看護師の転職ではどんな人間関係で悩むことがあるの？実際をお伝えします！　

看護師が転職をする時、必ず悩むこととして人間関係があります。その悩みは、看護師に限らずどこでも起きていることですね。ここでは、転職をしてどんなことで悩んでいたのか実例をお話します。

・転職をして一からする覚悟を持つ

転職をする時には、どの看護師もひとつの覚悟を持つことが多いです。その覚悟というのは、なんといっても自分は一からまっさらに状態で取り組むことにしようと思うことです。
そのように思うのは、とても大切なことですね。新しく転職をした場所では、自分以外は先輩になります。そのことを思い、謙虚な気持ちを持つことが多くなります。しかしそのことも、ずっと続きません。我慢をして仕事をしていても、ふと虚しくなることがあります。そしてそれは、気持ちを切り替える事で防ぐことができます。
気持ちの切り替えは、なかなかむつかしいですね。自分が一番下であり、それを納得して返事をする、行動をするというのは自尊心が傷ついてしまうことがあります。しかしその気持ちを引っ張ると、辞めたくなることも少なくありません。

・転職後は不安がいっぱい

転職後は、頑張る気持ちを持っていても、不安でいっぱいになります。そしてその不安がどんどん膨らみ、どうしようもない気持ちが爆発してしまうことがあります。
多くの職場では、人と話をすることでその気持ちを和らげることが出来るのです。ところが転職をしたばかりだと、話をする相手もほとんどいなのでストレスが溜まってしまうこともあります。仕方がないと思うものの、その気持ちのいらだちをどうしたらいいのだろうと悩むこともあります。
不安があることは、当然なのです。そしてそれを改善するのは、早くその職場で仕事を覚えて、自分ひとりで動けるようになる事です。人に指導をしてもらっている間は、不安だしストレスもマックスになるのは仕方がないと思うようにしましょう。

・なかなか覚えることができない

転職をして人間関係で悩むときに、誰かに言われた一言で傷ついてしまうことがあります。その言葉というのは、一生忘れることはありません。まずあるのは「教えたよね？」という言葉です。教えてもらったことをメモしていても、行動に移すことができなかったり、忘れてしまう事があります。たくさんのことを覚えることは無理であると思うものの、そのように言われるとかなりショックを受けます。
伝えたものとしては、何気なく話をするのですが受け取った人はかなり辛いです。しかし長くそのことに立ち止まっていると、また失敗をしてしまうこともあります。気持ちを切り替えて、動き出すことが大事です。

・迷惑をかけていると悩む

転職をすると、新人として覚えることがたくさんあり大変な毎日を過ごすことになります。自分の気持ちとしては、一日でも早く仕事を覚えて自分ひとりで動けるようになりたいと思うのです。
ところが、そんな風に思っていても実際にはそのように運ばないことが多いです。その時、自分が迷惑をかけていることで悩むようになります。周りの看護師が辛そうにしていたり、疲れている姿を見ると自分のせいと思ってしまいます。私の場合も、自分がいることによりかなり迷惑をかけているととても感じていました。
しかし振り返ると、転職をした時にはそのことは当たり前と捉えることが出来るのです。そして今度、転職をしてきた看護師に対して自分が感じていた辛さを理解でき、接することができるようになります。悩むことは、それだけ次の人への接し方を変えるチャンスであると思います。

・注意をされて辛い

転職後には、いろいろなことについて注意をされることも多くなります。その時、納得できる注意の仕方と、なんとなくモヤモヤしてしまう事がありますね。そのモヤモヤするのは、一つは注意の仕方が強烈であることです。
人前で叱られることは、たまらなく辛いです。そんなことをする看護師は少なくなっていると思うものの、やっぱり現在でもゼロではありません。大きな声で、全員に聞こえるような感じで注意をされる時は参ってしまう事でしょう。そのような事は、私にもありました。その時のショックというのは、今でも覚えています。注意をした看護師は、忘れていることがあります。注意をしても、その看護師にとってはいつものことを思えるのです。
ところが、そのように注意をされた看護師はずっと覚えています。自分のプライドを傷つけられた注意の仕方を受けると忘れることができないのです。そのことは、後からも蘇り辛さを感じることがあります。度々あると、トラウマになってしまう事でしょう。
その内容としては、パワハラに当たるかもしれませんね。

・自分は必要ないと思う

職場で仕事が遅い、なかなかみんなと同じように仕事ができないと思うことがありますね。そのように思うと、自分は必要ないと思うようになります。私も、かなりそのように感じる事がありました。
それを乗り越えるためには、ただ時間がすぎるのを待つ事と、一生懸命仕事を覚える事です。そのように努力したことは、無駄にはなりません。

・褒められることがない

人間関係で疲れてしまうのは、なんといっても自分を認めてもらうことができない時です。必死で頑張っている人ほど、そのことで悩んでしまうことがあります。自分を認めて欲しいと言う気持ちが、強くあるのです。
私はそんな気持ちを持っていないと思っていたのですが転職後にひとつのことで褒められたときにとてもやる気を持つことができました。ちょっとした事ですが、頑張ることが出来るのです。そのように、自分の頑張りを少しでも理解して認めてもらえるととてもやる気を持つ事ができます。
ところが、多くの看護師の場合自分に厳しくしている人が多いので、人を褒めることも少ないです。自分ができたので、人も出来ると思うようになります。その結果、自分ができていなかったことをすっかり忘れてしまい、人を褒めることも少ないのです。
そんな時には、自分で自分を褒めることが大事です。自分なりに努力をして頑張ってきたことを、褒めるようにします。とりあえず一年間は頑張ることができたなら、それだけですごいと思うようにしましょう。
転職一年目の一番辛い時期にがんばれたのは、本当にすごいことと言えます。

・人間関係の悩みを他の人と話せない

人間関係の悩みについて、同僚と話ができたりするとまた気持ちも楽になります。ところが転職をした場合は、自分ひとりだけで抱え込んでしまうこともあります。多くの新人看護師と一緒に転職をする時には、悩みを共有することができるのですが、一人だとそのようなこともできません。その後にとても辛くなります。
他の人と話すことができない場合は、自分なりのストレスの方法を見つけてこまめにストレスを解消するようにしましょう。

・女性ばかりの職場が辛い

看護師が人間関係で悩むのは、やっぱり女性ばかりの職場であることが原因の一つです。女性は、話すことにより仲間意識を持つことがあります。その話の中で、人のことを話題にすることもありそれで盛り上がることがあります。
その点、男性の場合はそのように話が盛り上がることが少ないです。たんたんと仕事をこなすことが多く、噂話等を好みません。男性が一人でもいる職場の場合は、雰囲気も違います。
女性ばかりの職場では、噂話があるものだと思い行動に気をつけるしかありません。目立ってしまうと、話のターゲットとされることがあるので、転職したばかりの時は、めだつ行動を避けることをオススメします。

・同じ間違いをしても自分だけ叱られる

このこともよくあることです。先輩看護師が同じことをしても叱られることがありません。その理不尽さを感じた看護師は、ほとんどではないでしょうか。

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