転職をして大学病院の看護師として頑張れる方法は? 

会員登録 ログイン
メニュー
#1686 2022/01/06UP
転職をして大学病院の看護師として頑張れる方法は? 
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

看護師として別のところで働いていても、転職をして大学病院で働きたいと思うことがありますね。その時、転職後にスムーズに大学病院で頑張れる人と頑張れない人がいます。ここでは、転職後に大学病院で頑張れる方法についてお話します。

・一般病院との違いは?

大学病院で働きたいと思う場合は、その病院のほうが魅力に感じたのでそこで働きたいと思うことが多いですね。その魅力の一番は、なんといってもステータスがあるということです。
看護師になると、一度は大きな病院である大学病院で働いてみたいと思う人も少なくありません。それは自分の実力をしっかり試すことができる方法の場所であるし、知識や技術を付ける職場と捉えることができるからです。
教育機関である大学病院の場合は、仕事をしながらいろいろな知識を身に付けることができるとてもお得な職場です。しかも、一般病院よりもかなり給与がいいところも魅力の一つです。給料がいいので、そこで働きたい、転職をしたいと思うことも少なくありません。
また親族などが入院をして、よかったことからそこで働いてみたいと思うこともあります。親族の人の憧れの存在になるのです。一般病院よりも、できる看護師という認識を持ってもらうことができます。自分に自信が付いたら、こんなに良い職場はないと思うほどいい職場であると言えます。

・転職後はある程度覚悟が必要

転職をすると、最初は大学病院のメリットを実感することが少なくなります。それは、なんと言っても日々覚えることが多すぎてしまいそのことにしばらく戸惑うことが多いからです。その覚えることと言うのは、組織が大きいのでその組織自体を覚えるのにかなりの時間がかかります。
また大学病院のシステムに慣れることにも、時間を要することでしょう。メールでいろいろなことが伝達され、それを当たり前のことになり今までなかったような内容を一気に覚える事になるのです。それは戸惑うことは、当然といえば当然となるでしょう。
そしてそのような覚えることが多いことや、忙しい中で組織として決まりを守り、仕事をすることの大変さを嫌というほど感じることが多くなります。そしてその覚悟をしっかりして、前抜きに取り組むことが必要です。

・大学病院に向いている人

転職をすると、大学病院に向いている人と向いていない人もいることも事実です。向いている人は、それを実施する方法として優先順位を決めてしっかり行動できる人です。優先順位というのは、いろいろな仕事や提出物などが必要な時に、必ず行うことになります。その時、優先順位を守らずに行動をしてしまうと、とんでもなく困る事になるのです。
それはなんと言っても、期限があるということです。大学病院の場合は、組織として大きいのでいろいろな部署の人がいます。その部署の人に迷惑をかけないで、働くことが大事なのです。委員会のまとめ、事務手続き、目標など期限が決まられています。
何事に関しても、その期限をきっちり守り行動することが要求されます。むつかしいことを言っているようですが、簡単なことなのです。提出物の提出期限について仕事をしながら、覚えてただ実行するだけです。
しかし仕事で疲れていて、それができないということももちろんあります。そのときは、しっかり反省して次にはそんなことにならないように気をつけましょう。

・大学病院での看護師のあり方

転職をして看護師として働いていると、いろいろな研修を受けることがあります。その研修の中には、大学病院の看護師としてのあり方などを受けることもあります。
文部省組合員として、どのように仕事をしたり私生活を過ごしていくのかなども含まれています。大学病院の職員の場合は、一般病院の職員とちがいその厳しさがあることを認識することが大切です。

・組織の中で働くということ

大学病院に転職をすると、その組織の大きさに本当に驚くことでしょう。仕事をしている看護師でも、今ひとつ知らない内容もあることがよくあります。それだけ、いろいろな内容がありそのことについて仕事をしている人が多いということがわかります。
組織人として、その中の一人として働くことになります。

・看護師にランク付けがある?

大学病院の看護師の場合は、看護師の階級にラダーという仕組みを取り入れているところが多いです。クリニカルラダーというのは、そのランクがありランクを取ることにより、看護師長への昇進試験を受ける資格を持つことができるなど、そのような仕組みになっています。一般病院では、そこでの経験年数が長いので看護師長になっているという場合も少なくありません。ところが大学病院の場合は、全く違うのです。
大学病院では、キャリアアップを図る仕組みがとてもわかりやすいので納得出来るし、自分でもキャリアアップ出来ると思うことができます。

・医師との働き方

大学病院では、一般のところとちがい研修病院としてたくさんの医師が勤務しています。その時、医師と看護師は同じ立ち位置であると思っている看護師が多いです。一般病院では、看護師も含めた中でも院長が一番という考えであるところが多いですね。
しかし、大学病院では看護部と診療部で医師と看護師はそれぞれ上司が全く違い、そのような考えを持っていません。そのことからも、医師には対等に意見を言えるし研修医などに指導を行うことが多く、大学病院の看護師を尊敬してくれている医師が多いことも事実です。

・転職をして困ること

大学病院に転職をして困ることとしては、患者さんの数が多いこととその疾患名を覚えたり治療を覚えることが大変と思うことです。通常の専門病院では、治療が限られているし、患者さんの変動もそんなに極端にありません。
ところが、大学病院ではいろいろな疾患の患者さんが、入れ替わり立ち代り入退院をするので、戸惑うことがあります。
特に夜勤明けでがらっと変わっていることもあるので、次の勤務の時にまた一から患者さんを覚えることも少なくありません。その点がとても大変となります。

・転職後に一番大切なこと

転職をすると、どんなことが大切なのでしょうか。それは大学病院に限らず、どこに転職をしても言えることとして、プライドをある程度捨てることが大事です。プライドを捨てるのは,とても辛いことです。自分を高く見せたい、すごい人と思われたいと思うのも当然のことです。
しかし実際には、大学病院で指導を受ける相手の看護師は年下であることもよくあることです。また経験が浅い看護師に指導をされることについて、歯がゆい思いをすることもあります。
そのことについて、プライドを捨てて素直にその内容を受け入れましょう。ここは違うのではと思うことも、当然あるでしょう。その時に、注意をしたいし違うことを指摘したいです。しかし一旦は、自分の中にその指導内容を受け入れてその雰囲気を壊さないようにします。それは、指導をする看護師のプライドを傷つけないことも、組織の中で生きるために重要となるからです。

・転職直後の重要性

転職直後の重要なことは、まずよく食べてよく寝るようにして元気でいることです。やはり一番は、体力が大事なので、自分の健康管理をしっかり行うことが重要と言えるでしょう。

・頑張れる人とは?

転職をして大学病院で頑張れる人というのは、頑張る時と力を抜く時をうまく使い分けられる人です。それは仕事中でもあることです。力を抜くというのは、優先順位を付けて、行動することにつながります。
全てにおいて、完璧にこなすことを考えていると心と体が疲れてしまいます。叱られたとしても、それは仕方がないと捉えてできるだけこだわらないようにしましょう。次のステップに軽く乗り移れる人は、長く大学病院に生き残れる人だと言えます。

まとめ

いかがでしたか?転職をして、大学病院のような大きな組織に染まるのはそれだけでとても疲れます。一人で頑張っていると、とても心が疲れてしまいます。その点、転職をしてきた看護師に対して大学病院では教育体制も整っているので、安心することができます。その後は、心折れずに時には力を抜いて行きたいですね。そうすると、そこで染まることができます。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop