主婦ナース、ママナースの転職にもオススメ!保育園看護師という働き方

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#1183 2020/08/28UP
主婦ナース、ママナースの転職にもオススメ!保育園看護師という働き方
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いま、看護師には様々な働き方があります。
自分のライフスタイルに合わせて働き方や場所が選べる職種です。
その中で、保育園で働くという選択肢について、病院看護師から保育園看護師へ転職した経験をふまえてお伝えします!

皆さんが転職をする際に最も重要視することは何でしょうか?

・給料
・勤務時間
・勤務地
・やりがい
・業務内容 など
人によりそれぞれ違うかと思います。
中でも、転職にあたり、無視できないのはやはり給与面ではないかと思います。
私が某大学病院で勤務している時、保育園看護師について、漠然と給料が低いという印象を持っていました。
しかし、転職先の園によっては、大学病院で夜勤手当てを含んだ給料よりも、給料が高くなることもあります。
公立の保育園、私立の保育園の違いであったり、保育園のある地域にもよるかと思いますが、保育園での働き方は、手当てがしっかりしていたり、昔のイメージと変わっている所が多々あります。

保育園看護師として働くということは、看護の業務も保育の業務も行うという所がほとんどだと思います。保育補助としての業務などを行うと、園によっては補助金など、本給にプラスして手当てが充実する事があります。
例えば、手当ての1つとして、家賃補助など、地域から5万円以上の補助が出る、というケースも多くあるのです。要件を満たせば(職場からの距離や住所がその地域である等、条件は地域や保育園によりますが、)今、住んでいる家であっても家賃補助の対象となります。実際に、私が働いたのは東京都内ですが、8万円以上の補助が出ていました。
また、その他にも、保育に携わる者への処遇改善のための処遇改善費などもあります。保育園によっては月数万円の処遇改善費がついたりする事もあります。ボーナスも年2-3回出る所が多くあります。

次に、勤務時間についてです。

保育園にもよりますが、保育が必要になっている時間帯の中で8時間程度の勤務時間が多いかと思います。保育が必要になる時間(保育園に子どもを預ける一般的な時間)は大体日中ということが多いので、ほとんどの園で看護師の夜勤というものはなく、日勤のみというのが一般的です。
結婚していたり、子どもがいるママナースさんも、勤務時間が日中のみなので、とても働きやすい環境です。
業務内容については、後で触れますが、毎日の業務は決まっている仕事が主なので、残業などはほとんどない事が多いです。仕事が終わる時間が読みやすいというのも保育園の看護師として勤務する魅力の1つだと思います。
実際に、私が働いた園では残業は月に1時間あるかないかです。全くない月も多くあります。
病院で働いていた頃は、日勤であっても夜勤であっても、1日2?3時間の残業は当たり前のものでした。

勤務地についてです。

保育園では、乳児も対象にしている保育園だと、看護師の配置が必要になってくるので、全国の乳児もお預かりのある保育園をチェックしてみると看護師求人が出ていることがあります。
また、転職サイトなどを利用し、保育園看護師に興味がある事を伝えると、求人が見つかりやすいです。保育園のホームページなどで看護師求人の詳しい事が分からない時も、転職サイトを通すと、時間や勤務内容や給料など具体的な求人内容が分かります。
住みたい地域の保育園看護師の求人を探してみると、その地域に住む事を条件として、住宅補助(家賃補助)が出るという事があるので、住みたい地域で探すのも良いと思います。

次にやりがい、業務内容についてです。

病院勤務と比べて、やりがいが薄そう…と思う人も多いと思います。現に私もその1人でした。
病院勤務の時は、疾患を持った患者さんが自分のケアやアセスメントを通して元気になっていったり、QOLを上げることができたり、そういう部分などにやりがいを感じられました。
保育園の看護師として働くとなると、元々、元気な子どもたちが多いですよね。元気な子どもたちの健康を守るという方にやりがいを感じる事が多くなります。
小児科の看護師にも通じる所があるかと思いますが、子どもは自分の事をうまく説明することができません。そのため、子どもの気持ちを汲み取ったり、体調不良時には自分のアセスメントで保護者へ受診を促したりします。
もちろん、思わぬケガなどをしてしまった際には、早急な対応が求められます。
また、ケガやその時期に流行りそうな病気を防ぐために、環境を整えたり、消毒について考え実践したり、ほけんだよりなどを通して保護者へ周知を行ったりします。時には、子どもたちの健康のために、保護者や保育士達へ色々なことを提案したり納得してもらって協力してもらう必要があります。
必要であれば、保育士など一緒に働く職員に子どもの疾患や感染症について説明をしたり情報をまとめたものを渡したりもします。
子どもたちの健康診断や歯科検査のお手伝いをしたりもします。
子どもたちが元気に笑顔で登園できたり、保護者から感謝の言葉をいただくのはやりがいに直結することでもあります。
業務は他にも、衛生に関わる様々な事について、マニュアルを作成したり、職員に助言をすることもあります。
玩具や環境の消毒について見直しを行ったり、医療従事者にとっては当たり前の事ですが、正しい手洗いや消毒について指導を行ったりもします。
新しい情報を自分で学び、取り入れていくこともあります。
私が働いた保育園では、職員の健康管理についても助言を求められたりしましたし、職員の健康診断についての業務にも関わりました。
ここで少し。デメリットもお伝えしておくと、まず、保育園で看護師をするということは、医療機関で働いているわけではないので、医療行為を行うことがありません。採血などスキルが必要な医療行為などに関して、腕やカンのようなものが低下する可能性もあります。また、保育園の看護師は1人職または2人職であることが多いと思います。そのため、周囲から自分の仕事や考え方に対して理解を得たりするのが難しい時があったり、自分の当たり前が医療従事者以外の職種に就いている人達には当たり前ではなかったりします。
しかし、そのような環境下でも自分の学んできた知識や培ってきたスキルを発揮することで、専門職として大きく貢献することができます。1人職であっても、尊敬してもらうことができ、意見が通りやすくもなります。
保育園の看護師というのは、保育園に通う子ども達を多方面から守っていける仕事だと思います。
また、普段は保育の補助も行います。保育園に通っているくらいの年齢の子どもたちは、どんどんできるようになってくる事が増えていくので、成長を近くで見守る事ができ、何か新しい事ができるようになった時には、我が子のように嬉しい気持ちになります。子どもの成長を肌で感じる事ができる仕事でもあると思います。
病院とは違って、大きな急変や人が亡くなるということがほぼないのも、精神的に余裕をもって働ける理由の1つかと思います。
また、子どもの感染症や流行する時期、予防接種などについて嫌でも詳しくなります。子どもがいない看護師が働くと、普段の保育補助の業務やそういった知識がつくことから、子育てをする前の良い経験にもなります。
すでにお子さんを育てているママさん看護師が働くことで、保護者により寄り添って考える事ができたり、自分の子育ての経験を活かすことができたり、保護者からのちょっとしたお悩みや相談にアドバイスをしてあげることができ、そういった存在としても重宝されるかと思います。

私も初めはそうでしたが、転職する際に給料が低くやりがいが少ない仕事だというイメージだけで保育園看護師を候補から外してしまうのはもったいない事です。
子どもが好きな看護師や、主婦ナース、ママナースの働き方としてオススメできる仕事です!

まとめ

いかがでしたでしょうか?保育園看護師は今までのイメージとは違い、
*日勤の勤務だけであるのに、夜勤のある総合病院よりも給料が良い場合がある
*精神的に余裕をもって働くことができる
*子育ての経験が活かせる、これからの自分の子育てに役立つ
*残業が少なく、仕事が終わる時間が読みやすい
*子どもや職員の健康を守ることにやりがいを感じられる
という特徴を持った、主婦ナースやママナースの転職先にもオススメな仕事です。
ぜひ、転職先を選ぶ際にご参考にしてみてください。

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