

患者さんは、看護師のことをよく見ています。それは、自分のところにきていない時も、常に見ていると思うのです。看護師のことを見て、特に察知しているのはやっぱりその表情です。
表情が穏やかであると、患者さんもホッとします。それは、なんとなく安心できるということなのです。看護師の表情が明るい優しいのと、厳しい、悲しいそうと思うことを察知しているのです。

・身だしなみについて

看護師は身だしなみについて、気をつけているものの乱れてしまうこともあります。しかし患者さんにとっては、とても重要なことなのです。乱れている髪の毛、汚れている白衣を見るととてもがっかりしていまいます。そして看護師は、やっぱり清潔感を持って欲しいと願うのです。清潔感のある看護師は、とても好まれます。

・ナースステーションでの様子

患者さんが気になるのは、ナースステーションの様子です。そこで、看護師はどんな様子でいるのか気になるのです。大声で笑っていると、あまりいい印象を持つことがありません。

まとめ

いかがでしたか?患者さんは、どんなときにも看護師のことが気になっています。そして看護師をいつも頼りにしたいし、その頼りになる看護師を探しています。心の拠り所として、医師との橋渡しをしてくれる看護師を求めているのです。忙しい時には無理と思っても、できるだけ患者さんに寄り添える看護師を目指したいですね。

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