看護師が就職や転職を成功させるための魅力的な履歴書の書き方を学ぼう

会員登録 ログイン
メニュー
#1479 2021/06/16UP
看護師が就職や転職を成功させるための魅力的な履歴書の書き方を学ぼう
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

就職であれ転職であれ、絶対に作成する書類が「履歴書」ですよね。
履歴書は、あなた自身の「顔」でもあります。
どれだけ魅力のある履歴書を書けるかどうかが、就職や転職の結果を大きく左右するものです。
看護師として転職をする際も、当然ながら履歴書を書く必要がありますが、魅力的な履歴書を書くにはどんなことに気を付けて作成すればいいでしょうか。
看護師の魅力的な履歴書の書き方を、項目別に詳しく解説していきます。

①<この人に会いたいと思わせる履歴書づくり>

就職や転職で求人に応募する際、ほとんどの場合において、履歴書は事前に郵送するものですよね。
それはすなわち、採用担当者は自分という人間より先に、履歴書を見るということです。
自分の顔でもあるのが履歴書。
実物より先に担当者に会うとなれば、担当者の心をしっかり掴む必要があります。
担当者に「この人に会いたい」と思われる履歴書とは、どんな履歴書でしょうか。

1.空欄をなくす

封を切って中の履歴書を取り出した際、空欄が目立つ履歴書だったらどう思うでしょうか。
必然的に「本気でここに就職したいのかな」「やる気があるのかな」と思ってしまうものです。
履歴書の中には書くことがないと思う項目や、書きづらいと感じる項目もあるものです。
ですが、何も記載せずに空欄にするのではなく、極力何かを記載するようにしましょう。
空欄が多い=やる気がないと思われても、仕方ありません。

2.基本は手書き

近年は、履歴書をパソコンで作成している人も増えていますが、できることなら手書きがおススメです。
なぜなら、字の書き方にも人間性が現れるからです。
例え字を書くのが苦手でも、問題ありません。
文字は、字体の美しさよりも、一生懸命丁寧に書いているかどうかということが大事です。
万年筆などを使い、1文字1文字丁寧に心を込めて書いていきましょう。

3.訂正箇所ができたら書き直す

大事な書面であればあるほど、緊張して書き間違えたりするものですよね。
履歴書は、書き間違えた箇所を修正液で消したり、修正テープで修正するのはNGとされています。
見た目的にもきれいではなくなりますし、大事な書類を書き間違えたというミスの証拠を残してしまうことにもなります。
書き間違えてしまったときには、面倒がらずにもう一度最初から作成しなおすようにしましょう。

4.サイズはA4

履歴書の大きさには決まりがありません。
ですが、見やすいサイズの大きさ、というものはあるものです。
一般的にはA4サイズがよく利用されるサイズであり、大きすぎず小さすぎないサイズということになります。
A4サイズの履歴書なら事前に郵送する際、封筒に入れる時に、折り曲げずに入れることができます。

②<履歴書の書き方 情報編>

ここからは、看護師の履歴書の書き方を詳しく見ていきましょう。
履歴書の内容は大きく分けると、あなた自身に関する「情報」と「人柄」の二つに分けることができます。

1.写真

写真は、担当者に与えるあなたの印象を大きく左右するものです。
控えめな色のスーツを着用し、髪の毛はきれいにまとめ、控えめのメイクで少し口角をあげる気持ちで撮影します。
基本は、3ヶ月以内に撮影したものを使用するものです。
即席のスピード写真より、写真館などで撮影してもらった方が、少しでもきれいな写真が完成します。

2.学歴

学歴は高校卒業から記載します。
入学や卒業年度を間違わないよう注意し、西暦、和暦は必ず統一して書きます。
学部や学科なども省略せず、正式な名称で記載しましょう。

3.職務経歴

医療機関の世界では「入職」「退職」と表現します。
社会福祉法人やNPO法人の時は入職、退職となりますが、株式会社や有限会社の時には、「入社」「退社」と記載します。
この欄に書き込み切れないときや、より詳しく伝えたいときには「職務経歴書」として別の用紙にまとめるのがマナーです。

4.免許と資格

自分が持っているスキルをアピールする項目です。
資格取得した順に時系列にのっとり、正式な名称で記載していきます。
「看護師免許」「准看護師免許」「保健師免許」「助産師免許」など、正式な名称で記載するようにしましょう。
資格取得が見込みの段階にある時は、きちんと「見込み」と記入します。
専門看護師や認定看護師の場合、「(○○)認定」と○○の中に専門分野を記載するようにします。

③<履歴書の書き方 人柄アピール編>

あなたの人柄を現す「アピール」編では、「情報」編とは違い、文章力も試されることになります。

1.志望動機

志望動機は、どうしてその病院や施設で働きたいと思ったのか、を書く項目です。
少しでも詳しく、具体的に書くことで採用担当者の気を引くことができます。
・ここで働きたいという熱意
・入職したらどんなことがしたいのか
・これまでの経験や体験
・どんなことを強みとして生かせるのか
などを意識して書くと、好印象を与えることができます。

2.自己PR

この項目は履歴書の中に必ずある項目とは限りませんが、自分という人間をアピールできる項目であることに間違いありません。
履歴書用紙を購入する段階から、この自己PR欄があるものを選ぶことをおススメします。
まずは文の初めに、自分の長所や強みを簡潔に書き、その長所を物語るエピソードなどを絡めながら書くと、担当者の印象に残りやすくなります。
短所を書く際には、その短所をどうカバーするのか、ポジティブな内容につながるような書き方をすると、ネガティブなイメージを払拭することができます。
長所と短所の一例には下記のようなものがあります。
・誰とも上手に付き合える/自分を表現することが苦手
・どんなことにも簡単には動じない/マイペース
・周りに流されない/マイペース
・どんな仕事でも丁寧にこなせる/小さなことまで気にしすぎてしまう

3.趣味や特技

趣味や特技は、仕事には直接関係することではないかもしれませんが、あなたという人間性が伝わる項目でもあります。
面接時の話題として取り上げられることも多く、話が膨らむことで、あなたの魅力がさらに引き出される項目でもあります。
仕事と関係ないからと侮らずに、空欄にするのではなく、とにかく何かを記載しましょう。
例えばですが、この欄にジョギングやマラソンなど運動面の趣味を記載すると、体力があると判断される材料になります。

4.本人希望欄

ここには、希望する勤務体系や勤務時間、入職時期について記載します。
大切なことなので、記載するのは構いませんが、あまりにも詳しくそしてたくさん書き込んでしまうと、「わがまま」というイメージを抱かれてしまうものです。
どうしても譲れない条件や、必要とされる希望だけを、簡潔にまとめて書くようにしましょう。

④<履歴書を書く時の注意点>

看護師が、就職や転職活動の中で履歴書を作成する際に、注意すべき点とはどんなことがあるでしょうか。

1.ネガティブなことは書かない

履歴書は、自分という人間を表現する書類です。
新しい仕事へ就くための名刺代わりでもあり、顔でもあります。
これから新しく始まるであろう、人生の節目に使う書類でもあることを考えると、ネガティブな内容は絶対に避けたいところです。
前職を退職した理由として愚痴や文句を書いたり、自分の短所を長々と書いたりすることのないように気を付けましょう。

2.送付状もつける

履歴書を事前に郵送する際には、必ず送付状を同封します。
1番最初に、あなたの履歴書を目にする人に対しての挨拶状ともなるものです。
パソコン作成でも問題ありませんが、手書きの方が心象をよくします。

3.結論+説明文

自己PRや自己紹介、志望動機などを書く時には「結論+説明文」という方式で書くと、読んだ人に意図が伝わりやすくなります。
文の初めに結論を書き、そのあとに結論付ける説明文を書いていくという構成です。
この文法を意識して書くと、魅力的な文章を書くことができます。

4.嘘や誇張はタブー

当たり前のことですが、履歴書内に嘘を記載することは絶対にNGです。
これくらいならバレない、これくらいなら多少大げさに書いても大丈夫と、自己判断して事実とは異なることを記載しないようにしましょう。
嘘を書いてしまうと、あとあと困るのは自分自身です。

まとめ

自分の顔ともなる履歴書を書くのは、大変な作業でもあり、緊張もするものです。
ですがその分、しっかり丁寧にそして充実した履歴書を書くことにより、自分への印象をアップさせることもできます。
何よりも採用担当者に、「この人に会ってみたい」と思わせるような履歴書を作成することが大事です。
履歴書は、採用の合否を左右する重要な書類です。
少しでも自分という人間を理解してもらえるように、そしてこの人と一緒に働きたいと思ってもらえるような、魅力的な履歴書を書くようにしましょう。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop