すぐに就職を決めて楽になりたい。
と思いすぐに手当たり次第応募してしまう。
焦りからすぐ行動に出るのはよいのですが病院の分析や準備なくしては、ひくてあまたの看護師でも採用になる確率も下がると心に止めておく必要があります。
そのような看護師が転職するときの注意点を考えていきたいと思います。
新卒者は将来性があり、仕事のポテンシャルが重視されているのに対し、看護師として経験を積んだ転職される方は短期で戦力になること期待されています。
その為職務経歴が重視されるため、希望する病院の情報や、看護師としての求められスキルを把握して必要があります。
その為には準備が必要であり、新卒とは違い中途の方は自身で情報収集する必要があります。
採用する側の病院のや施設では優秀な人材が欲しいと考えている為、応募側が内定を勝ち取るためにはこのよう人材欲しかった。と思わせる情報をキャッチする必要があります。
面接ただ受けるのでなく、強い希望で貴病院に入職したいと思わせることが成功に近づく方法になります。
そして転職の採用する材料のほとんどは、履歴書や職務経歴書ではなく採用側の面接での評価になります。
病院によっては見学から面接と2~3回病院を訪れないいけないかもしれません。
私が知る情報では病院見学のつもりが、その日のうちに3人の管理職による抜き打ちの面接があったなど聞いたりしました。
そのくらい面接でのジャッジで内定が決まるということになります、
履歴書や職務経歴書は応募する人の情報を知るツールでしかなく、それと照らしあわせてながらどのような人材で自社で活躍できるできるかなどを見極めています。
実務経験が不足していても面接で仕事に対する熱意や自己の自己分析の結果を与えられた時間でアピールできれば採用になる確率が上がると言われます。
まず面接する側の望んでいるような回答を考えながら答えていかないといけません。
質問と回答をが噛み合わない、つじつまがあわないなどでは悪い印象になってしまいます。
相手に好感を持ってもらえるような姿勢や受け答えが大前提になるといえます。
面接においての評価や採用されるためには「面接で決まる」と知っておく必要があります。
では面接において考えみます。
実は面接での評価のみならず病院へ見学や、電話対応や待合室での態度など評価いる可能性もあります。
実体験では面接が終了後に面接する病院の看護部長様より「実は受付で待っているときからあなたの態度や行動を見ていたのよ。」と話をされたことがあります。
見学が終わりそのあと面接に移すかどうかなどレスポンスが遅れた場合には悪い印象が残ってしまい「もう来ないのかと思ったわ」と言われたことがありました。
もちろん後者は印象が悪くなり圧迫面接で自分の思うようにアピールできずに終わってしまった記憶があります。
面接を受ける前どのくらい到着する必要があるか。悩むことがあると
思います。
基本的に5ー10分前に訪問すれば間違いはないですが、もし間に合わないようなトラブルがあれば事前に一報をいれる必要があります。
これらのことも踏まえて社会人経験がある看護師の転職者に対して、ビジネスマナーは必須となります。看護師は病院の中で勤務している為にスーツを着て名刺交換を行ったり、オフィスで勤務することがないため事前に基本的なマナーを身に付けておく必要があります。
次に過去の栄光や肩書きは面接では役に立たないということです。
転職する社会人経験の方ならその大病院や大きな大学を出てから、どのように仕事で活かしてきたかを知りたいと思っています。
応募する病院に自分自身が貢献できると考えて、職務経歴書を使い応募する側の病院や施設へ共通点を説明できれば採用する確率も高くなる思います。
私は某大学を卒業して有名な企業や病院を出ているから就職できるだろうと、応募する病院が希望する能力とミスマッチであれば内定する確率も下がると思います。
重要なのは病院が求めている人材が病院や施設とマッチする能力が備わっているかが大切となります。
次に職務経歴書について説明したいと思います。
職務経歴書書いたことがない方もおられると思います。
私の知人でも転職がはじめてだから書き方を教えて欲しいと私を頼ってきた友人が2人いました。
私自身はセミナーにいったこともあり、そこで指導して頂いた講師の方にも手直しして頂いた経験があります。
看護師の転職を斡旋してくれる会社でも履歴書や職務経歴書を確認し、指導してくれる機会があります。
その職務経歴書もただ自分の経歴だけを記載するだけでなく、自分自身の強みをアピールするにはよい材料となります。
自分自身を商品と考えて面接官に強く魅力を伝えないといけません。
誰もが得意とするものや長けているものがあると思います。
その強みを職務経歴書に記入し、過去の経験で評価されたことや、自身が関わったことのあるプロジェクトで、どのような工夫をしたかなどを思いだし記載します。
成功体験ばかりでなく、逆に失敗したことがあればそれをどのように改善していったかなどの内容も効果的になります。
また長文で記載することで何ページになるような文章は避けた方がよいでしょう。
相手が読みたいと思う書き方や、枚数を考えてい提出する必要があります。
例えば文字の大きさや箇条書きにし見やすくするなど読み手の目となり工夫をする必要があります。
では情報収集はどのようにするか、初めて転職活動する方々は迷うと思います。
ハローワークでも病院や介護施設、訪問看護など求人情報があります。
ほかには気になる病院があれホームページやインスタグラムやFacebook、youtubeなどsnsで最近は写真の画像などで病院の職員や建物の雰囲気など感じ取れることができます。
就職斡旋会社から情報を引き出すのも手のひとつですが登録すると勧誘の電話がかかってくるなどもあり、理解した上での利用することが必要です。
実は情報収集がミスマッチ防ぐポイントにもなり、可能なら看護師はとして働く知人などから情報収集できればより信憑性が高いものなります。
面接までのアポイントは斡旋会社では全部行ってくれる為、仕事をしながら転職活動を行う方にはよいかもしれません。
ただミスマッチが起きる可能性もゼロではないと理解した上で就職活動する必要があります。
自分自身でアポイントを取る場合は、次の点に注意が必要です。
1、面接ができる日を決めた上で連絡する。メモを用意しておく。
2、電話は始業時と、就業時は避ける。
3、電話応対は丁寧な口調で明確に目的を伝える。
4、指定された面接日と時間を復唱する。
5、インターネット上での応募で連絡がなければ電話をかける。(一週間待っても連絡が来ないなど)
6、電話をかける際は緊張しないようにする。
ではいざ面接になると大体20~30分ほどの時間を費やすものと考えます。
面接開始から数分間で表情や態度で判断され第一印象で適しているかチェックされています。
面接の内容も病院が質問事項を考えている為、だらだらと返答せず1分程度に回答する必要があります。(1つの質問に30秒でおさめ会話が円滑に進むよう心がけます。)
最後に退室するときでは採用側が時間を設けて頂いたという感謝の言葉を述べることも社会人として必要なことであり、イメージもよい印象になるでしょう。
頑張るという言葉だけでは相手には伝わらない可能性があります。
どのように頑張るのかを具体的に説明できなければ伝わらないと考えます。
最後に面接官は3つの視点で最終決定をされています。
それは職務能力(スキルや経験がみたしているか)
パーソナリティー(リーダーシップや組織適応力、協調性があるか)
諸条件の適応(労働条件、給与、福利厚生)
それらを加味したうえで応募、面接、内定という流れが成立します。
故にとても大変な作業であり、時間もかかり、就職活動も費用が発生します。(交通費や履歴書や封筒、郵送料など)
計画的に就職活動進める必要性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?面接では自分自身と病院など採用側とのマッチングが内定を勝ち取るひとつの手段となります。
ただの熱意だけでは相手には伝わりません。
どのようなことをしてきて、どのようなことが貢献できるか説明できるプレゼンテーション能力と、社会人としてのマナーや、情報収集がミスマッチを防ぐ手段となります。
これらからよい転職活動に繋ぐきっかけなって頂けたら幸いです。
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