中途採用者の転職就職面接、こう答えよう!

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#1411 2021/04/09UP
中途採用者の転職就職面接、こう答えよう!
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転職の際に聞かれるポイントは4点。迷ったら前の病院のクリニカルラダーを振り返ろう。
①これまでの臨床経験、社会人経験で得た強み。
②人間性はどうなのか特に協調性があるか。
③就職先病院の対象患者の看護に対し不安なところはないか。
④家族背景や労働条件のについて要望があるか。


看護師歴10年2度の転職があります。まだまだ少ない方なのかもしれませんし、若輩者ですがその経験でえた知見を広く皆様にお伝えしたいと思い記事を書かせていただきました。
その中で面接で聞かれるポイントは大きく4点、それにたいしてどのように考えてどのように答えたら良いかヒントになればとおもいまとめさせていただきました。

面接においては、これらを聞きつつ実際にあなたが病院で働いていく様子に想像力を働かせます。まず第1のあなたの強み、採用しどの部署に配属するか経験年数や強み、人間性など総合的に評価しどこに配属したらいいか判断の材料になります。希望の部署、診療科がれば伝えましょう。もちろん希望通りにならなくても構いませんと言うこともです。

さて、強みといわれるとなかなか見つけたり書くことが大変ですが、他の人と比較して得意な事というわけではなく、例えば忙しいときでもイライラせずに患者さんや職員に優しく接することを心がけ、結果前の病院では2度プリセプターを任せていただきました。
そしてその経験から若手の皆さんから特に頼りにして貰えていたと思いますし、自分自身も指導に興味を見出だして自分でも勉強して、その知識を教えてあげることに徹していましたので強みといえると思います。というような、ものすごく飛び抜けたなにかでなくても構いません。普段ちょっと心がけていることの先に強みってあるとおもいます。新しい職場の組織の一員として自分はここが良いところだ、ここをいかして貢献していきたいと思っている、そう言うところを伝えましょう。あくまで他人との比較ではなく自分としてどこが良いところだと考えているか、そう言うところを話しましょう。 

 第2にこれまでの臨床経験で色々なところで働き色々なやり方を学んできていると思いますが一旦リセットして就職先のやり方に合わせて組織の一員として馴染んでいかないといけません。そういったところで他の職員と上手くコミュニケーションをとって足並みを揃えてやっていってくれるだろうか?と言うことがとても重要です。
ですが、他の病院のやり方考え方というのは、新しい職場の病院側も取り入れたいと思っています。新職場のいいところをしっかり学んで、何かおかしいなと思うようなところがあれば、しっかりと発信してもらいたいと考えています。その大前提を踏まえて就職先のやり方をしっかり学んで他の職員と共に職場を盛り上げていきたい旨を伝えましょう。
他の病院の勤務経験があるということは+に働く面も必ずあります。例えば職員に上手く溶け込んだなかで必要なところを発信していけるように勤めていきたい。私は前の病院で褥瘡委員をしていましたが、中々褥瘡時の対応の仕方が定着しておらず周知することに力を割きました。
このことは他の委員会やその他日常の臨床においても他のスタッフに働きかけれる良い経験となりました。こちらでもそのようにしてより良い職場を作っていけるようにしたいです等と伝えることができます。第3に看護師個人としての能力です。私の場合は精神科歴が長いので身体疾患についての経験について聞かれることが多かったです。
それぞれの病院で受け入れてる患者さんの性質が違うので、それに上手く合わせていけるか、学習意欲があるか聞かれます。苦手意識があってもその病院の特性にあわせて学習をしっかりして頑張っていきたい旨を伝えましょう。これまでの研修会の参加や転職に当たってこういう勉強をしてきているということを伝えましょう。将来的にはこういう研修会に行きたいと考えているが、行かせてもらえるか、研修の体制はどうなっているかなど詳しく聞いてみるのもやる気をアピールするのには良いでしょう。
ここはとにかく具体的に「勉強します」だけではないない内容を伝えていく必要があります。そして第4に労働者として、雇用者と契約するに当たって不安なことがあるかどうかです。
雇用者としては未婚、既婚、子供の有無。子供のおよその年齢はしりたいところです。
将来的にライフイベントがあるか、家族関連で夜勤が出来ないとか、諸々の背景事情も配属先を決める際に重要な要素となります。不利に働く事情もあるかもしれませんが必要なことは伝え、場合によっては相談、交渉する必要があります。一旦条件をのんで契約してしまえば、まさに契約となります。妥協できないところはしっかりと伝え妥協しないようにしましょう。

以上が転職に当たっての注意点です。中途採用者の転職は突き詰めると経験年数相応の働きが出来るかを見極めるということに行き着くと思います。どう答えようか迷うようなことがあったら前病院のクリニカルラダーを振り返ってみることをおすすめします。それに照らし合わせて新職場でも同じように役割をとっていけるという事を伝えていく事が大切です。ここまで長文読んでいただきありがとうございます。一応ですが、社会人として整った身だしなみ、時間を守る、きちんと挨拶をするといった最低限のマナーは絶対に必須です。まず患者さんが年長者のことがほとんどですし、どの職場にも溶け込んでいくにはやはり最低限のマナー挨拶等は必須です。面接の前から見られているといっても過言ではありません。就職先につくまえから襟を正しましょう。
まとめです。転職の際に聞かれるポイントは4点。
迷ったら前の病院のクリニカルラダーを振り返ろう。
①これまでの臨床経験、社会人経験で得た強み。
②人間性はどうなのか特に協調性があるか。
③就職先病院の対象患者の看護に対し不安なところはないか。
④家族背景や労働条件のについて要望があるか。
新しい職場にすっと溶け込んで、でも必要なところを発信して、安全安楽に看護を提供してくれる人材が求められています。これは経験年数にかかわらず、どなたにも共通しています。加えて年数相応の発信力や看護師としての力量が必要です。それらを新職場のお偉いさんを前に徹底的にアピールしてくるのが面接になります。ここまで堅苦しい言葉で書いてきましたが、新職場の看護をより良くしたい思いをいかに上手く伝えるか、小手先だけのテクニックだけでなくて、よくよく考えてご自身の言葉で伝えるのが何よりも大切かと思います。実際の面接は比較的重苦しい空気の中、進んでいきますが、でも中には和やかに進むこともあります。気負いすぎずに御自身の考えをきちんと伝えていくことが良いと思います。聞かれる事はここまで書かせて頂いた事から派生するものがほとんどだと思うので突飛な質問はあまりないと思います。何か奇抜な人材よりも組織人として出来上がっている所に馴染んでいける人材を新職場も欲しがっています。自分は何が得意で何が苦手で、新しい職場で何がしたくて何ができるかを明確にして望みましょう。あとものすごく人気の職場でなければ、あまり落とすということはないと思うので、そこらへんは少し気負わなくても良いところなのかなぁと思います。この記事が少しでも皆様の役にたって理想の職場に就職出来ることを祈っています。

まとめ

転職の際に聞かれるポイントは4点。迷ったら前の病院のクリニカルラダーを振り返ろう。
①これまでの臨床経験、社会人経験で得た強み。
②人間性はどうなのか特に協調性があるか。
③就職先病院の対象患者の看護に対し不安なところはないか。
④家族背景や労働条件のについて要望があるか。
新しい職場は何か奇抜な人材よりも組織人として出来上がっている所に馴染んでいける人材を欲しがっています。自分は何が得意で何が苦手で、新しい職場で何がしたくて何ができるかを明確にして望みましょう。れます。仕事をしたいと思ったら十分な準備をして転職活動を始めましょう。

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