看護師は中学や高校を卒業してからすぐ専門学校へ行き看護師になるという人ばかりではありません。
私を含め1度社会に出てから、看護師を目指して看護師になったという人も多々います。
私も大学卒業後、一般職に就職しその後看護師を目指して、看護補助として働きながら看護師の免許を取得しました。
その中で働きながら看護師の資格を取得するにはどのような事が必要かということを、私の体験も含めて説明していきたいと思います。
今回は働きながら看護師の資格を取るために、必要だと思ったことなどについて私の経験を含めながら説明していきたいと思います。
まずは大まかに私の経歴を紹介したいと思います。
私は大学卒業後、工場のラインのリーダーとして2年間働いていました。
大学を卒業する時ちゃんと考えずになんとなく就職してしまいましたが、工場で働いている時自分がどのようことをしたいのか、将来このままこの仕事をしていたらどのようなことになるのかということを真剣に考えました。
その時にいろいろなことを考え、看護師という仕事なら働ける場所も多いということや、将来祖父や祖母、自分の両親の体調が悪くなったときなども看護師の知識と技術があれば仕事だけでなく私生活にも役に立つと思い看護師を目指そうと思いました。
幸い私の友人が病院で働きながら准看護師の資格を取ったということを知っていたので、その友人に話を聞きその病院を紹介してもらって就職し、看護補助として働きながら定時制の准看護学校へ通い准看護師の資格を取得しました。
その後その病院で准看護師として働きながら定時制の看護専門学校へ行き看護師の資格を取得しました。
准看護学校と看護専門学校の両方とも定時制で通っていたので、年代も下は10代から上は50代までと幅広い年代の人がおり、家庭環境や働き方など様々な人達がいました。
そのいろいろな環境の人達に話を聞き自分とは全然違う状況の中働きながら勉強をしに来ている人がいるということを知りました。
私の経験プラス他の人達の話を聞いて、今私が思う働きながら資格を取得するために必要なことを説明していきます。
働きながら資格を取得するためには大きく分けて3つ大切なことがあります。
1つ目はお金を貯めておくことです。
いきなりお金の話になってしまいますが、私のように准看護師を取得してから看護師をとるとなると准看護学校で2年、看護専門学校で3年の合計で5年間学校に通わなければなりません。
学校に入るときの入学金、学校の通ってる間にかかる授業料、教科書代、実習のためにかかる費用などなど様々なことでお金がかかります。
定時制で通うとなると、勤めている場所にもよりますが、普通に働いてるよりも給料が下がることが多いと思います。
月々の給料だけでは足りないくらい1度に大きな額を払わなければいけないときもあります。
そのため親から支援をしてもらえるのであればいいのですが、支援があまり望めない、または望まないのであれば、看護師を目指すと決めてからでいいので、できるだけお金を貯めておいた方がいいです。
2つ目は情報収集をすることです。
漠然と情報収集といっても何を調べればいいかわからないと思うので、主に何を調べた方がいいかを説明します。
1つ目は学校に関することです。
まずは定時制で行くのか、全日制で行くのか、准看護師の免許取ってから看護師の免許をとるのか、准看護師をとらずに看護師の免許をとるのかということを決めなければなりません。
それを決めてからは、自分が受けれそうな学校の情報を集めます。
私は全日制を受けていないので、全日制の学校のことはわかりませんが、定時制の学校であれば学校によって授業の時間が変わるところがあるので働きながら通えるかを調べます。
また授業時間だけでなく、実習の時はどのようになるかも調べます。
期間はいつからいつまでなのか、週に何回あるのか、時間は何時から何時までになるのかというのも学校によって変わるので調べておいた方がいいです。
その他には授業料などに関するお金のことです。
学校によって入学金や授業料、施設利用費や実習費など学校によってそれぞれ違います。
また全日制と定時制でも違うのでそれも調べておきましょう。
これらが主に学校に関して調べておいた方がいいことです。
そして2つ目は自分が働く場所のことです。
働かなければ学費を稼げないのでしっかり調べておく必要があります。
私は准看護学校も看護専門学校も定時制だったので、周りの人のほとんどがどこかで働いていました。
病院関係でなく飲食店などで働いている人もいましたが、多くの人が准看護学校のときは看護補助として奨学金を借りながら病院で働いていました。
私もその内の1人でした。
その時他の人に話を聞いて初めて知ったのですが、働いてる病院によって借りれる奨学金の額や借りた奨学金の返済方法、返済期間、また働き方も正社員のところもあればパートで働いている人もいるということを知りました。
また病院によっては奨学金を借りたら何年間かはやめられないところもあるというところや奨学金を借りても決められた年数を働けば奨学金を返済しないでいいというところもありました。
病院によってこんなにも違うのかということに驚き、私も就職する前にもう少しいろいろな病院を調べればよかったと思いました。
そして私は正社員として働いていたので、実習が始まる前は学校に行く前と学校から帰った後で定時の時間分働いていました。
この時私は結婚もしていなかったので、このような働き方ができましたが、小さい子供がいる家庭では家族の理解が得られないとこのような働き方は難しいと思うので、就職を決める前に必ずどのような働き方になるのかは必ず調べておく必要があります。
あと奨学金の額や返済方法、返済期間、また奨学金を借りてもやめることはできるのかということなども調べておく必要があります。
看護専門学校のときも上記の准看護学校のことと同じようなことを調べればよいのですが准看護学校の時よりも実習が長く記録の量も多いのでとても実習がある日は働くことができません。
そのため実習中はどのような働き方になるのかということを病院によって変わるので調べておかなければなりません。
実習終わったあとも国家試験のために勉強しなければならないのですが、これも准看護学校の時よりもだいぶ範囲が広いので国家試験の勉強のためにどれくらい仕事を休ませてもらえるかということも確認しておいた方がいいです。
上記に書いた2つのことが情報収集しておくべきことです。
情報収集の方法もネットで調べたりパンフレットを取り寄せるという方法もありますが、知り合いがいて聞けるのであれば直接聞いておいたほうがいいです。
やはり直接聞いた方が調べるよりも具体的に知ることができることもあるので、できたら両方しておいた方がいいです。
そして最後に資格を取得のために必要なことの3つ目はクラスメートとの関係です。
仕事をしながら学校に通っていると、やはり仕事のこともあるので勉強に割ける時間が限られてきます。
そのためクラスの人達とテストに関することや実習に関することなどの情報交換をしながらできるだけ準備を行なって1つ1つの課題をクリアしていくことがいいです。
1人で全部のことを調べて準備などをしていると、時間がどうしても足りません。
クラスの人たちもみんな仕事をしながら学校に通っているとという同じような状況なのでみんなで協力してそれぞれのできていない部分を補い合いながらやっていったほうがいいです。
そのためにもクラスメートとの関係性を良くしておいた方がみんなも協力してくれやすくなります。
このみんなが協力してくれるか、してくれないかで大変さが大きく変わってきます。
それなのでクラスメートとの関係性が大切になってきます。
これらのことが働きながら資格を取得するために大切なことだと私が経験して思ったことです。
この記事を読んで働きながら資格を取得しようと考えている人のヒントに少しでもなれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ
今回の記事では、働きながら看護師の資格を取得するために必要なことを説明させていただきました。
私は職場のことや学校のことも、ここまで調べていなかったので、このようなことを調べていれば、もう少し苦労せずに資格を取得できたのではないかと思いました。
そのためみなさんには少しでも苦労せずに働きながら資格を取得していただきたいと思います。
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