最近何かとよく聞く訪問看護師、あなたもなってみては?

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#1424 2021/04/22UP
最近何かとよく聞く訪問看護師、あなたもなってみては?
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最近新しい医療の提供体制として訪問診療が注目されています。そこで活躍する訪問案越し、具体的にはどんなことをしているのでしょうか。訪問看護師になる方法からメリット、デメリットまで詳しく解説していきます。

①訪問看護師とは

訪問看護師とは看護師が利用者の自宅に行き、主治医の指示に基づいた医療的行為や、療養生活を支援する為に必要な看護を行います。病院やクリニックから往診するのではなく、所属する訪問看護ステーションから利用者の住む場所に向かいます。そこで主治医の指示書に基づいた医療処置を行います。また、利用者の健康状態をチェックして、主治医に報告することも重要です。持病がある場合は、その状態を確認し、利用者に健康に関するアドバイスを行うことも重要です。さらに、利用者がより良い療養生活を送れるように援助することも、訪問看護師の仕事に含まれます。具体的には食事や排泄、清潔な部屋の維持などのサポートや利用者の状態や療養内容に合わせて、褥創(じょくそう)防止や服薬・栄養摂取の指導、嚥下訓練、歩行訓練などを行います。機能回復を目指す利用者には、入浴や外出訓練などのケアを行うこともあります。 その上で求められるのが、「利用者とその家族のメンタルサポート」です。夜勤がなくカレンダー通りの休みの求人が多く、看護師さんに今人気の職場となっています。

②訪問看護のやりがい

複数の患者を受け持つことが多い業務と異なり、一人の方とじっくり向き合い関係の濃いケアを行うことができるのが大きな魅力です。一人ひとりの利用者と長い期間関わることになるので、それぞれの症状や環境に合った診療方針を立てることができます。利用者の家族も交えて話し合い、より良い療養生活を送るために取り組むことができます。深い信頼関係が築けることは、ほかでは得がたい訪問看護師ならではのやりがいです。

③訪問看護師に向いている人

>円滑にコミュニケーションをとり情報共有できる人
あなたのコミュニケーション能力を、訪問看護師として生かしませんか。その2
>一人で行動するので、責任感があり柔軟に対応できる人
>利用者やその家族に寄り添い、思いやりをもって行動できる人

病院の看護師は「大勢いる看護師の一人」という立ち位置になり患者の立場から考えるとそういったイメージが強いと思われます。 しかし、訪問看護師は利用者やその家族にとって、決まった時間に我が家を訪れて診療を行い、ともに療養方針を立て、より良い環境のためにケアするため利用者の方にも大きな存在となるでしょう。 深い関係を作れることは、今後の看護師の仕事や生きていく上で大きな財産になります。看護師の仕事は、どんな職種・場所でもコミュニケーション能力が必要なのですが、訪問看護師は特に求められます。
また、持病がある人、痴呆症の症状が現れた人、大きな事故からの復帰を目指す人、人生の最期を自宅で迎えたい人…。住み慣れた家で療養生活を送る利用者は、さまざまです。多く完璧にこなすことは難しいかもしれませんが、相手に合わせ、文献を読み、 症例を調べ、より良い環境づくりを実現するために邁進できる看護師は、現場でも大事にされています。

④訪問看護師になる方法

問看護師になるには、クリアするべきいくつかの条件があります。まず看護師もしくは准看護師の資格を持っていること。そして訪問看護を行う病院、あるいは訪問看護ステーションに所属していることです。訪問看護を行う病院はまだあまり多くはないですが、患者の退院後のフォローに力を入れている施設が取り組んでいます。 訪問看護ステーションは、医療法人以外でも運営できる組織で、全国に多くの事業者が存在しています。そして、看護師としての臨床経験が3~5年あることも挙げられます。一定以上のスキルが大前提ということで、訪問看護師の仕事について知識を有し、積極的に学ぶ姿勢があることも求められます。
しかし最近では、新卒であっても働くことができるところも増えており、先輩に同行しながら訪問経験を積んだりすることで、経験不足の訪問看護師をフォローする動きもできてきています。訪問看護で働くことを考えている人からは「一人で対応できるか心配」という声をよく耳にしますが、在宅医療では「他職種連携」の考え方がとくに重要です。主治医やケアマネジャー、訪問介護員、リハビリスタッフなどのさまざまな職種と共に利用者の在宅生活を支える必要があるのです。訪問看護ステーションの所長や先輩看護師、地域の医療福祉関係者と相談し、訪問看護師として成長していければ良いでしょう。

④訪問看護師として働くメリット

「日勤のみの仕事といえばクリニック」と思っていませんか?訪問看護師は日勤のみ・カレンダー通りの土日休みの所も多いですし、お給料も比較的高め。夜勤・残業なし、土日休みでも月給35万円以上というような好条件の求人も珍しくないです報酬が高い原因は、訪問先であらゆることを一人で責任を持って行うということがほかの看護師の仕事と異なるためで、経験や深い医療知識に基づいた行動が必要になるためです。
また、時間を絞って働くことができる点も魅力です。例えば午前中だけ働く、あるいは週に3日だけ働くといった働き方を選べる求人があります。小さな子供がいる人でも1日に訪問する件数を予め決めておけば、パート感覚で働くことができます。よってお子さんがいる看護師さん、土日・夜勤なしで給与良い所で働きたい方、週2や週3、午前中だけなど短時間で働きたい方などにおすすめです。報酬が高い要因は、訪問先であらゆることを一人で責任を持って行うということがほかの看護師の仕事と異なるためで、一定以上の経験や深い医療知識に基づいた行動が必要になります。
また、時間を絞って働くことができる点も見逃せません。例えば午前中だけ働く、あるいは週に3日だけ働くといった働き方を選べる求人がたくさんあります。小さな子供がいる人でも1日に訪問する件数を予め決めておけば、必要な時間を逆算できますのでパート感覚で働くことができます。
あ先ほども述べたように、一人の患者さんとじっくり関われる、一人ひとりにじっくりなので、やりがいが多い点も魅力です。

⑤訪問看護師として働くデメリット

しかし、一人ですべてを行う仕事ですから看護師に大きな負担がかかることは否めません。その場ですぐに相談できる先輩や同僚もおらず、また利用者との相性が悪かったとき、療養環境に変化があったとき、抱えこんでしまう可能性もあります。また、長期にわたって同じ家を訪問することになるため、周辺の環境にもしっかり目配りをする必要が出てきます。患者本人や家族の話をよく聞き、実際に周囲を巡って地域のことを把握する必要があります。患者のご自宅では、他には病院とは異なる気配りが求められます。病院やクリニックは治療が専門ですから、さまざまな症例、医療設備や器具が充実しています。自分以外のスタッフもいるため、緊急の場合も慌てずに処置することができます。訪問看護でも必要な器具はありますが、想定外の事態が発生した場合は、患者の家にある家庭用の物で応急処置ができるようにしておきたいものです。
こういった新しい仕事でもあり、事業者による教育やフォロー体制が整っていないことも問題です。訪問看護を受ける側も慣れていないことが多いので、さまざまなズレが生じることもあるでしょう。 しかし、これからの時代の看護師が目指す姿としてひとつの形を示していることは間違いありません。

このように診療を行う場所が患者の生活の拠点ですので、その家族とは訪問の度に顔を合わすことになります。患者一人と相対するのではなく、患者を日々見ている家族の理解を得て物事を決めることは非常に大切です。時には家族を通じて、患者に主治医や看護師の療養方法を伝えるなど、フォローし合える関係を作れるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今日勤で働いている看護師さんの中でも、子育てや介護などの事情があり訪問看護師という働き方を検討されている方もいるのではないでしょか。この記事の通り、そのような方にはやりがいもあり、給与の面でも訪問看護師はおすすめできます。ぜひ一度新しい働き方をあなたも検討されてみてはいかがでしょうか。

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