大学病院に転職をする時のポイントを紹介!

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#1404 2021/04/02UP
大学病院に転職をする時のポイントを紹介!
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一般病院に勤めていて、その後に大学病院に転職をしたいと思うこともありますね。地域の医療を担う大学病院は、看護師が一度は働いてみたいと思うところではないでしょうか。しかしいろいろなことで、自分に出来るだろうかと思いますね。そこでここでは、大学病院に転職をする時のポイントを紹介します。

・じっくり覚えようと考えることが大事

違う病院に転職をした時に、少しでも即戦力となるように必死で動くことがありますね。覚えることはできるだけ早く覚えて、みんなと一緒に働けるようになりたいと思うのは当然の事です。私の場合も、そのように転職をした後にかなり焦りがありました。自分はどうして覚えることができないんだろうと、自分をせめてしまうこともあったのです。ところが大学病院では、その気持ちについて少し違う方に持っていった方がいいのではないかと思うようになりました。
大学病院の場合は、規模が大きいのでそれだけいろいろなことを覚える必要があるからです。組織の事であったり、その中の決まりごとなどがたくさんあるのです。そしてそれをすぐに覚えることは、到底無理なことなのです。
私の場合も、かなり時間がかかりました。小さい病院の場合は、そこで働いている人も少ないのですぐに覚えることができます。ところが大学病院の場合は、たくさんの人が働いているので自分が働く部署の人を覚えることで精一杯となってしまいます。それは当然の事なので、一気に覚えることはありません。少しずつじっくり覚えることをおすすめします。
電話がかかってきても、何の事だかさっぱりなんてこともよくありました。長年働いていて、未だに分からないこともたくさんあります。無理なものは無理と割り切り、人に聞きながら行動していく方が楽になります。
細分化されているので、自分が全く関わることがない部署などもたくさんあります。それが当たり前と思って、じっくり構えるようにしましょう。

・人が多いので専門分野を相談しやすい点がメリット

小さい組織の場合は、看護師がたくさんのことをする必要がありますね。食事のことや、リハビリのことなども看護師が行う事もあります。その点、大学病院の場合は看護師として集中して業務を行なうことが出来るのでとても楽です。
違うところで働いていて転職をしてきた場合は、一人で行っていた内容について周知しているのでその点では、有利になります。大学病院の看護師が知らないことを、しっかり知識として持っているからです。そのことは、転職後に頼りにされることは間違いありません。違うところから来た看護師を期待しているのです。その知識をそこで活かして欲しいです。
また大学病院の場合は、人が多いので専門分野を相談しやすい点のメリットがあります。栄養の部署、リハビリの部署、カウンセリング、総合診療を行う部署など、とても頼りになるのです。認定看護師も多く在籍していることも多く、その都度いろいろなことについて相談をすることができます。相談をすることにより、躓いていた患者さんのケアや精神的なフォローについて見いだせるようになり、仕事のストレスを軽減させることができます。転職後は、それらの専門分野で働いている人たちにどんどん相談をすることをおすすめします。

・異動希望を記載できる機会が年に一回ある

大学病院の就職をして、自分の希望する部署に配属にならなかったとき、少しテンションが下がってしまうことでしょう。自分が希望する部署にできるだけ配慮をしてくれることもありますが、その時の状況により配属が変わります。
まず転職をした時に、人が少ない部署に配属されることが多いです。その部署は、人が欲しいと思っているので配属されるのです。そこで、やっと看護師が来たと思って周りの看護師から即戦力として期待されることもあります。
しかし現実的には、そんなことを期待されても無理なのです。そこで働いていて、強いストレスを感じるようになったら、やめる前に部署異動を考えましょう。部署異動に関しては、一年に一回それの希望を聞いてくれるので、その時に記載するようにしましょう。またどうしてもその時まで待つことができないと思った場合は、随時自分の部署の看護師長に相談をすることができます。相談をすることにより、早めに異動をすることもできるのでそのような手段もあることを知っておきましょう。

・ママさん看護師も多いので安心

イメージとして大学病院の看護師は若い人が多いと思うこともあるでしょう。転職をする場合は、ほかの病院などで働いて来たので中堅看護師が多くそのことで年齢のギャップを感じるのではと思うこともあります。
それは心配することはありません。開院した当初は、若い看護師ばかりだったといいます。しかしそれから何十年も立っているので、その後にずっと残っている看護師もいたりして大学病院で働いている看護師の平均年齢は確実に高くなっています。定年をした後も、看護師として働き続けている人もいるぐらいなのでその年齢に関して心配をすることはありません。
またママさん看護師として働いている看護師もかなり多いです。育児休暇ももちろん取得することができるし、その間はしっかり育児に専念することができます。仕事の事、プライベートなことなど話しやすいようになっているので気分的に楽に働くことができます。

・わからない事はすぐに聞くようにする

大学病院で働く時に,とても重要なこととして、不明な事はすぐに看護師や医師に聞くということです。聞くというのは、どこでも大切なことですね。特に高度な治療を行っている大学病院の場合は、細かい指示が出る事があります。その時、自分のこうだろうという勘を頼りにすると、失敗してしまうことがあります。そのことから不明な点については、直ぐに聞いて行動するようにしましょう。

・嫌になったたらプリセプターに相談する

大学病院では、たくさんのことを覚える必要があります。転職をしてだいたい直ぐに嫌になってしまうこともあります。それは覚えることが多いことと、自分がわからないので動けないストレスから疲れてしまうのです。そして、自分ではせいいっぱい頑張っているつもりでも乗り切ることができるだろうかと不安になります。そんな時は、こころ強い味方としてプリセプターといって、転職をした看護師に対して知識や技術面と精神的なことをサポートしてくれる先輩看護師がいます。その先輩看護師に相談をしましょう。または愚痴をいってもいいです。

・一年目は辛い事は覚悟をする

転職をして、どこでもあることですが一年間はやっぱり辛いと思うことが多くなります。しかしその時期を乗り越えると、かなり楽になるので一年間は我慢の時と思うようにします。新人看護師とは違うので、そのストレスは直ぐに改善できるようになります。

・医師とのコミュニケーションをよくする

大学病院では、看護師の数と同じぐらい医師がいます。研修医がいるので、普通の病院と違い医師とコミュニケーションを取ることが多いです。そのことは、とても重要です。研修医といっても、その数年後はベテラン医師となっているのです。その時にも良い仕事仲間でいたいですね。最初に良いコミュニケーションを取ることにより、その後に医師と働きやすくなります。

・大学病院は長くいるほど良さがわかる

大学病院の場合は、現在辞職率が少しずつ少なくなっていると感じます。それは、年配の看護師がやめずにいることから平均年齢が上がっているからです。そのように、長く大学病院で働いている看護師は、その良さについて働けば働くほど感じるようになり定年を迎える看護師が多いです。長くいるほど良さが分かるのはとてもいいことですね。

まとめ

いかがでしたか?大学病院で働く看護師は、少しずつ自信をつけていくと自分がここの看護師であることに誇りを感じるようになります。その時は、必ずやってきます。やりがいをしっかり感じられるようになるので、転職後は頑張る気持ちを強く持ち長く働きその喜びを感じてくださいね。

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