就職につながる自己PRのポイントは成果へのコミット!

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#1730 2022/02/18UP
就職につながる自己PRのポイントは成果へのコミット!
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看護師を目指して就職活動をされているみなさんにとって、面接より以前にまず書類選考という関門がありますよね。
きっと面接でなら魅力を伝えられる、そんな場合もまず書類選考が通らないとその魅力も伝えられません。
伝えるのが難しい書類上でも口頭のときのように伝わるようになる、そんな書類が書けたら選考にも通りやすくなると思いませんか?
そこで、書類選考が通りやすくなる自己PRの書き方をみなさんにお伝えします!

■前提として

まず、どのような自己PRが書類選考を通りやすくなるか考えてみましょう。
書類に目を通す選考担当者の方の気持ちになってみてください。
たくさんの書類が送られてくる中で面接に通す誰かを選ばなければならない、そして面接を担当してくれる方が会ってよかった、うちの会社に就職してくれて良かったと思ってくれるような人を選びたい。
そんな気持ちではないでしょうか。
看護師は現場のお仕事。人間関係が特に重要ですから、きっと繊細に考えていますよね。
それを考えれば、自ずとこだわるべきポイントが3つ見えてきます。

■①職務要約をしっかり書く!

まず1つ、職務要約をしっかり書きましょう。自己PRの内容を端的に、しかしポイントは十分に伝わるように書くことが大切です。
冒頭の職務要約の時点で内容が薄っぺらかったりすると、その時点で読んでもらえなくなってしまいます。
その先を読みたいと思うかどうか、その観点でご自身の職務要約の部分をよく読み返してみてください。
自分で読み返すことはもちろん、周囲で自分がやってきたことを知っている人に読んでもらうのもおすすめです。自分以上に自分の強みを理解してくれている場合もありますし、自分では気が付かなかった観点でアドバイスをくれることもあります。
キャリアアドバイザーのような方が周囲にいらっしゃる場合はそういった方にお願いするのもいいと思います。
大事なのは第三者の目で見てもらうことです。これは職務要約に限らず、どんなときでもこだわることをおすすめします!

■②比較にこだわる!

次に2つ目のポイントとして、実績を書く際に「比較」を必ず書くようにしましょう。
数字を使って書くときは特に比較がしやすいので、数字を使うことにもこだわると良いと思います。
例えば、以前の職場やアルバイトなどでの売上への貢献について書く場合、最も伝わりづらいのは数字を使わずに書くことです。
「1年間働き、売上への貢献をしました。」と書かれていても、それがどの程度の貢献なのか、優秀な成果なのかどうかも分からないですよね。
数字を使って書いた場合だと「1年間で約100万円の売上アップに貢献しました。」と書かれていれば明確になります。
こうして見てみるとかなり当たり前のような感じもしますが、自分で書類を作成しているときには見落としがちなポイントなので注意してチェックしてみてください。
さらに、数字を使って書くだけではなく「比較」にこだわって書くとどうなるかについても例を挙げてみます。
先程の売上アップの例だと、「1年間で約100万円の売上アップに貢献し、昨年の売上の1.2倍という好業績の要因を作りました。」といった別の時期との比較や、「1年間で約100万円の売上アップに貢献し、店舗スタッフの売上貢献についての最優秀賞を受賞しました。」といった他者との比較が考えられます。
就職活動の選考を担当してくださる人事担当者の方は、必ずしも看護系について詳しい場合ばかりではなく、人事という職種でキャリアを積んできている場合もあります。
その数字が優秀なものなのかどうかを判断するためには同じ看護系の常識を持っている必要がありますが、それが書類を読んでくださる方が持っているかどうかというところまで繊細にイメージして、誰が読んでも同じ解釈になるように比較することを意識して書いてみてください!
もちろん、売上のような分かりやすい数字が出る仕事ばかりではなく、特に看護系から転職で就職活動をされている方にはそういう仕事をされてきた方が多いかと思います。
分かりやすい数字がない場合、特に比較に注目して実績をアピールすることが重要です。
例えば、周囲への気配りが普段から細やかでそれを仕事に生かしている場合、職場が仕事がしやすい場になっているなど自己PRする内容としてとても良いと思いますが、なかなか数字には落としづらい長所ですよね。
そういった場合、褒められた経験やありがとうと感謝を言われることなど、比較できるポイントを探してみてください。
褒められた経験であれば、普通は直属の上司からのみ褒められることが一般的な職場で直属ではない別部署の先輩からも何度も褒められているといったことです。
数字には落としづらい長所だからこそ、定性的な表現の中で比較することで読み手に関わらず解釈を同じになるように工夫することで、伝えたい内容からズレることなく伝えることが重要です。

■③自己PRでは成果を出し惜しみしない!

3つ目に、自己PRでこだわると良い、成果についてご紹介します。
成果というとみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
外資系企業の成果主義、売上が何よりも優先で人間関係は二の次、といった冷たいイメージを持っている方も多いかと思います。
ここでの成果はそういったイメージから一旦離れていただき、シンプルに「プラスの結果」というように捉えて読んでいただければと思います。
結果には当然プラスの結果とマイナスの結果があり、そのうちプラスの結果を成果と呼んでいます。
その成果、つまりプラスの結果を自己PRには書くようにしましょう。
もちろん、積極的にマイナスの結果を自己PRとして書く方はいないと思いますが、プラスの結果であるにも関わらず自己PRに書いていないことは多いのではないでしょうか。
アルバイトや学生生活、すでに就職されている方は業務の中での何かしらの成果を出した経験として、周りより少しでもいい数字を出した経験があればそれを積極的に書くことをおすすめします。
利益や売上といった最終的な結果の部分での成果があると非常に分かりやすいですが、それだけではなく業務改善の中で出した結果、成果ももちろん書くことができます。
業務改善というのは例えば、煩雑だった事務作業を整理してマニュアルにして周囲にも共有した結果、同じ作業にかかる時間が以前の半分になった、といったことです。
アルバイトの中で売上貢献は誰もが出来るわけでは有りませんし、看護師の仕事のなかでも明確な数字は現れにくいですが、こういった業務改善であれば成果として伝えられることがあるのではないでしょうか。
その2でお伝えしたように、同じ業務改善のアピールであっても、数字に落とし込まれていることや、比較されていることが重要です。
なぜ成果にこだわると良いかというと、冒頭でお話したとおり書類選考の段階でみなさんの応募書類を読まれる方は、面接を担当してくださった方が面接してよかったと思ってもらえるような人を数多くの応募の中から選ばなければならず、成果をこれまでも出してきた方であればその可能性が高くなるからです。
成果はアルバイトや前職などの仕事の成果でも良いですし、特に学生の方はスポーツやサークル活動などの中で残してきた成果をアピールしてもいいと思います。
対象がスポーツから仕事に変わっても、インターハイ出場している方であれば同じくらい仕事に打ち込んで成果を作ってくれるだろうと想像できますし、書類という限られた情報の中で判断する必要がある書類選考ではどういった成果であってもこだわって一つでも多く書くことが重要だと思います。
決して華々しい成果だけではなく、地道な努力で作った成果が響く場合もあります。飾らずに、しかし出し惜しみせず書くことをおすすめします!
以上の3つが書類選考を通りやすくなる自己PRの書き方です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
書類選考は、限られた紙面の中に情報を詰め込みなんとか自分の魅力を伝えようとする努力と、限られた情報の中でなんとか面接してよかったと思える人材を見つけ出そうとする努力が詰まった難しい選考です。
まずは書いてみた上で、これらのポイントを参考に見直していただければ、書類選考を通りやすくなると思いますので是非試してみてください!

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