社会人から看護師になる方法とメリットデメリットを徹底解説

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#1706 2022/01/26UP
社会人から看護師になる方法とメリットデメリットを徹底解説
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メリットたくさんの看護師資格は、いつ取得しても「遅すぎる」ことはありません。 就業や復職の支援も充実していますので、ぜひ挑戦してください! 安定した生活、やりがいのある仕事は、あなたの努力で手に入れられます!

社会人から看護師になるための方法 社会人から看護師になるための方法には大きく分けて3つの方法があります。
正看護師取得3年課程の専門学校への入学もしくは4年生大学への入学 (専門学校であれば看護師国家試験まで3年間) 准看護師課程の専門学校へ入学し准看護師免許を取得したのち再度2年間の正看護師課程の専門学校への入学 (准看護師2年、正看護師2年で最短4年) 准看護師免許を取得したのち通信制学校へ入学、働きながら正看護師免許取得 (准看護師での実務経験7年以上が通信制学校への受験資格となる) と、このような方法が社会人が正看護師免許を取得するための方法として挙げられます。
では一つ一つの方法を説明しメリット、デメリットを説明していきたいと思います。 専門学校への入学もしくは4年生大学への入学 1の正看護師課程のある専門学校への入学が現在の正看護師免許取得への道のりでは最短です。 入学から3年間で看護師としての技術、知識を学び看護師国家試験へ挑戦することになります。最短ではありますがその分3年間という凝縮した期間で学ぶわけですから授業は週5日で全日制となりハードな学生生活になります。 しかし専門学校といえど、大学との単位交換制度を取り入れている学校がほとんどです。 4年制大学を卒業して就職し、その後看護師を目指す方にはこの単位交換制度は非常に助かる制度です。どういうことかと言いますと、看護学校では、英語、心理学、社会学、文化学、文章表現など、疾患や解剖、生理学以外の授業も数多く盛り込まれています。 4年生大学を卒後していれば文系の科目はいくつか単位取得している可能性が高いです。ですので単位交換を申請すれば受講が免除されその空いた時間は自分の時間として使うことができます。先ほども述べましたが、3年間の正看護師課程の授業ボリュームは非常に大きくなります。こういった空き時間をどう利用するかで学生生活は大きく変わってくるのです。
メリット:3年間という最短ルートでの正看護師免許取得が可能
デメリット:授業がハード、授業料が高い場合もある 准看護師課程の専門学校から2年間の正看護師課程の専門学校へ 次に2の准看護師課程からの正看護師課程へステップアップしていく方法です。
まずは准看護師を取得するまでに2年間。正看護師課程が2年コースであれば最短で4年間、准看護師課程が3年間のコースもあるため、その場合は合計5年間の学生生活となります。 初めの2年間は看護師としての免許はありませんが、2年間で准看護師の免許を取得すれば、准看護師として働きながら正看護師課程の専門学校で学ぶことができます。 これがこの方法を選択する最大のメリットです。 准看護師として病棟や外来で働くことで実際の患者さんと学校で学ぶ疾患や解剖生理学などを結び付けやすくなります。ただ机に座り教科書を見ているだけでは学べない現場の雰囲気や患者さんの声を聴くことでさらに学びが深まることは間違いありません。しかし、授業は日中に行われている学校がほとんどですので、必然的に働く時間は夜勤が多くなります。 仕事と授業のバランスはうまくとらなければなりません。夜勤で疲れて授業がまともに受けれない状況などになってしまえば本末転倒です。その調整は大切です。
メリット:准看護師取得後は実際の病院で働くことができる
デメリット:正看護師までの道のりが長い
准看護師から通信制の看護学校へ入学する方法 最後の准看護師から通信制の看護学校へ入学する方法ですが、これは社会人から正看護師を目指す方にとってはあまりお勧めはできません。 通信学校へ入学するまでに7年間准看護師としての実務経験が必要になるからです。 その後の入学から看護師国家試験までの期間は1年程度で一番速いのですが、実務経験がある為、実習期間が非常に短い期間で設けられているためです。金銭的にはこの方法は安く済む方法ではあります。 しかし准看護師は正社員として募集している総合病院は少なく、給与面に関しても正看護師と比較すると下がります。正社員でなければボーナスなどの支給は期待できません。2の方法のように短期間で働く場合には准看護師としてバイトで働ければ良いでしょうが、7年という期間は非常に長いです。 もともと准看護師で働いている方が通信制の専門学校を使って正看護師を目指すというのがこの方法の一般的な使われ方になります。 看護師になるための費用と金銭的な課題 しかし実際に専門学校へ入学し正看護師を目指すかたにとって非常に気になることは、学費、生活費などお金の問題もあります。ではどうやって金銭的問題をクリアしていくの考えていきたいと思います。
バイトする! これは一番基本的な方法になります。 正看護師3年課程の専門学校であれば17:00ごろまでには授業は終了するします。その後18:00頃からバイトをすれば4~5時間働けば週5日程度で月に10万円の稼ぎにはなります。土日の休みをフルでバイトに充てれば更なる収入は見込めることになります。 通常の4年制大学のように自分自身で授業を組み立てるこができず、平日は毎日朝からの授業になりますのでバイトに体力を奪われることのないようにしなければなりません。社会人から正看護師を目指すということは家庭をお持ちの方もいらっしゃると思います。 ボリュームのある授業にバイト、そして家庭も。となると多忙を極めることは容易に想像できます。しかし3年間という期限付きで考えれば耐え忍ぶことは不可能ではありません。正看護師免許を取得してしまえばその後は剥奪されない限り保持することは可能なのです。
奨学金制度を利用する 学費のために奨学金を借りるのも一つの方法です。 奨学金と言っても数種類あります。 日本学生支援機構などが運営する貸与型の奨学金。これは最もポピュラーな奨学金です。卒業後に返済していく形になります。次に地方自治体(県など)が貸し出ししている奨学金。これは学校の総務課などから案内があるはずです。この奨学金の特徴としては指定した医療機関で卒業後業務に就けば返済が免除されるという奨学金になります。
自治体により貸し出し金額や返済も全く違うので確認が必要です。 そして病院側が貸し出している奨学金もあります。奨学金を貸し出す代わりに卒業後はお礼奉公のような形で就職して働けば、奨学金の返済は免除されるというものです。各病院により月々の貸し出し金額や返済方法も変わってきますので直接病院に問い合わせる必要があります。
学費を抑えながら看護師を目指す 毎年の学費を抑えて看護師を目指す 流れは下記のとおりです。
①准看護学校に2年間修学
②まずは准看護師資格を取得
③看護専門学校に進学
④看護師資格を取得 最短4年で看護師資格が取得できます。
学業との両立ができる限りは収入が途絶えず通学することが出来ます。 私は学生の方とも一緒に働いていましたが、学校のない昼間の時間帯に出勤されていました。 現場の雰囲気や実際の業務を間近で感じることができること、収入を得ながら資格取得を目指すことが出来るのがメリットです。 デメリットは仕事と学業のバランスを取らないといけないことです。 バイトや奨学金をうまく活用すれば金銭的な問題は3年間に限定すれば決して不可能ではありません。大切なことは看護師に絶対になるという強い気持ちを持ち続けることです。看護学校で出会った素晴らしい仲間と素敵な看護師を目指して頑張ってください

まとめ

社会人になってから看護師になるには看護学校で勉強することが必要になります。 実際に社会人になってから一度退職して看護学校に通い、看護師として転職している人も少なくありません。 また、看護助手として資格無しで働きながら看護師を目指したり、まずは准看護師になって仕事をしながら正看護師免許を取得することも可能です。 自分なりのキャリアパスを考えて、看護師への転職を実現しましょう。

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