看護師の転職活動方法4種をそれぞれ徹底比較してみた!

会員登録 ログイン
メニュー
#1816 2022/05/13UP
看護師の転職活動方法4種をそれぞれ徹底比較してみた!
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

看護師が転職することは、当たり前のことです。転職のきっかけは「もっと勉強したい」「生活スタイルが変わった」「家庭中心の生活をしたい」「人間関係に疲れた、気分転換したい」など様々です。
転職活動の方法も同様に様々です。この記事では、ハローワーク、友人の紹介、病院WEBサイトから直接応募、看護師転職サイト、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。転職を考えている看護師さん必見の記事です。

看護師がハローワークで転職するメリットとデメリット

ハローワークは、労働厚生省が管理運営を行う公的機関です。求職者と求人企業をマッチングする、失業手当などの申請を行う窓口となっています。
全国に600以上のハローワークがありますが、住んでいる地域によって管轄があり、求職者が利用できるハローワークは決まっています。全国どこのハローワークに行ってもいいわけではない様です。全て無料で利用できます。

ハローワークで転職するメリットとは

ハローワーク職員に条件を確認できる

ハローワークで転職先を探すには、自分が興味を持った転職先の情報が記入している「求人票」をハローワーク窓口に提出し、ハローワーク職員に相談することから始まります。
病院、クリニックなどの概要、基本給、給付手当、有給休暇など細かい情報が書かれていますが、分かりにくい事はハローワーク職員に相談できます。
誰かに相談、確認しながらお仕事探しができるのは安心ですね。
ただし、ハローワーク職員は、看護師以外の全職種を担当しています。医療業界、病院勤務について詳しくないこともあります。

地元の病院やクリニックの求人が多い

地元で就職したい人にとっては、情報が多くメリットがありそうです。通勤時間をなるべく短縮したい人には良い情報もあるかもしれません。

求人側に良い印象を持たれることが多い

ハローワークでお仕事探しをする看護師に対する印象は「真面目な人」、が大多数です。
自分でハローワークに足を運び、求人票を検索、ハローワーク職員と相談して面接を受ける。この一連の行動は、大変良い印象を持たれることが多いと言えます。

ハローワークで転職するデメリットとは

面接にこぎつけるまでに時間がかかる

ハローワークで転職活動をする場合、求職者(この場合看護師)と求人企業(この場合病院など)を結びつけるのは、ハローワークです。
面接日の決定、合否の報告はハローワークを介して行いますので時間がかかります。
短期間でお仕事探しをしたい、直接交渉したい看護師さんにはデメリットとなります。

希少求人はほとんどない

看護師としての今までのキャリアを生かして、大幅な給与アップを目指したい看護師さんは、ハローワークは向いていないでしょう。
希少求人、条件の良い求人は見つかりにくいというデメリットがあります。転職を考える以上、条件の良いお仕事と出会いたいですよね。

看護師が友人の紹介で転職するメリットとデメリット

病院の働きやすさを知るには、口コミが一番。働いている看護師、内情を知る人からGETした情報が確実。と思いますよね。

看護学校の同期や、過去に一緒に働いたことのある友人からこんな風に誘われたら、どうでしょうか。「うちの病棟、みんなすごく仲がいいし、仕事もキツくないよー。働きやすいから一緒に働かない?紹介するから」転職を考えている看護師さんなら、心がグラっと揺れます。友人の紹介での転職はいい事だらけに思えますが、実際はそうでも無いようです。

友人の紹介で転職するメリットとは

一番のメリットは、転職先のリアルな内情が分かることです。
例えば、求人票では「年間休日125日」と記載されていても、実際には有給休暇はほとんど取れていない、パートや時短職員が多く、土日祝日出勤が強制されているが手当が付いている、等です。
友人の紹介で転職すれば、誰も知り合いがおらず心細い、ということもありません。

友人の紹介で転職するデメリットとは

人間関係が良い、働きやすい、という感覚はあくまでも個人の主観です。看護師の友人が働きやすい、と思う人間関係が自分にとって快適かは分かりません。

例えば友人看護師が「みんな仲がいいんだけど、主任が最悪なんだよねー」と話していたとしましょう。友人は、意地悪で融通の利かないイヤな主任、大嫌い!と感じていても、実は教育熱心で礼儀を重んじる優秀な主任、ということもあります。
友人が楽しい職場だと勧めてきたから、という理由で転職しても得意とする仕事、やりたい仕事が出来るかは分からないのです。
友人の紹介で転職するデメリットは、友人から得られる情報はあくまで個人の主観、ということです。働き始めてから、こんなはずではなかった、と後悔するのは、友人の紹介で転職するケースだと言われています。

看護師がWEBサイトから直接応募で転職するメリットとデメリット

各病院、クリニック、訪問看護、介護系施設でWEBサイトを立ち上げていない施設はほとんどありません。現代のネット社会で、患者、利用者は必ずと言っていいほどネット検索して施設を選びますから。

WEBサイトには「求人情報はこちら」というページが設けてあり、働きやすさがアピールされています。現在働いている看護師の写真と共に、がインタビュー形式で記事が書かれており「一緒に働きましょう!」と呼び掛けています。応募フォームに入力すれば、人事担当者から連絡が帰ってくるようになっている場合が多いです。
各病院等のWEBサイトから直接応募で転職するメリットとデメリットを解説しましょう。

WEBサイトから直接応募で転職するメリット

面接までの流れが速い事です。病院の人事担当者から、面接日の打診があり、看護師さんは指定された日に行けばいいだけです。
合否も即答か、数日以内に分かることが多く、就職までの最短ルートと言えます。

WEBサイトから直接応募で転職するデメリット

病院側と看護師さんの交渉がしにくい事が一番のデメリットと言えます。
直接応募の場合、看護師さん側から履歴書を提示し、看護部長や人事担当者と面接します。施設によっては、漢字テストや小論文テストを受けさせられます。そしてその後に、看護師さんに対して給与待遇面の説明がされることがほとんどなのです。
看護師さんが、提示された給料に対して「え!思ったより安いわ」と驚いたとしても、直接交渉できるでしょうか?
私の看護師としてのキャリアを評価して下さい、高く買ってください、と自分からなかなか言い出せず、提示された不利な条件を受け入れてしまうことが多いようです。

看護師が求人サイトで転職するメリットとデメリット

看護師さんは看護師専門の求人サイトにどんなイメージを持っていますか?
何人かの看護師さんに聴いてみたところ、「ネット経由だと個人情報が洩れそうで怖い」「しつこい勧誘があったら怖い」「条件の良い仕事があるのか分からない」といった声が聞かれました。実際のところはどうなのか解説していきます。

看護師専門の求人サイトで転職するデメリット

転職サイトで就職すると、看護師もネットを見ているので、新入りのくせに自分たちより良い条件を貰っていそうな看護師に対しては厳しくなるようです。
また管理職も「高い紹介料を払っているんだから、それなりにやってもらわないと」という意識がある施設もあるようです。

看護師専門の求人サイトで転職するメリット

何よりも、個々の看護師さんに合ったお仕事を紹介してもらえることでしょう。看護師としての実務経験を最大限生かせる職場、ライフスタイルに合った職場を紹介してもらえることが大きいです。
例えば、子供が小さいけど日勤常勤で時短勤務が出来る職場が良い、さらに休みの希望が通りやすいと嬉しい。子育て世代の看護師が多い職場が良い。将来的に認定看護師の資格取得をサポートしてくれる職場が良い。などいろいろな要望に対応できます。
履歴書の書き方が分からない、面接が苦手、という看護師さんもしっかりサポートしてくれるのが嬉しいですね。看護師専門の求人サイトは登録無料です。

看護師専門の求人サイトはデメリットが最も少ない

看護師専門の求人サイトでは、求職者である看護師さんにぴったりの仕事を紹介してもらえます。面接日程の調節もしてもらえるため、働きながら次の仕事を探したい看護師さんには最適です。
求人サイトへの登録は、転職したい看護師さんにとってデメリットが少ない転職方法といえます。
看護師専門の求人サイトを利用して、転職に成功した看護師さんの声を聞いてみましょう。

看護師1年目、新人教育中に辞めてしまった看護師さんの場合

新卒で就職してプリセプターの先輩の元で、研修を受けていました。
でも夏を過ぎた頃から、他の同期と差を付けられるようになって、自分だけがルートキープやバルーン留置などの技術が習得できておらず、焦っていました。
プリセプターの指導が、いじめと思えるほど厳しく、精神的に参ってしまいました。辞めたいけど、新人看護師でしっかりとした技術が身につていないのに、再就職が出来るのか悩んでいた時に、ネットで看護師専門の求人サイトに登録しました。
新人でも歓迎する、新人教育を継続できるようにする、と言ってくれた病院と出会い楽しく働くことができるようになったことに感謝しています。求人サイトに登録して良かったと思います。

看護師10年目、子育て中の看護師さんの場合

新卒時代からずっと働いてきた病院で、結婚、出産を経て働いてきました。
看護師としてはベテランの方だと思いますが、子供の急な発熱、保育所からの迎えの電話があった時に、上司や同僚から露骨に嫌な顔をされるのが辛かったです。
家事、子育てをしながら独身看護師と同じ業務量をこなすことは、時間的にも体力的にも厳しかったです。保育園のお迎えに間に合わないので、定時で帰る時は冷たい視線を感じていました。
パソコンで看護師専門の求人サイトに登録して、子育て中でも働きやすいクリニックを紹介してもらうことが出来ました。今は、子育て中看護師の同僚と協力しながら、楽しく仕事をしています。

まとめ

転職に絶対失敗したくない看護師さんに、ぜひ知っておいて欲しい情報をお届けしました。
転職活動は、ハローワーク、友人の紹介、病院WEBサイトから直接応募、看護師転職サイトなどいろんな方法があります。最もデメリットが少ない方法を選んでみてはいかがでしょうか?あなたが新たな職場であなたらしく働けることを願っています。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop