就職活動時の面接、履歴書を攻略しよう!

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#1669 2021/12/20UP
就職活動時の面接、履歴書を攻略しよう!
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就職活動をする際に、心配になるのがこの履歴書と、面接ですよね。でもしっかり対策すれば全く怖いものではありません。自分を売り込むチャンス、そして相手にここで働きたい!とアピールするチャンスです。
そのチャンスを有意義に使っていただけるように、ポイントをまとめました。

①就職のポイント

◎面接編

・服装
20歳代前半であればリクルートスーツでも可能です。その他は、落ち着いた黒や紺色のスーツ(白いワイシャツ)か、スーツを持っていない場合は、落ち着いた色のジャケット、パンツ、白いブラウスなどを合わせると良いでしょう。靴は革製の黒い靴、バッグは黒やそれに近い落ち着いた色で、A4サイズの書類が入る大きさのものを選びましょう。(病院・施設で頂くパンフレットはA4サイズが多かったです。なるべくおらずに入れた方が好印象を得られます。)
中途採用であれば、多少のワンポイントは許されるようです。新採用の場合は、リクルートスーツでカッチリ決めるのが無難です。

・持ち物
履歴書(クリアファイルに入れる)、小さなメモ帳、筆記用具、印鑑、クリアファイル、女性はストッキングの替え、看護師免許証(中途採用)、運転免許証(訪問看護に携わる場合)

・第一印象が内定を頂く要
とても緊張すると思いますが、肩の力を抜いてリラックスして、まずは面接地について受付や面接官に笑顔で挨拶しましょう。「〇〇です。本日はよろしくお願い致します。」とハッキリ言ったあとにお辞儀します。
面接後も安心して気を抜かずに、「本日はお忙しい中お時間を頂き、ありがとうございました。」と感謝を伝えましょう。

・面接でよく聞かれること
・自己PR(自己紹介)
履歴書に記載した自己PRに肉付けをして、具体的なエピソードなどを混じえて話してみましょう。

・志望動機
受ける病院・施設の病院理念や看護目標に沿って、ここであれば自分が望む〇〇が出来る!とアピールしましょう。挑戦してみたい科についての志望動機まで考えておきましょう。

・なぜ看護師になりたいと思ったか
率直に、看護師になったきっかけを話します。なんとなくなど曖昧になると評価が低くなるため、初心を思い出して、きっかけを話してみてください。

・家族構成(特に再就職の場合多く聞かれる)
今住んでいる家族や、結婚前の方だと、今後結婚の予定はあるか聞かれるようです。私は聞かれたことがありません。

・自分の長所と短所
長所と短所は対になることが多いです。
我が強い→リーダーシップをとれる
世話焼き→コミュニケーション力が高い
流されやすい→協調性がある
優柔不断→柔軟性がある
仕切りたがり→調整力がある
計画性がない→行動力がある
自己主張が強い→積極性がある
独断的→主体性がある
あきらめが悪い→忍耐力がある
没頭しやすい→努力家
抱え込みやすい→責任感が強い
このように、短所を長所に変えやすいものに選び直すと良いです。具体的なエピソードを混じえて話してみてください。

・体調を崩して再就職を志した場合は、体調面を聞かれる
現在の体調、服薬している薬、通院状況を聞かれることが多いです。でも、これは個人のプライバシーに関わることであるため、必ずしも答えなければいけないわけではないそうです。答えるのが難しいと感じた場合は、率直に答えられないと伝えて大丈夫です。
「体調を崩して療養しましたが、今は復職に向けて前向きに活動することが出来ています。」と、ポジティブに伝えると、積極的に就職活動をしていることが伝わります。

・なにか質問はあるか
逆質問があることも多いです。ここでは、ありませんと答えず、いくつか質問を用意しておきましょう。
例えば、
入職するまでに何か勉強しておくことはありますか?
〇〇の資格を持っている人はいますか?
看護師さんの勤続年数はどれくらいですか?
と、入職後の働きに意欲を示す質問や、ホームページに載っていない情報を質問するチャンスです。しかし、よくその病院や施設のことを調べて、調べればわかることは質問しないようにしましょう。

・面接の注意事項
とても気になる点ではありますが、内定前の面接時に給与交渉や、残業時間などを聞いてしまうとマイナスになってしまうことが多いようです。内定を頂いてから、1週間ほど考える時間をもらえるので、その時に交渉したり、質問した方が良さそうです。

◎履歴書編

・使用する用紙
用紙は病院によって指定されているところもあります。指定されていない場合は、書店などにある履歴書に書きます。新卒用、転職用と分かれている場合もあります。

・使用する筆記具
黒の水で滲まない油性ボールペンが無難です。

・履歴書の注意事項
誤字があった場合は、修正液を使わずに、新しい紙に書き直しとなります。
字体は崩さずに正確に書きましょう。
写真の裏には、名前を記載しておきます。(剥がれてしまった時のためです)
まさかと思うかもしれませんが、意外と忘れがちなのが、写真貼り忘れだそうです。書き終えて完成したら全体的によく見直しましょう。

◎履歴書の書き方の調べ方など

履歴書の書き方の本を読んだり、ネットで検索するとたくさん情報が得られます。
個人的にオススメなのが紹介会社の手を借りることです。紹介会社を利用すると書き方を丁寧に添削してもらえます。書き方マニュアルや、履歴書原本(PDF)を用意しているところもあります。面接対策もバッチリです。

自分をアピールするために
◎自己分析
まずは自分について知りましょう。今まで何を強みにしてきたのか、これからはそれを生かしてどの分野で活躍していきたいのかを、考えてみてください。それが今後の看護師生活と、自己PRに繋がります。

◎自己PRの仕方・書き方
自分を最もアピール出来るところですが、どう書けば良いのか、悩ましいのが自己PR。でも順序を押さえれば簡単に書けます。私が自己PRを書いた時は、紹介会社さんからのアドバイスや、本で読んだことを参考に盛り込みました。
・順序
1.何を自分の強みとしているかを簡潔に書く。(この一文で伝えたいことが分かるように)
最初に読み手へインパクトが伝わることが大切です。
2.その根拠を書く。(どんな経験をしてきたのか)
3.次の職場でどのように生かしていきたいかを書く。

・例文
急性期病棟で勤務する中で、観察力と素早い判断力、術後の支援、信頼関係の構築について身につけました。
術後の患者さんが多く、状態が良くなって行くことも、急激に悪くなることもありました。その時その時に観察したことが重要になります。患者様の状態悪化にいち早く気がつくために、観察ポイントを押さえて、すぐに対処する力を養いました。
また、術後回復していく過程において、早期に自宅に戻るために在宅復帰を見据えた指導を行っていました。
入院から退院までの在院日数が短いため、その短い期間でも患者様に安心感を与えられるよう、積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を構築していくことを心がけておりました。
この経験を生かして、貴院(貴施設)でも患者様に寄り添った看護を提供できるよう、精一杯努めて参りたいと考えております。

自己PRはかなり書く枠が多い履歴書が多かったです。これくらいの字数があれば、書き切る事ができます。逆に、自己PRの欄が少ない時は、本当に伝えたい思いをピックアップして、簡潔に、濃厚に仕上げてください。

就職/転職の際に地域ごとで風習が異なること

全国的に地域ごとの差であるのか分かりませんが、都会と田舎の差はあるかもしれません。私は関東の都会の方も田舎の方も受けました。田舎の方は方言もあるので、面接が少し砕けたような感じがしたところもありました。地域性なので、こういった点は気にしなくて良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
しっかりポイントを押さえて臨めば、きっと相手に自分の意欲が伝わります。
準備は万端!となったら、緊張し過ぎず、自分に自信を持って、内定を取りに行ってきてください!
きっとあなたがステキな職場と出会えることをお祈りしています。

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