看護師が結婚を機に転職する場合の注意点!結婚前後のベストなタイミング?

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#1782 2022/04/09UP
看護師が結婚を機に転職する場合の注意点!結婚前後のベストなタイミング?
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看護師が結婚前に転職するメリット・デメリット、結婚後に転職するメリット・デメリットをご紹介しながら、結婚前後のベストなタイミングを説明していきます。
結婚を機に転職を考えている方はぜひご覧ください。

 

看護師が結婚で転職するメリット・デメリット

看護師が結婚前に転職を行うか、結婚後に転職を行うか、どちらが良いか一般的なメリット・デメリットを解説していきます。
一般的な看護師転職のメリット・デメリットに関しては「看護師転職のメリット・デメリットとお金に関するリスク!」も参考にしてください。

結婚前に看護師転職する場合

メリット

一般の転職であれば、結婚前が採用される場合には有利にはたらくこともありますが、看護師の場合は、結婚していても採用にあまり問題がなくメリットとは言えません。
そのため、結婚前に看護師転職する場合のメリットは以下の通りです。
結婚後に転職するよりストレスがない
家庭との両立が寄りしやすくなる可能性がある
その後の産休に入りやすく育休も取得しやすい
結婚前に転職するメリットは、生活が変わるストレスなく働ける点と、子どもを授かる場合、産休に入りやすく育休も取得できる可能性が高いことが最大のメリットです。

デメリット

看護師の場合、一番のデメリットとしては退職がしづらいことです。
特に病院勤務の場合などは、「結婚で引っ越しのため」「結婚後の夫の転勤のため」などの理由が一番円満に退職することが出来る理由の1つだからです。
また、納得する理由が伝えられなければ、結婚前に退職する場合、引き止めに合うこともありデメリットと言えます。

イメージした結婚後の生活が違った場合修正が難しい
退職理由が伝えにくい(退職しづらい)
未婚のため残業や夜勤が頼みやすいと思われる可能性がある
急な休暇は取得しづらい可能性がある
婚約している場合結婚準備と転職が重なると忙しい
以上が、結婚前に看護師転職する場合のデメリットです。

結婚後に看護師転職する場合

メリット

結婚後に看護師転職する場合、一番のメリットは生活に合わせた希望条件に合う職場が探せることです。
そのため、以下が結婚後に看護師転職メリットとなります。
現実の生活に合わせた職場が選べる
転職先に希望する条件が明確
現在の勤務先を退職しやすい(引き止めに合いにくい)
看護師では、結婚後に引っ越し等が理由で退職、転職する場合が多いと言えます。

デメリット

すぐに産休を取る場合、印象が悪い
出産の予定を気にする病院・クリニックなどがある
転職後の1年以内は育休の取得が出来ない場合が多い
結婚後に転職するデメリットは以上の通りです。
1年以上、出産の予定がない場合は、デメリットにはなりにくいことばかりといえいます。

婚約期間中に看護師の転職活動は避けよう

婚約中は、以下で説明する結婚準備などが多く、転職先を選びながら、仕事も行い、結婚準備をすると、かなり多忙になります。

両家への挨拶、結納・顔合わせ
新居の選択
式場選び
結婚式に関する雑務
ウェディングドレス等の選択
新婚旅行の予定調整と選択等
以上で挙げた他に、様々な結婚の準備があります。
そのため、転職先を冷静に判断する余裕がなく、婚約期間中に転職活動を行うことを避けましょう。

結婚前後の看護師転職のベストタイミング

結婚前後のベストな転職のタイミングについては以下の通りです。
子どもを早く授かる希望があるなら結婚前がおすすめ
予定がない場合、パートナーに合わせ結婚後がおすすめ
以上がおすすめのタイミングであり、詳しく説明していきます。

育休取得を考えると結婚前の看護師転職がおすすめ!

産休(産前・産後休業)に関しては、母体保護を目的としているため、無条件で取得することが可能です。
しかし、育休(育児休業)取得に関しては「労使協定」で定められている場合が多く、「入社後1年以上勤務すること」などが定められている場合が多いと言えます。
労使協定は、病院・施設の使用者と、労働者の過半数による労働組合(組合がない場合、労働者の過半数代表者)との間で結ばれる、書面による協定のことをいいます。(Wikipedia)

また、育児休業を取得することで「育児休業給付金」も受給条件に合えば、貰うことが可能なため、金銭面での差が大きいといえます。
そのため、子どもを早く授かりたい、出産の予定を考えているなどの場合は、結婚前に転職する、又は転職せずに現在の職場で働き続けることが良いでしょう。

育児休業の目安条件

育児休業を取得できる方の範囲
同一の事業主に引き続き1年間以上雇用されていること
子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれること
子どもの2歳の誕生日の前々日までに労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことがあきらかでないこと
育休を取得できない方

雇用された期間が1年未満の場合
1年以内に雇用関係が終了する場合
週の所定労働日数が2日以下の場合
日々、雇用される方の場合
パートナーに合わせるなら結婚後の転職もOK
看護師は女性が多いため、以下の理由から結婚後に転職や退職を行う場合があります。

家庭と仕事を両立するため
引っ越しをするため
夫の扶養に入るため
今後の生活を考えながら、パートナーと一緒に歩む道を考えることも良いでしょう。
上記でも説明しましたが、子どもを授かるタイミングだけは注意しておきましょう。
また、圧倒的に結婚後の退職、転職が多いことも事実です。

結婚後、あなた(看護師)は夜勤を続けますか?

看護師として結婚後に問題となりやすいことが「夜勤」です。
以下で、夜勤で起こりうる問題や、夜勤を続ける方や、やめる方の特徴をご紹介します。
結婚後に夜勤を続けるかどうかを判断しておきましょう。

結婚後の看護師が夜勤をすることで起こりうる問題

結婚後に夜勤を続けている看護師は皆さまの職場には過半数ぐらいでしょうか。
夜勤を続ける理由として、
結婚しても職場を変えないために必然的に夜勤も継続になっていた
勤務条件が夜勤必須なので夜勤をせざるを得ない
以上の理由など、自分の意思ではなく病院側の都合によって夜勤を継続せざるを得ないという看護師が圧倒的に多いようです。
しかし、夜勤を続けていると以下のような問題やトラブルに直面し、夜勤の継続を思い悩む看護師が多いようです。

パートナーとの時間のすれ違いによる問題

看護師として結婚後に夜勤を行った場合、1番多い意見はパートナー(夫)とのすれ違いです。
夜勤を行った場合、どうしても昼に出勤し、朝に帰宅するという生活になります。
(夜勤に備えてぎりぎりまで寝ていたいという看護師も多いでしょう。)
そのような場合、パートナーと一緒に住んでいても丸1日以上会わなくなってしまいます。

熟年の夫婦や、ある程度夫婦で過ごした時間が長ければ、夜勤の生活スタイルでも問題はなさそうですが、結婚したばかり(新婚)で離れている時間が長いのは辛いものです。
看護師は離婚が多い職業としても噂されますが、多くは夜勤など勤務による時間のすれ違いから離婚に至っているというケースが多く、パートナーとのすれ違いによる問題があります。

家事分担の問題

看護師が夜勤を続けることで、家事分担の問題があり、夫(パートナー)の家事能力に左右される場合があります。
もともと家事が得意なパートナーや、1人暮らしの経験がある場合は問題ありませんが、まったく家事が出来な場合、妻(看護師)への負担は大きいものになります。
特に新婚の場合は、結婚前に同棲を行っていなければ、お互い生活を探りあっている時期となります。
主観ですが、家事に関して特に日常から人の世話をしている看護師は職業柄、家事を何でもやってあげてしまう人が多くいるように思われます。
夜勤前に人の夕飯を作ったり洗濯掃除をしたりという家事は、かなり負担にもなるものです。
夫が家事をできるかどうかは夜勤を続ける上での大きな問題にもなり、家事分担をそもそも行ってくれない場合などは、続けることは危険です。

結婚後も夜勤を続ける看護師の特徴

結婚してもバリバリと夜勤を続ける看護師にはどういった特徴があるのでしょうか。
夜勤を続ける看護師の共通点をご紹介します。

両親や身内などに夜勤をしていた人がいる方
母親が看護師・医療職であった
母親が夜勤をする職業だった
以上の場合、幼いころから母親が仕事で夜いない環境が当たり前と捉えています。
そのため、結婚後もあるいは出産後も夜勤をバリバリと夜勤を続けている看護師は多い傾向にあります。
身近に夜勤をしながら結婚生活、育児をやり抜いた良き見本が家族にいると、パートナーの理解も得やすいと言えます。

パートナーも夜勤のある職業の方

パートナーが医療職や介護職で夜勤を行っている場合、夜勤に対して理解があり、看護師も夜勤を続けやすい傾向にあります。
また、夜勤の辛さを分かってくれる場合が多く、自分が夜勤時の家事などを協力して行ってくれる傾向にあり、夜勤を続けやすい環境にしてくれます。

まとめ

ポイントを頭にいれた上で、もし結婚後看護師としての働き方に悩んでいる場合は、上司や同僚、家族へ相談すると良いでしょう。
また、職場を変更(転職)することも多く、産休明けで少し職場に復帰し退職を希望する看護師もいます。
是非、自分が看護師として家庭と両立し、個人としても円満な夫婦生活をみんなでおくりましょう。

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