大学病院の看護師としてどんな人が働いているのか教えます! 

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#1651 2021/12/03UP
大学病院の看護師としてどんな人が働いているのか教えます! 
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大学病院の看護師として働いているのは、どんな人が多いのでしょうか。その時、一般的なイメージとしてバリバリ働ける独身の若い人ということがあるのではないでしょうか。ところがそんなことはありません。ここでは、いろいろな人が看護師として働いている状況についてお話します。

・出身学校は様々

大学病院というと、少し引いてしまうことがありませんか?自分には大学病院の看護師は無理と思ってしまうことがありますね。私もそんなふうに感じていました。しかし私の場合は、軽い気持ちでダメだったらそのまま転職をしたらいいと思っていたのです。
そして実際に、大学病院の看護師として就職をするとさまざまな看護師がそこで働いている事が分かりました。私の先入観としては、そこでは大学病院と付属の大学の看護学科を卒業している看護師がほとんどであると思っていたのです。その大学を卒業している看護師もいますが、その人たちばかりではありません。
その他には、専門学校を卒業した人もいます。また、准看護師として働いていてその後に正看護師となり大学病院に就職してきた看護師もいます。
そのことから、大学病院では大学、専門学校、転職をしてきた看護師など様々な看護師が揃っていることがわかります。
大学を卒業している看護師の場合は、現場の慌ただしさにびっくりして戸惑うことが多いようです。その人たちは、リアリティショックがかなり強かったようですね。残念なことに、大学を卒業して就職をした看護師の中には、やめていった人もいました。ほとんどリアリティショックを感じていたのです。
その点、転職をしてきた人や准看護師として働いていた人たちは、その辛いリアリティショックを感じることなくそのまま働き続けている人もかなりいます。ある程度基礎的な動き方などがしっかりできているので、リアリティショックに陥ることが少ないと感じました。
しかしそのそれぞれの看護師は、それぞれ個性を発揮していろいろな方法で助け合い、得意分野で大学病院を支えていると思うことが多いです。

・男性看護師も多く働いている

大学病院の場合は、男性看護師がかなり多いです。私は一般病院で働いた経験もありますが、その一般病院よりも多いと感じました。それはなんといっても、男性看護師として、しっかりとしたキャリアを築きたいと思っているからです。
男性看護師として、認定看護師を目指す人もいたし看護師長になっている人もいました。その人たちは、いろいろな方法と視点からそこでの地位をしっかり築いているのです。女性が多い職場で、辛いことももちろんあると感じます。しかし看護師として、自分のキャリアを目指す志を持っている人は、とても強いです。
しかも、女性から信頼されている人も多いです。女性ばかりの職場では、なんとなくモヤモヤすることもありますね。集団として女性の集団は、ややこしいこともあります。女性同士で派閥を作ることもあり、そのことについて嫌と思ったり面倒と思う看護師も多いことでしょう。
ところが男性看護師の場合は、そんなことは全くありませんでした。しかも、男性がいることによりとても職場が明るくなります。逞しいと思うこともあるし、助け合い精神が強いように感じました。

・独身看護師の場合

大学病院では、独身の看護師もたくさんいます。若い看護師は、ほとんど独身です。そしてその独身である事を楽しみながら、大学病院でもしっかりとバリバリ働くことができているのです。
なかには、忙しすぎて嫌になるということもあります。私が独身のときも、大学病院の忙しさについて、これは普通ではないと思うことがありました。ところが、現在ではそのことも少なくなっています。しかも独身で、給料が良い大学病院の場合は辞めたいと思っても、給料がいいのでそのまま頑張ってみようかと思うことが出来るのです。
残業代はしっかりでるし、夜勤をすると夜勤手当もあります。基本給が高いので、ほかの病院の看護師よりも給料が高いのでとてもよかったと思っています。

・既婚看護師の場合

大学病院では、もちろん既婚の看護師も働いています。その既婚の看護師は、年々増加しているのです。その理由としては、既婚看護師が増えることにより、その看護師たちが働きやすい職場に大学病院が変わっていっていることです。既婚看護師の中には、新人看護師として就職をしてそのままずっと大学病院で働き続けている人がいます。その人たちは、別のところに転職をすることも考えたようですが、最終的に慣れているところがいいと思って、そのまま働き続けているのです。
また、転職をしてきて結婚をしてそのまま働いている看護師もたくさんいます。転職をしていたき今看護師は、最初はかなりきつかったと話をしていました。まずは、その職場になれることがきついのです。それは、新しい仕事をする場合には、必ずある乗り越えなければならない内容です。そして転職をする前の看護師知識や技術を活かし働き続けていると、そこでその知識や技術をもっと広めて欲しいと言われるようになり、その結果残りたい気持ちが強くなるのです。転職をしてきた看護師歯、大学病院にとってはほかの病院のいいところを吸収出来るとてもいい機会なのです。その機会を与えてくれる転職をしてきた看護師を,とても大切にしています。

・別のところから転職をして働いている看護師

別のところから転職をしてきた看護師は、大学病院側としては即戦力となるので,とても嬉しく感じています。そして実際に、即戦力として早めに夜勤をしてくれたりしてとても助かる存在です。
しかしその一方で、やめて行く看護師もいます。やめて行くのは、早期にその決断をすることもあります。大学病院に就職をしたものの、その規模の大きさに圧倒され覚えることができないと思ってしまうのです。そのようにやめて行く看護師もいれば、そつなく仕事をこなす看護師もいます。その人たちは、かなりの努力をしています。その努力をする力がとても強い看護師として成長して、大学病院にはなくてはならない存在となっている転職後の看護師も多いです。

・キャリアを目指す看護師

大学病院なので、看護師としてキャリアをしっかりつけたいと思うこともありますね。大学病院では、キャリアとして二つの方法があります。一つは、管理職になる方法です。これは主任や看護師長試験を受けて、そのキャリアを確率することになります。その試験を受ける資格も必要となります。資格については、ある程度の決められた研修を受けることが必須です。
またもうひとつのキャリアの方法として、専門看護師や認定看護師を目指す人もいます。そのように、キャリアをしっかり築くことができる仕組みがあるのでその点ではキャリアを積み上げやすいところと言えます。

・キャリアを目指さない看護師

大学病院だから、いつも上を向いてキャリアを目指す人ばかりと思うこともありますね。ところが、そんな風に思わずに働いている看護師もたくさんいます。定年まで、キャリアを目指すことなくそのまま楽しく仕事をすることができたという看護師も多いです。
そのように、大学病院であるからにはキャリアを目指すべきという風土はありません。目指したい人へ目指して、その気持ちがない人でもそのまま普通に働き続けることが出来るので全く心配いりません。

・勉強嫌いでもいいのか

大学病院というと、研究をしてそのことも必要と思うこともあるでしょう。確かに研究をする機関でもあるので、推奨をしているところはあります。しかし絶対しないといけないことは、全くありません。
そして私は最初、勉強嫌いでした。そのことで悩んだこともあります。しかし大学病院で働いていると、勉強嫌いでも勉強をする機会を仕事の中でえることが出来るので、机上の勉強とちがい自然に覚えることができます。

まとめ

いかがでしたか?大学病院の看護師は、皆さんが想像していたよりももっと身近に感じる人が多いことがわかりますね。そこで自然と溶け込み、なんとか仕事をこなしていけるようになります。様々な環境の看護師は、それぞれ助け合い、支え合いながらそこで働いています。そして組織としても、それを応援する仕組みができています。

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