看護師として働いている中で、今の職場を辞めてしまいたいと思ったことがある方はいませんか。この質問は、ほぼ全ての人が当てはまる永遠の課題だと思います。私も仕事をしながら様々な場面でこう考えることがありました。本当にこのままこの職場で働き続けることが自分にとっていいことなのだろうかと思いながら働いていた一人でした。そして、女性は特に結婚や出産などのライフスタイルによって左右されます。
看護師として働いている中で、今の職場を辞めてしまいたいと思ったことがある方はいませんか。
この質問は、ほぼ全ての人が当てはまる永遠の課題だと思います。私も仕事が辛い時、時間で帰れない時、給料が安いと感じた時、様々な場面でこう考えることがありました。本当にこのままこの職場で働き続けることが自分にとっていいことなのだろうかと思いながら働いていた一人でした。
そして、女性は特に結婚や出産などのライフスタイルによって左右されます。ここでは私の転職経験を活かし、在職中からできる転職がすぐ決まるための準備について説明していきます。
先に参考までに、最初に私の転職歴について説明します。
私は新卒で、とある大学病院に就職しました。元々は看護学生時代から訪問看護に興味を持っていたことから、将来訪問看護に移行し働きたいという思いが就職前からあり、色んなことが経験でき急性期の臨床経験を積むことができる大学病院を選びました。大学病院では、消化器病センター・脳神経外科・形成外科・産婦人科・NICU・GCUなどで経験し、臨床経験は10年以上です。自分としてはこのまま定年まで働いていくのだろうと思っていたのですが、転勤族の夫と出会い変わりました。現在は夫の転勤について転職していますが、そもそも看護師の仕事は引くて数多です。私は給料や福利厚生、有給の取得のしやすさから県立病院を選択し、就職しました。就職試験は書類審査と面接のみでしたが、面接を受けに行った際にその場で合格をもらいそのまま就職することになりました。
まず最初に新卒で就職する際に、就職先の選択をしましょう。
もちろん最初から急性期の病院や大学病院を選ぶ必要はありません。最初から慢性期の病院や単科の病院、施設などを選んでも良いのです。結局は自分が将来どのような所で働きたいのか、どういう働き方をしていきたいのかということを考えて選択しましょう。単科の病院で働いたり、施設などでその道を極めていきたい方は、最初からその選択肢で問題ないと思います。私のように漠然とした思いや目標しかない場合は、将来の選択肢を広げるために急性期の病院を選ぶのも良いでしょう。
次に在職中からできることです。
まずは可能なら長く勤めることや転職歴をなるべくなくすことです。もちろん長く勤めることだけがいいことではありません。ですが、あまりに短期間で仕事を辞めてしまったり、転職歴が多いと、転職試験を受けた時に印象が良くありません。これはどの職種にも言えることがと思います。
私は新卒から10年以上同じ職場で働いていましたが、転職試験の際に実際に面接官の方から評価を受けた点でした。
もちろん無理して辛い仕事を続ける必要はないと思いますが、仕事を辞めたいと思った際に頭の片隅に置いていてください。
また、短期間で辞めてしまった場合には、転職試験の際に聞かれた際にうまく答えられるように準備しておくと良いでしょう。
後ろ向きな理由だと印象が良くないため、キャリアアップしたいなどの前向きな理由で答えることができるようにしましょう。
次に臨床経験です。
就職する際に急性期の病院で働くのか、慢性期で働くのかを考えましょう。
実際、慢性期で働いてから急性期の病院に転職してくる方がいますが、日々の看護やアセスメント、患者さんの看護展開などスピードについていくのが大変だと言っていました。私も何人か一緒に働いたことがありますが、ついてこれず皆さん辞めていく方がほとんどだったのが現実です。
また、経験を積む科の選択も必要です。もちろん自分の興味のある科や働きたいと思った科を選択して良いのですが、転職する際には複数科で働いたことがある方が有利になります。疾患や治療などの知識や実践などを考慮されるからです。
ですので、就職や異動の希望を出す際に良く考え希望を出してください。実際に私の転職の際にも面接官より質問された項目に入っており、役に立ちました。
また、私は転職前の情報収集も必要だと感じています。
私は実際に在職中からハローワークの他に、複数の転職サイトに登録し、情報収集をしていました。どのような求人なのか、条件はどうなのかなど情報収集をしておくと、その地域でいつも出ている求人や給料の相場など把握することができるようになります。ハローワークや転職サイトの担当の方と顔を合わせたり電話での情報交換したりすることで、自分が転職したい地域の特徴などの情報を得ることができます。転職サイトも仕事なのでどんどんと転職を勧める電話がくることがありますが、最近ははっきりと断れば電話はこなくなり、また連絡方法がLINEになっていますので、そんなに苦痛を感じることはないと思います。希望の求人などがあれば、早めに情報を教えて欲しいと伝えておくと情報が出る前に先に教えてくれることもありますので、オススメです。また求人が出やすい時期などを教えてくれたりします。
次に、実際に転職の際の面接対策はしておくことをオススメします。
私も実際に面接対策をしていきましたが、転職試験では質問されると予想していたことは全く聞かれませんでした。私の場合は、面接官3名から次のような質問を実際に聞かれました。なぜその病院を希望し就職試験を受けたのか、前の病院に長く勤めていたのにどうして辞めたのか、職場の人間関係で揉めたことはないか、前の病院ではどんな看護をしてきたのかなど聞かれました。予想していなかった質問だったので、面接の際に考えながら返答をしましたが、適度な緊張をしながらもスムーズに返答できたと思います。私自身もインターネットからの情報収集も行い面接に挑みましたが、事前の情報収集や面接対策はしっかりと行い面接に挑むことをオススメしたいと思います。
もう一つは職歴や資格などの把握です。
これは上司に勧められた方法で、在職中にポートフォリオを作るように勧められていました。実際に看護師歴が長くなると、異動の時期や資格を取った時期。資格の正式名称など詳しく覚えてないことはありませんか。私もその一人です。覚えているのは、看護師免許の取得日くらいです。在職中にこのポートフォリオをまとめておいたおかげで、実際に転職する際に履歴書や職歴を書く際に悩むことなく記載することができました。私の中ではこれが一番転職する際に役立った方法です。
ここまで読んでみてどうでしたでしょうか。
一つ一つ当たり前のことですが、この当たり前がいざ私が転職する際に役に立ったことでした。このようにいつか転職するかもしれない時のことを考慮し、就職する時から、また働いている時から自分なりに情報収集を行なってみたり対策を取っていると、実際に転職する際にスムーズに転職活動に臨むことができます。まだまだ世の中は看護師不足で引くて数多ですので、実際に就職に困ることはあまりないと思います。ですが、自分にとってよりよい職場を選択しそこで働くことができるよう、また皆さんの転職活動がスムーズにいくように、転職を考えている方は準備してみてはどうでしょうか。実際に転職することにならなくても職場や科の異動は自分にとってキャリアアップにも繋がりますので、在職中から挑戦してみてはどうでしょう。皆さんが看護師として、一人の人間として少しでも幸せな生活を送ることができるよう、少しでも参考になればいいなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。転職を考える際に、就職する時から、働いている時から少しずつ情報収集や転職活動をすることで、いざ転職する際にとても役に立ちますので、転職を考えている方は取り組んでみてはどうでしょうか。今回の記事を読んでいただき、皆さんが看護師として、一人の人間として少しでも幸せな生活を送ることができるよう少しでも何か皆さんの役に立つことがあれば嬉しいなと思います。
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