現在日本では特定健診特定保健指導 健康に日本21がスタートしており国民の健康維持が必要となってきます
そこで今後も要支援要介護認定者の数が増加しないためにも医療だけでなく 病気を未然に防ぐ環境づくり体力づくり生活づくりなどの 管理や指導 が必要となってきます。
健康に過ごすための専門知識としてのアセスメントにも触れていきたいとも思います
看護師が 看護をする上において病気のみならず患者様には、再発予防にも健康に意識を持ってもらい自己管理ができるように指導する 必要があります。
病院で勤務していると すでに病状が悪化しており医療的なケアや治療 の 援助を行うことが主もとなってきます。
治療が終了し 回復期から慢性期になってくると健康に対する予防や管理が必要となってきます。
健康を維持増進するための条件として(栄養、運動、休養)の3つの条件が重要であると考えられています。
栄養とは間違った情報に惑わされることなく 食事内容や栄養素についての正しい知識を持ちそれを実践するということです。
運動とは自分の年齢や体力に合った適度な運動を持続する習慣を身につけそれを実行するということです。
休養とは日常生活における身体的、精神的な休養と充分な睡眠によって疲労を回復するということです。
人間 疲れてままでストレスが溜まると様々な病気を引き起こし過労死になる可能性もあります。
身体的精神的に ストレスを抱えやすい現代人にとっては これらのことを 注意して生活して行く必要があります。
そして こんなことに対して指導できる 立場である看護師も正しい知識を 餅もち、アセスメントいかし看護を行っていく必要があります。
次に 予防では1次予防2次予防、3次予防の3つの段階に分類されています。
1次予防とは病気にならないように積極的に健康維持や増進を図ることです。
栄養運動休養の実践により生活環境を改善したり予防接種などにより特定の病気を予防することが該当します。
特定健診メタボ健診特定保健指導は 政府主導の1次予防政策です。
2次予防とは早期発見早期治療により既にかかってしまった病気が重症化しないようにすることです。
会社の集団検診や食事指導生活指導がこれに該当します 。
3次予防は病気にかかった人がリハビリテーションなどにより再発防止や機能の回復を図り早期に社会復帰することを目指すことです 。
ではどのような方が病気になりやすいかというと現代病と言える生活習慣病があります。
そして
その引き金となるメタボリックシンドロームが糖尿病や心臓病を脳卒中などの原因となっています。
内臓脂肪が蓄積し危険因子が2つ以上存在することがメタボリックシンドロームとよばれています。
1、血清脂質 トリグリセリド150mg/sl以上かつ/またはHDLコレステロール40mg/dl未満
2、空腹時血糖 110mg/dl以上
3、血圧 収縮期血圧130mg/dl以上かつ/または拡張期血圧85mg/dl以上
の2項目以上を男女とも満たしている場合をいいます。
それにウエスト周囲径が男性85cn以上、女性90cm以上という条件が必須となります。
メタボリックシンドロームの怖いところが危険因子が0だとすると、それに比較すると約36倍のリスクがあるということです。
現代の食事において、糖尿病では適正なエネルギー量で栄養バランスが取れたものになります。
食べるものさのさしとして1単位を80kcalとしています。
しかしこの単位数は栄養素であれば交換できますが、違うものであると交換できません。
(ごはん??そばはOK。ご飯から玉子はダメ)
一日のカロリーを1600kcalとしして食品交換表を活用します。
1、エネルギーを単位に直すことで単位数がわかります。
2、1600÷80kalにて20単位となります。
3、1日の単位である20単位をどのように配分するかを決めます。(3食にわける。)
生活習慣病の発症を予防する健康状態を維持する食事は適正のエネルギーの量で栄養素のバランスがいい食事をすることです。
1日2食で摂取するなと 太りやすくなったり消化に負担をかけたりし課題にとっては良いことがありません 3食に均等に分けて食べることが同じになります。
4、単位計算について 食パンの1単位(80kcal)が30グラムだとすると 90g÷30g が3単位となります。
このように病院では管理栄養士や調理師の方々が、食事管理をしてくれていますが看護師も患者様がどのような疾患でどのような食事のカロリーや 形状を食べているかなと意識し知る必要性があります。
在宅における訪問看護などでは利用者の方が人のようなものを食べており、どのくらいとっているか。でも必要な観察項目でアセスメントが必要となってきます。
そして現代人における生活習慣病の発症リスクのなかに運動不足があります。
そして他には
1、運動不足
2、栄養の摂り過ぎやアンバランス
3、ストレスの蓄積
4、喫煙
5、飲酒
加わると生活習慣病のリスクが 高まります。
最後に高齢者における嚥下障害について触れます。
嚥下障害とは食べ物をうまく飲み込むことができなくなった状態dwす。
原因としては2種類に分類することができます。
1、機能的嚥下障害
中枢神経疾患(脳血管障害、パーキンソン病、アルツハイマー病、脳炎、多発性硬化症、腫瘍、頭部外傷など)
末端神経障害、神経、筋接合部疾患、筋疾患(筋無力症、筋ジストロフィーl、多発性筋炎など)、心因性、ヒステリー、薬剤性など。
2、構造的嚥下障害(腫瘍、炎症性疾患、食道炎、がんによる狭窄、潰瘍、口腔、咽頭の外的圧迫、食道への外的圧迫)
これらが低栄養や脱水状態を引き起こす原因にもなります。
食べにくい、飲みにくい、時間がかかるなどにより、栄養素が片寄ってくる考えられます。
水分が少ないと痰がつなりやすくなったり悪循環となります。
誤嚥により肺炎を起こすこと一番避けなければいけません。
看護師は早期にその兆候に気付く必要があります。
食べることは生活の質を高めるひとつであり生きていく上で必要なな行為です。
食事を介助することも看護師は多々ありますが次のことを注意し介入することも大事となります。
1、工夫して変化のある物を食べる、
2、たくさん食べることを共用しない。
3、おいしくかんじないものを共用しない。
の3つです
時間をかけて食事をすることは疲労感などの障害がでる恐れもあるため避けた方がよいです。
病院に入院している間は リハビリ の先生がつき指導してくれます。
しかし 在宅での訪問看護を行う中では看護師自身も 利用者様に対し 指導したり一緒に運動を促す機会がたくさんあります。
一緒に外で歩行訓練を行ったり、室内から出たくないと言われる方にたいして椅子や、ベッド再度でストレッチや軽い運動を行うこともあります。
ただバイタルサインを測定したり、医療の補助をするだけが看護師の仕事ではありません。
これからは在宅で復帰で健やかに高齢者の方々に生活して頂く為のお手伝いを看護師は兼ねていると思います。
今大きな病気を抱えている方いるならば、家で継続して暮らすにはどのような援助や観察が必要なのか実際生活を見てみないとわかりません。
病気のみならず全体像を把握し生活にアセスメントを向けることが大切となってきます。
まとめ
現代病におけるメタボリックシンドロームからくる生活習慣病からその視点を、看護師が生活に目を向けることが大切だということを説明しました。
そのなかでも健康を維持することへのアプローチが看護師でもできるよう意識し関わり観察しアセスメントする必要があると思います。
少しでも予防管理に関心を持って頂けたら幸いです。
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