就職のポイント 就職病院の決め方から、面接、履歴書の書き方まで。

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#1425 2021/04/23UP
就職のポイント 就職病院の決め方から、面接、履歴書の書き方まで。
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私は看護学校卒業後、奨学金を受けていた病院で御礼奉公も含めて5年働きました。その後派遣会社に登録し、様々な病院を3か月から長いところでは2年以上働き、夜勤専属ナース、小児科クリニックで正社員と様々なところで働いてきました。どの職場も面接からはじまり採用までの流れを経験してきましたので、その経験を踏まえ就職のポイントを書いていきたいと思います。

就職病院の決め方、調べ方はどのようにしていけばいいのかお話します。 

どの病院を選んで、どの病棟で働くかは、自分の人生の大半を仕事場で過ごすことを考えるととても重要となります。
私は以前スタッフ間のトラブルの板挟みになり、パニック症状ような症状を発症したことがあります。
とくに小さい職場(クリニック勤務)だったからかもしれませんが、看護の仕事は日々緊張の連続で、スタッフ間のトラブルがあると必要以上の緊張が自分にのしかかってくることを身をもって知りました。別の職場で一緒に働いていた子も、拒食症やうつ病など精神的に追い詰められる人を何人も見てきました。
そのことから職場環境の重要性をひしひしと感じています。そんな私は派遣会社でのを仕事を通して様々な職場をみてきました。
その中で気づいた職場選びの方法をこれからお話させていただきたいと思います。 

だれもがわかりそうなことかもしれませんが、職場の雰囲気がいいか悪いかは、そこで働いてみないと正直わかりません。
外から見ただけ、病院内をぐるっと一周してみてもわかりません。建物自体ができたところでとてもきれいな職場でも、職員の雰囲気がとても悪く裏では悪口三昧、行っている看護も古い方法だったということもありますし、とても古い建物でもスタッフはとても活気があり、職場内も笑いであふれ、コミュニケーションがしっかりととれ、きちっとした看護を行っているところもあります。
子供が急に熱を出しても、「しょうがない。すぐ帰りー。」と親切に送り出してもらえる職場と、「え?今から帰るの?」ととても冷たい目で見られるところと存在します。
ほかにもカンファレンスを業務時間内にできる職場、看護研究が業務内にできるところ、逆にわざわざ仕事終わりに集まらないといけないところ、看護研究も時間外に集まってまとめているところと様々なところがあります。
そして一度その場所に正社員で入社してしまうと、環境が悪いところほどやめにくいということも事実です。
それらのことから、私は派遣会社から給料をもらい、問題があれば派遣会社に相談できるというそんな派遣会社に登録していました。
新卒では派遣会社では働けないと思いますが、中途採用ならどの派遣会社も喜んで協力してくれます。
派遣会社を最大限に生かしていければ、自分の望む職場に出会うことができると思います。
正直、派遣会社はハローワークよりも病院の情報はたくさん持っていると思います。就職が決まるとお祝い金が出る派遣会社もありますので、せっかく就職を考えているのであればそういう方法も使っていくのをおすすめします。
派遣会社の中にも派遣のみをしているところと、就職を斡旋するところ、様々な派遣会社が存在しますので、そこも自分に合った派遣会社を探してみるといいと思います。
あとは自分がどんな風に働きたいのかを自分の中でしっかりと決めておくことが大切だと思います。ばりばり最先端の医療で働きたいのか、研究などを通してキャリアアップをはかりたいのか、専門看護師を取得したいと考えているのか、家庭と仕事の両立をはかりたいのか、子育てをメインにその合間に仕事をしていきたいのか、などでかなり仕事場所は変わると思います。
そういう自分の気持ちを大切に考えた仕事場選びが大切だと思います。
それらのことから内部の情報収集はしっかりとしてから就職先を決めましょう。あいまいな気持ちだと仕事場に振り回されます。まずは自分とその周りを大切にできる、そんな職場を見つけていきたいですね。 自分を大切にできない人は他人を思いやることができません。まずは自分の生活を一番に考えていけるといいと思います。

上記のまとめ 
・就職には派遣会社を活用する 
・ハローワークでは情報が少ない 
・自分のライフワークバランスを考慮する 
・就職すると辞めにくいため、就職前にしっかりと情報収集をする 
・自分は職場でどうなりたいかを考慮する 

 

面接ではどのようにすればいいのかお話します。 

看護師の採用面接は、会社などの面接とは違いとてもアットホームな雰囲気で行われることが多いです。
どちらかと言えば病院側が「ぜひうちで働いてください」というスタンスのところが多いからです。なのでそんなに緊張していく必要はないと思います。ただ必要最低限のマナーは必要です。面接のときにカジュアルな服装で来る人を見たことがありますが、それにはとても驚きました。周りのスタッフもとてもびっくりしていましたし、その方は採用に至りませんでした。
服装以外のこともありましたので、必ず服装がマイナスになるとも限りませんが、少しでも印象をよくしておいたほうが初めは無難です。
最低限面接のときはスーツで、受け答えは敬語でお願いしたいと思います。あと履歴書をスムーズに出せるようにしておく、履歴書はきれいな状態で提出するなど最低限必要なマナーは守るようにしてください。
あとはできるだけ笑顔で受け答えしておけば、第一印象はかなりいいと思います。人は割と第一印象で人のことを決めにかかります。なので第一印象は重要です。看護師は社会常識に欠けている人が多いという言葉を耳にしたことがあります。
確かにどちらかというとあまりそういうところは厳しく言われない世界なのでそういう部分はあると思います。だけどちょっとくやしいなと私は思いました。なので私は気をつけていこうと思いながら仕事をしていました。
この文章を読んでくださった方も是非そんなことを言われないよう行動していきましょう。 

質問されることは、「なぜこの病院を選びましたか?」とか「どこでこの病院を知りましたか?」「何科で働きたいですか?」「パートであればどの程度お仕事に入ることができますか?」程度の質問です。あとは「何か質問はありませんか?」と必ず聞かれるので、疑問に思うことはそこで解決しておけば安心して働くことができると思います。 

上記のまとめ 
・服装はスーツを用意する
・敬語を使う 
・清潔感のある装い 
・笑顔を忘れない 

 

履歴書はどのように書いていけばいいのかお話します。 

履歴書に関しては履歴書の紙を全部書いておけばとくに何も言われません。
看護師免許などの自分が持っている病院に関わる免許は必要となりますので原本もしくはコピーを持っていくようにしてください。
私は持っている免許どんなものでも履歴書に書くようにしました。
そうするとそこから話が膨らみ雑談なども総師長さんとできたので良かったです。相手もできるだけ緊張させないように話を振ってくれます。
趣味なども書いておくとより自分のことを短時間で知ってもらうことにつながり相手への好印象につながっていくと思います。
そしてその趣味を通して、病院でクラブ的なものをしている病院もありますので、趣味で様々なスタッフとつながりプライベートも充実させることになっていきます。
せっかく働くのであれば、その場所でいい人間関係が築いていけると仕事も楽しくなってきますよね。
仕事は仕事と割り切ることも大切ですが、自分が失敗したときに助けてくれるは他者です。いい人間関係が築ければ築けるほど、仲間は自分を守ってくれます。そういう気持ちも大切にしていきたいですね。 

 上記のまとめ 
・履歴書はすべてうめる 
・免許はすべて記入 
・看護師免許の原本・もしくはコピーの持参 
・趣味も書くとなおよい

まとめ

以上のことから、就職病院はできるだけスタッフ間、職場環境を知ったうえ決断したほうがいいと思います。それには派遣会社を使って情報収集をしたり、短期間派遣され、内部の状況を把握し就職に至る方法があるので、それを私はおすすめします。新しい環境で働くことはとても自分自身にストレスがかかることです。初めから頑張りすぎず、自分のペースに合う職場が見つけられるといいですね。

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