病院以外の転職の仕方やリスク回避やポイントなどについて

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#1199 2020/09/13UP
病院以外の転職の仕方やリスク回避やポイントなどについて
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看護師を目指す皆さんが、転職する際病院以外の職場をを選ぶときにどのような点をチェックしますか?今回はそのような看護師のキャリアチェンジをする際のポイントをお伝えします。

2020年に入り看護師の仕事は激動の年となりました。
コロナウイルスの蔓延により病院から介護施設においてまでパンデミックとなり7月に入る今も東京を中心に広まっています。

病院で勤務する看護師も夏のボーナスがカットされるなどで大量離職や抗議デモが起こる中私達看護師は、仕事に対する不安やストレスを常に抱き働くことになります。
このような社会現象の中看護師の資格を生かし病院以外で働くことを検討する方々も増えてきていると思います。
現実的には医療機関で働く看護師が多くを占めますが私の体験もふまえこれからの参考にしていただければと思います。
さて病院以外の仕事と言えば治験コーディネーターや、看護教員、ステップアップしてケアマネージャーの資格を取る、また看護師以外の資格(理学療法士や社会福祉士など)ライセンスを持ち活躍されている方々も多くおられると思います。
他には介護福祉士として勤務される方や訪問看護、介護保険事業所など看護師の勤務できる場所は多岐に渡ります。
転職いざしようとするときも、沢山ある病院も中に介護施設などの募集が入り交じるため、情報が多くどこがいいのか、自分が何がしたいのかわからなくなると思います。
病院一本に絞っている方だと内科外科など他専門の仕事を極めたいなど思いがあれば早く転職できるかもしれません。
しかし地域性もあり働きたい職場まで通勤距離が遠かったり、出産、育児を通して働き方を変えていく方々も多いと思います。
私自身はケアマネージャーの資格を取得し病院を退職。
退職前から次の勤務先を決めておいたのですが、長く続きませんでした。
それは情報不足だったと自分のなかで思っています。
ケアマネージャーの資格を取りすぐに仕事をすると看護師のときと比べ年収で比べたら100万円減ることに不安を覚えました。
しかし、せっかく取った資格を活かしたいと思い訪問看護事業所へ就職しました。
しかし、訪問看護いえど現在はサービス付介護住宅専門とする訪問看護(住宅会社が運営など)もあり医療機関以外に社会福祉法人など経営する事業所であったり、民間企業が経営する営利法人の事業所も沢山あります。
私は在宅への訪問看護を胸に就職したつもりでしたが、結果施設内の、看護師と変わらない現状に徐々に不満を覚え離職に繋がりました。
訪問看護事業所に関わらず病院以外の介護施設についても注意が必要です。
病院のような医療処置がほとんどなく薬の管理や衛生材料もままならない物を使用しての処置、清潔か不潔かも微妙なグレーゾーンのカルチャーショックが体験したら襲ってくると思います。

そこでとくに病院経験が長いと頭が固くなりがち(主観ですが)でなかなかグレーゾーンがストレスになり、介護職と同じ仕事を兼務しながら健康管理(利用者、職員)や夜間のオンコールを対応など色々な事を体験されると思います。
私自身が経験したのは車への運転業務です。
利用者が急変したら連携病院へ搬送しなければなりません。
その前に主治医管理者、家族への連絡や、病院との調整、看護サマリーや入院になった際の準備など人手がいない事業所ですと一気に忙しくなります。
施設のよさは利用者とゆっくり時間を共有できると思い転職してみたいと思う方も多いかもしれません。
しかし、実際病院でblsなど学んだり、対応の仕方を学んでからの方が無難だと思います。

病院のよさ、施設看護のよさ、訪問看護のよさ、他職業のよさそれぞれメリットやデメリットが、あると思います。
病院では多くの先輩方やスタッフの方々のバックアップがあり、また医師がいることで対応が早くできる、自分が伸ばしたいことが見つかり看護師として成長できる面が大きいと思います。
病院以外の施設や訪問看護では自己けんさはより行っていかないといけないと感じます。

在宅看護では逆に生活の部分が見えたり、本人や家族の声が反映されやすいので心理的なアセスメント材料になります。
また病院での在院日数短縮により在宅へ帰り生活する方々、在宅でみとりをする方々も増えてきています。
そのような観点から病院以外での仕事にも大きく看護師としてステップアップする材料があり、また人間的にも成長できる材料は沢山あります。
看護師とし病院で介護業務も兼務しているところもあると思います。
しかし、在宅や施設では施設によって調理や入浴介助掃除、送迎、レクリエーションなど病院では経験することが少なかったことを行わないといけなくなると思います。
また多職種連携という言葉がメジャーになった今は理学療法士などセラピストや在宅の要となるケアマネージャーとの連携が大切になります。
これらの事は実際に働いてみないとわからないかもしれません。
ただやってみないと自分自身が向いているか向いていないか、楽しいか楽しくないか、伸ばしていきたいことは何かなど気づきが見つからないかもしれません。
給与で考えると病院から施設へシフトする度に減少していくため、時間を優先にしたい、在宅看護をしてみたいなど目的を持って転職すれば私のようにミスマッチを起こさずによい転職に繋がると思います。
訪問看護の場合は時給の単価が高いのでパートで働いたとしても給与はよいと思います。ただ事務作業など兼務しているステーションだれば月末は残業は発生するかもしれません。

また介護保険や医療保険などの知識や、コスト意識、運転技術やコミュニケーション能力などさまざまな事を自分自身棚卸しし自分自身を磨いていかなければならないと思います。
とくにコミュニケーションは病院との違い在宅では1対1で長い時間関わることが多いことから自分自身の人間性も評価される可能性もあります。
在宅では利用者側が主役であり常に尊重し関わる必要性があります。
しかし、高齢者では認知症を発症し理解力が低下したり暴力をおこなったり、セクシャルハラスメントを受けることもあるかもしれません。
過去痴呆と言われていたものは認知症という言葉に変わりました。
その人らしい、尊厳を大切にした関わりを現在求められています。
そのかかわりかたにはバリデーションなど傾聴したり、看護者側が意識的に関わることでよい関係を気づくことが試されています。
そのような意味では深く人間対人間への理解を深めるチャンスかもしれません。
病気への治療や、介助などは医師がいることで看護師としての力が発揮されます。
しかし、病院以外の施設や訪問看護では今までの自分自身は磨きあげてきた経験など積み上げてきたものが強みとなりプレイヤーとして発揮されると思います。
キャリアドリフトをすることも看護師として自然なことだと思いますし、今後看護師として勤務していくなかで病院以外の職種がマイナスになるとは思いません。
ただ自分自身のキャリアを意識した上で動くことをオススメします。
その上ではこれまで説明してきた情報収集と自分自身今までしてきたことへの棚卸しをし見つめあうこと。
その上では自身のキャリアを考えていくことは自己成長へも繋がると思います。
ただ金銭面や福利厚生をアップを考えて転職するとリスクを伴うので
注意が必要です。

実際に見学へ行ってみたり、働いている方々の表情やかかわりかたなどを見ることで働いてみたい事業所が見つかるかもしれません。
このご時世のなかですので長期の就職活動は経済的破綻を起こしかねないので早期決着決断が安全だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?病院以外の職場を選ぶポイントは自分自身どのような看護師をしたいかなどの軸を持つことです。
特に皆さんにとってきにしないといけないことはな情報収集をしっかり行いミスマッチなどリスクを回避することです。
是非、病院以外の転職を考えてる際にはご参考にしてみてください。

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