タイムスケジュールを組んでスムーズにケアやアセスメントを行うコツ 

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#1641 2021/11/23UP
タイムスケジュールを組んでスムーズにケアやアセスメントを行うコツ 
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新人看護師の場合は、受け持ち看護師のケアの優先順位を決められないことがよくあります。その時、失敗したと思うことも多くなりますね。ここでは、タイムスケジュールを組んでスムーズにケアやアセスメントを行うコツについて、お話します。

・新人看護師は余裕がない

新人看護師として仕事をしていると、自分だけ取り残されているような気持ちになることがあります。それは、仕事が遅い、自分が思っているように運ばないなどの気持ちを持ちながら働くことになるからです。その結果、仕事をこなすモチベーションが下がってしまい仕事の効率がますます悪くなることがあります。 そのように、新人看護師の場合は仕事をしていて人の行動を見たりなどの余裕を持つことができません。自分の仕事の範囲の中で、必死で仕事をする事だけ頑張っているのです。気持ちの中で、余裕を持つ事はほとんどの新人看護師にはないと思います。

・新人看護師であっても許されない

新人看護師の場合は、仕事をしていて自分の中に新人だからと思うことがあります。新人看護師であるので、自分ができないこともあるし、わからないこともあってそのことは当然なのだと思うのです。それは、周りの看護師や医師もそのように捉えてくれるので助かりますね。 しかし患者さんは、そのように対処してくれないことが多いのです。患者さんからしたら、看護師は看護師であって新人であってもベテランであっても頼るべき存在として見ていることになります。新人看護師であっても、自分が新人だからと言うは患者さんには通用しないのです。そのことを思って、しっかり働くことが大切と言えます。

・スケジュール通りに運ばないことが多い

新人看護師が困ることとして、一番はやっぱり自分の仕事に飛び入りでいろいろなことが起きてしまうと思うことではないでしょうか。自分が計画していた通りに進ませることができずに、焦ってしまうことがありますね。 それは病棟ではよくある事なのです。特に自分の受け持ち患者さんが急変をしたときなどは、その時から後の仕事内容が急にストップしてしまうことになります。その場合は、新人看護師としてアセスメントできずに焦ることが多くなります。どんどんいろいろな仕事内容が落ち込んでしまい、できなくなると思ってしまうからです。 スケジュールを立てていても、そのようなアクシデント的な事があると想定して動くようにしましょう。すると、気持ちの中に余裕を少しでも持つことができます。気持ちがいつも焦っていると、とんでもないインシデントを起こしてしまうことがあります。そのようなことにならないためにも、注意をしたいですね。

・患者さんの一日の流れを知る

新人看護師がタイムスケジュールを立てる時に大事なこととして患者さんの一日の流れを知ることがあります。その中で、時間内にどれをしてどれを後にしようかと計画することがありますね。 優先順位をつけて、行動をすることになります。手術、検査などは優先順位が高くなります。また急変をした場合は、最もそのことを優先することになります。そして後でもいいと思う事としてケアがあります。清拭や入浴介助などを後にずらして行うことにより、優先順位の高いものを必ず実施することができます。 患者さんの一日の流れについては、記録から掴むことができる事と、リーダー看護師に確認することがあります。急遽決まる手術や検査もあるので、記録以外のことについてはリーダー看護師から情報をもらうようにしましょう。

・1時間ごとに区切る

新人看護師がタイムスケジュールを作る時に、どのように作成したらいいのでしょうか。その時、一番わかりやすいのはなんといっても1時間ごとに区切ることです。1時間ごとにすることにより、その時間帯にどんな処置や検査などがあるのかアセスメントし、直ぐに知ることができます。その時間帯をしっかり把握しておくことは、とても重要です。 検査や手術、処置などの他に外来受診をする、点滴の交換時間などの記載をしておくと間違うことがありません。そこに記載をすることにより、それらを確実にこなしていくことができます。 タイムスケジュールに関しては、慣れてくるとあまり記載をしなくても良くなります。それは自分の頭の中で、整理をしやすくなるからです。しかしそれまでは、しっかり書いてぬかりの内容に気をつけるようにしましょう。

・メモをすることの大切さ

メモをするのは、新人看護師の特権とも言えます。それは、新人看護師はメモをすることが当たり前ととってもらうことができるからです。忘れてはいけないこと、医師の指示、忘れそうなことに関しては必ずメモをとるようにします。 新人看護師に限らず、メモをとることでうっかりをなくすことが出来るのでベテラン看護師であっても、ほとんどの人はメモを取るようにしていると思われます。 メモをとる場合は、自分で理解できる文字で行うことも大事です。後から見た時に、よく何を記載しているのか分からないこともありますね。そうなると、判読がむつかしくその判読する時に時間のロスタイムとなってしまいます。わかりやすく、誰でも理解出来るといいですね。

・急変を想定しておく

新人看護師の場合は、緊急で入院をしてくる患者さんを受け持ちことはほとんどありません。よほど看護師がいない場合は、そのようなこともあるかもしれませんがほとんどベテラン看護師が担当になり受け入れることが多いです。 しかし、新人看護師の受け持ち患者さんが急変した時には自分で対処することになるのでその覚悟が必要となります。急変することを想定して、何があるのかわからないと思いながら仕事をすると、時間的に余裕を持つことができます。その様な場合に対処すると、自覚を持つこともできます。

・医師の指示を想定する

新人看護師の場合は、タイムスケジュールをこなすだけで精一杯ということもあるでしょう。そしてそのことは、当然と言えます。新人なので、その先を読んで行動することは無理なのです。 そしてしばらく経つと、その先を読んでアセスメントし行動することができるようになります。それは、急変をしたときや、タイムスケジュール通りにいかないことについて、医師の指示などを想定することができるようになると言う事です。 そのようになるのは、相当先の事と感じます。時間通りに行動ができるようになり、優先順位を決めることが出来るようになると自然とそのように先を読んで行動できるようになります。 誰でもできるようになるので、焦ることはありません。新人看護師それぞれに成長度合いが違うので、自分はできないと思うことは全くないのです。焦らずに自分のペースでじっくり取り組むようにしましょう。

・先輩看護師を頼る

新人看護師の場合は、予期せぬことが起きた時には、自分だけで処理することがむつかしくなります。それは、新人看護師に限らず、ベテラン看護師の場合も、同じことが言えるのです。自分で動くことができない、時間を確保することができないと思う場合は、時間通りにしなくてはいけないことなどを、先輩看護師に頼って行ってもらうようにします。その時、依頼しにくいと思う場合は、リーダー看護師にそのことを伝えましょう。すると業務配分をしてもらうことができて、安心です。

・タイミングよく応援を依頼する

応援を依頼する場合は、タイミングが重要です。それは時間ごとに実施することが経過してしまうと、意味がなくなってしまいインシデントになってしまうこともあるからです。そんなことにはなりたくないので、タイミングよく依頼をするようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?新人看護師の場合は、病棟で自分がどんなことをしたらいいのかと分からないこともあるでしょう。それは当然のことなのです。そこで重要となるのは、計画的にタイムスケジュールを作ることなのです。そのことになれると、次は大きく成長することができます。焦らず、じっくり自分のペースでミスがないようにしたいですね。

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