介護職は技術がなければ転職できないと思っていますか?

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#1125 2020/07/03UP
介護職は技術がなければ転職できないと思っていますか?
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介護職へ転職する際に、「私にできるかな?」「どうすればいいのかな?」などと技術を気にして躊躇していませんか?それは大きな間違いです。介護職に必要なことは技術では有りません。必要なことは熱意です。

【事実】介護職に必要なものは技術ではない

介護職の就職に必要なものは技術ではありません。結論から言うと「熱意」です。
つい、私はまだやったことがないから務まらないと思ってしまいます。まずは介護のイメージを考えてみましょう。

>介護ってなんだろう<

介護とは、おじいちゃんおばあちゃんの日常生活の動きを助けるというものです。
立つ、歩く、トイレにいく、着替える、ご飯を食べる、などなどを手助けします。
立つことが難しくなってきたら、腰を支えてあげる、トイレが難しくなってきたら一緒にいってズボンを下げてあげる。さて、これらの動きはみなさんやったことありますか?
やったことありますよね、全く知らない動きではないんです。自分が知っている動きが、できなくなってきているので、手伝ってあげる、それも自分の動き方で手伝ってあげるんです。

>オムツをとりかえたことがない<

確かにオムツは取り替えたことは有りませんね。しかし、もっとばらして考えてみてください。
お尻が綺麗になって、きれいなパンツを履けばいいだけなんです。テープがあるからといって難しく考えてしまいますが、要は綺麗なものに履き替えることができればいいんです。
私たち自身も、履き替えた際に、上にあがりすぎていたり、下がりすぎていたら気持ち悪いですよね。同じように、適切な位置に、オムツを装着してみましょう。
すべて自分の行動がヒントになっていますよ。

>ご飯、流動食みたいなの食べるんでしょ?<

ご飯を食べる際、流動食みたいなものをイメージする方もいるでしょう。
結局は、食べることができなくなってきたからです。食べることができなくなったのは、歯がなくなってきた、飲み込む力が弱ってきた、消化能力が弱くなってきたという理由です。
私たち自身も、歯を抜いてすぐに、硬いせんべいを食べますか?食べませんよね。
風邪で喉が痛いのに、パッサパサしたものを食べますか?ちょっと水気があるやつを食べますよね。
お腹がゴロゴロしていたら、お粥を食べたりしませんか?
同じなんです。
食べるものも、私たちの行動につながっています。

>食べさせるのは?やったことないよ!<

これも、簡単です。技術ではありません。
ご飯を食べるとき、どうやって食べますか?箸を使って、食べ物をもって、口には運びますよね。
それをやってあげればいいだけなんです。
口に届かないとき、皆さんどうしますか?お椀を口に近づけませんか?口に近づけてあげればいいんです。
箸で取れないときは?スプーンを使いますよね。すくいにくいときは?寄せてあげますよね。
どうですか?
ご飯も、自分の行動に繋がります。

>車椅子に載せたりするのが、腰にきそうだ、これこそ技術でしょ!<

いえいえ、これも自分の行動に照らし合わせましょう。
人が立つ際、前に重心がずれるのはわかりますか?
椅子に座って、前に倒れずに立ってみてください、できないでしょう?
できても、とても苦しくありませんか?
私たちは、前に重心が動くことにより、お尻が上がり、立ち上がるんです。
私たちと同じ動きを、ここでもしましょう。
体を支えてあげて、前に倒して上げましょう。
おじいちゃんおばあちゃん自身も楽に立ち上がることができます。

>ベッドから起こすのは<

今までと同じです。
いきなりガバッと起き上がりませんよね?
横を向いて、手をついて起き上がります。
一緒です。

>動きはわかったけど、接し方は<

これも大きな間違いがあります。
敬語をしなければいけない。〇〇さん、〇〇様と言わなければいけないという固定観念に縛られていませんか?
決してそうではありません。
人対人なんです。正解はありません。
仲良くなればフランクに話してもいいですし、本人が気を悪くしなければ、おじいちゃんおばあちゃんなんて呼んでもかまいません。
大切なのは、人対人です。
あなたが、どれだけその人のことを思っているか、それだけで対応が変わってきます。
マニュアル通りにしようと思えば思うほど、あなたの介護への思い、おじいちゃんおばあちゃんへの思いは遠くなってきます。

>介護の仕事のハードルが下がったけど、本当に採用されるの?<

結論から言うと、よっぽどの人ではないかぎり、介護職は採用されます。
よっぽどの人というのは、勤務時間が合わなすぎるとか、体がボロボロすぎてすぐ病院にいくとか、それだと仕事よりも
他のことをまず直した方がいいでしょう。
そうではない人は、比較的簡単に採用されます。
介護職への就職はできます。

>信憑性<

私は現在、介護職として10年以上のキャリアを持ち、経営にも関わってきました。
経営に関わりを持つのと同時に、採用も行っています。

>離職率が高いって本当?<

本当です。
介護職は人間同士のコミュニケーションでなりたっています。
人対人のため、感情のぶつかり合いがあります。
人のストレスというのは、大半は人間関係です。その中でも自分の価値観との違いがあればあるほどストレスに感じます。
コミュニケーションを取ろうとすればするほど、価値観の違いが見えてきて、よりストレスがかかるということになります。
これが介護職の離職の原因です。

>対策はあるの?<

ありません。
人間関係は、あわないものはあわない。
こう割り切りましょう。
そして、こんな介護離職が多いのですから、どこの施設でも募集をかけています。
ひとつのところに縛られることなく次のところを転職しましょう。
自分が我慢して働くことにより、体を壊してしまいます。
自分だけがしんどい思いかと思ってしまいますが、体を壊したことにより、職場にも迷惑がかかります。
それは、シフトに穴があくことです。
どこの施設でも人材が不足しているので、シフトに穴が空くことは非常に大事です。
誰かが残業する、誰かが2日連続で夜勤をするなど、大変なことです。
自分だけではありません、会社のためにも、
頑張って我慢して、働き続けるのは辞めましょう。
施設はたくさんあるので、自分にあった施設を見つけていきましょう。

>収入は?低いってきくけど<

低いです。
なぜなら、得られる収入の上限が決まっているので、施設の上司なんかの給料が一番もらえる額です。
それ以上はないでしょう。

>夢がないじゃないか!<

そんなことはありません。
今の国の介護の動きをしっていますか?
どんどん介護職員への給料改善が行われています。
さらには、ロボットがかわることができない仕事です。
細かな業務は将来的にはロボットが行いますが、
基本的な介護の動きはどうしても人がやることになります。
そのため、より必要とされる職業であり、
必要であるからこそ、これからも国から注目され、
給料も上がっていきます。
職業がなくならないだけではありません、給料もあがっていきます。
転職も簡単なため、転職をしつつ、いろんなところへ採用され、
自分にあう施設に就職しましょう。

>資格をとれば給料が<

あがります。資格をとればもちろん給料があがりますが、
頑張ってとった割にはあまり優遇されません。
資格をとるなら、その資格保有者しかできないことがある資格をとりましょう。
ケアマネージャーとかですね。

>実技試験ってあるんでしょ?技術が必要じゃん!<

安心してください。
実技試験をうけるためには、実務経験が必要です。
3年とか5年とかです。
さて、そこまでやって技術がついてきていないのでしょうか?
一ヶ月もすれば技術は一気に身につきます。
それを何年もやれば技術はついてくるんです。
最初から技術なんかいりません。
まずは熱意をもって経験をつみ、
技術が身につくのを待ちましょう。

まとめ

結論として、介護職への就職、転職に必要なものは「熱意」です。
技術が心配な方もいますが、熱意をもっていれば、技術は経験とともについてきます。
そして、どこも募集をかけているので、心配な人間関係も大丈夫。
合わなかったら辞めて、次へ転職しましょう。
熱意を持ってあなたに合う施設を探しましょう。
あなたをまっている施設はありますよ。

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