正職員経験がない看護師が就職する3つの方法

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#1408 2021/04/06UP
正職員経験がない看護師が就職する3つの方法
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正職員として働いた経験がないとどのようにして就職活動を進めたら良いかで悩みがちです。
看護師として正職員になりたいと思ったときに、どのような方法があるのかを3通り紹介します。
違いを比較することで状況に応じた最善の方法を選べるようにしましょう。

看護師として正職員になって働きたいと思ったときに、今までに経験がないと就職するのが難しいと思う人も多いでしょう。看護の専門学校や大学などを卒業したときにすぐに正職員にならず、パートや派遣で働いたり、就職せずに専業主婦をしたりしている人もいます。
このような際の就職活動はどのようにして進めると良いのでしょうか。具体的な方法3つ紹介するので、詳細を比較してより良い方法で就職活動を進めましょう。

・正職員経験がない看護師は就職が難しい

まず大前提として押さえておく必要があるのが、一般的に認識されているように、正職員経験がないと看護師は収書億するのが困難になりがちです。看護師を採用する病院やクリニックとしては戦力になる人材を手に入れたいというのが本音で、少しでも現場経験がある人を優遇しています。
ただし、一般的な職種と違って看護師は慢性的な不足が続いています。現場に必要数の看護師を確保できずに苦労していることも珍しくありません。そのため、正職員経験がない看護師でも歓迎しているケースもしばしばあります。正職員として働いた経験がある看護師に比べると就職先の候補は少なくなりますが、採用してもらえる可能性は十分にあるので諦めないようにしましょう。
また、学校を卒業してから全く業務に携わったことがない人に比べると、パートや派遣などで働いていた経験がある人は有利です。一般的にパートや派遣で働いていた経験は職歴としては認められません。しかし、看護師が正職員として働く上で役に立つスキルやノウハウの習得をする機会になっているのは明らかです。現場によっては正職員の人もパートの人もほとんど業務内容に違いがないことすらあります。そのため、就職活動をするときにパートや派遣で働いた経験を伝え、従事してきた業務について説明することで優遇されることもよくあります。看護師は専門職なので業務経験についての特殊性がある点には留意しておきましょう。
パートや派遣でも働いた経験がない看護師もチャンスがないわけではありません。人材が不足して困っている施設を探せばきっと就職できるので、具体的な就職活動の方法を確認しておきましょう。

・正職員になるための就職活動の方法

正職員経験がない看護師が就職するためにはどのような就職活動の仕方をしたら良いのでしょうか。ここでは採用してもらえる可能性が高く、スムーズに就職活動を進められる方法を3つ紹介します。人によってどの方法が合っているかは違うので、自分にとって最適な方法がどれかを慎重に吟味してみてください。

#中途採用の未経験者を歓迎している求人を選んで応募する

新卒の立場でなくなってしまった場合には中途採用の求人に応募して就職することになります。正職員の看護師を募集している求人は多数ありますが、募集条件をよく見てみると経験があることを必要条件や要望条件に挙げているものが目立ちます。パートや派遣で働いたことがある人でも業務経験が必要条件に挙げられてしまっていると書類選考の時点で落とされてしまう可能性が高いので注意しましょう。正職員になった経験がないのなら、未経験者を歓迎している求人を選び出すのが無難です。
看護師向けの求人サイトを使うと検索条件として未経験可という項目がある場合がほとんどです。経験がなくても有望な人材なら採用したいという施設からの求人だけを選び出せるので活用しましょう。
ただし、未経験者でも応募可能としている求人でも、未経験の意味が二通りあるので注意が必要です。一つは正職員として働いた経験がなくても可という意味です。この場合には社会人として仕事をした経験がない人でもおうぼできます。もう一つは求人に記載されている業務や募集している施設の種類での業務を経験したことがなくても可という意味です。例えば、外科の病院の求人なら、循環器内科の病院では働いたことがあるけれど、外科では働いたことがないといったケースでも応募できます。しかし、正職員として何らかの経験を積んでいるのは条件になっているため、働いたことがないと書類選考で落とされてしまうのがこのケースです。
求人をよく読んでみるとどちらの意味かはわかる場合がほとんどです。もし判然としないなら施設に問い合わせて、自分の状況を話して応募可能かどうかを確認しましょう。

#パートや派遣から正職員を目指す

正職員経験がない人でもパートや派遣で働くのは比較的簡単です。正職員に直接就職するのが難しい場合には、パートや派遣で働くことから始める方法もあります。どちらの場合にも正職員を目指すことができるからです。
パートの場合には正職員として登用する制度が設けられている病院やクリニックを選ぶか、個人クリニックを選ぶことが必要です。登用制度が整っていて運用されている場合には、パートの看護師として十分な活躍をしていると正職員に契約を切り替えてもらえる機会が手に入ります。登用制度の運用の仕方は施設ごとに異なるので、応募するときにどのような仕組みになっているかを確認しましょう。きちんと働いていれば正職員になれると考えられたら志望先として決めるのが適切です。個人クリニックでは経営者が裁量を持っていることが多いので、制度として整えられていなくてもパートから正規雇用への格上げがしばしばおこなわれています。採用面接のときに正規雇用になる可能性があるかどうかを聞いて、肯定的な返事を得られたら就職先として候補にしましょう。
派遣の場合には紹介予定派遣を利用すると正職員になれる可能性があります。紹介予定派遣は半年程度の派遣期間が満了した時点で、派遣先との合意ができれば正職員にしてもらえる仕組みの派遣方法です。実際に働いてみて自分に合う職場かどうかを確認できる点でも魅力がある方法なので、就職先の職場選びに不安がある人も活用してみると良いでしょう。

#転職エージェントのサポートを受けて就職する

看護師は転職エージェントのサポートを利用すれば正職員の経験がなかったとしても比較的スムーズに就職できます。転職エージェントは人材紹介会社のサービスで、看護師を必要としている施設と仕事を探している看護師をマッチングしてくれるのが特徴です。
転職エージェントに相談すると正職員として働いた経験がない看護師でも採用したいという意向のある施設を厳選して紹介してもらえます。希望する勤務地や勤務時間なども加味して、納得できる条件の求人を探してくれるのが魅力です。全ての希望を満たすような求人がないときにも勤務地を広げたり、勤務条件を緩めたりして候補を探し出してくれます。
また、パートや派遣で働いた経験がある看護師の場合には、その経験を高く評価してくれる施設を選んでもらうことも可能です。パートや派遣で活躍してきたり、様々な現場経験を積んできたりしてきた人はきっと経歴を生かして就職できます。
看護師が転職エージェントのサポートを受けるときには専門のエージェントを利用するのが大切です。看護師専門の転職エージェントなら医療施設とのつながりが強く、未経験でも良いというスタンスで募集している施設を的確に見つけ出せます。候補にできる施設の数も多いため、就職先が見つかりやすいでしょう。自分で求人を探すよりも簡単で確実性が高いことから、多くの看護師が選んでいる就職活動の仕方です。

まとめ

正職員として働いた経験がない看護師にとって就職は大変になりがちです。しかし、人材不足の影響もあって未経験でも応募できる求人はたくさんあります。全く働いた経験がない人でも採用を検討する意思がある施設を探して応募してみましょう。パートや派遣から正社員を目指したり、転職エージェントのサポートを受けたりする方法もあるので、自分に合っている方法を選ぶのが大切です。

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