就職で負けない!第1志望から内定をもらうポイント

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#1116 2020/06/24UP
就職で負けない!第1志望から内定をもらうポイント
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看護師として病院就職を考えている皆さんに向けて、特に新卒採用での就職活動を行う上でのポイントについてお話ししていきたいと思います。
私が実際に就職活動を行ってみて重要だと思ったポイントについてまとめました。就職活動と聞いても何をすればいいのかわからない人も中にはいると思います。そんな方々の不安少しでも少なくできれば幸いです。

まず初めに、就職活動と聞くと堅苦しいイメージを持っていて漠然とした不安がある方が多いのではないでしょうか。しかし、私が実際に就職活動を終えての感想は自分が想像していたよりも苦しいものではありませんでした。今回は就職活動を行う上でのポイントや流れをご説明していきます。
看護師のみならず、全ての就職活動を行う上で大切なことは「自分らしく、素直に」が大切です。ここからお話しすることは全てこの前提に基づいた話ですのでご注意ください。

<看護師の就職スケジュール>

卒業年度:1月 自己分析・情報収集・インターンシップ
・3月 合説・見学会・インターンシップ
4ー6月 志望病院の選定・必要書類作成・エントリー、就職試験
8月?ー内定・就職先決定
上記が主な流れになっています。他学部とは違い看護師のインターンは短期(1日や半日など)が多いので、実習期間中の中休みでもいくことはできますが私のオススメは3年生(卒業の前年度)の前期までには済ませておくことです。ただし、自分の大学・専門学校の系列・グループのインターンにはいけないことがほとんどなのでインターンに行かない人もいるようです。

<自己分析>

自己分析とは文字通り「自分を知ること」です。ではなぜ自己分析が必要なのでしょうか。それは、志望病院とのマッチングを図る上でも重要である、面接時の自己PRの際に必要になってくるからです。自己分析を行い自分が何をしたいかを明確にすることで、自分のしたい看護ができる病院を探すことで、実際働いてからもやりがいを感じられるか否かにつながってくると思います。また、面接では深掘りをされます。実習でも経験されたかとは思いますが、「なぜ、なぜ」と聞かれることです。ただでさえ面接で緊張しているので、自分のしたいことや信念が曖昧であると面接官に不信感を抱かせることになり、なかなか思うような結果が出せなくなる可能性もあるので、自己分析はしっかりと行いましょう。自己分析のステップは4つあります。
①自分の過去を知る
②長所・短所について考える
③将来の夢・理想について考える
④自己PR・志望動機につなげるです。
いきなり白紙の紙に書き出すのは難しいと思うので、インターネットや市販の就活本などにある表などを用いて考えてみるといいと思います。
ここで重要なのが自己分析は最終的に志望動機につながるのですが、面接の深掘りにも強い志望動機を考える必要があることです。
1番理想的な志望動機は自分の将来の夢があって、その夢を叶えるためには◯◯が必要。◯○ができる病院は△△病院なので△△病院を志望しました。またこれに「なぜ志望した病院でないといけないのか」を説明できるようになれば完璧です。志望動機は数時間でできるようなものではないので継続的に自己分析を行うようにしましょう。
また自己PRですが、自分をよく見せようと過度に思う必要はありません。何か特別な賞や功績を残していなくてもアルバイトでの経験などで十分です。無理に背伸びしてしまうとかえって不信感を抱かれる可能性があるので正直にありのままの自分のエピソードで、ありのままの性格をアピールするようにしましょう。

<病院研究>

自己分析を終えた後は病院研究です。自己分析の際に記述しましたが、就職活動において志望動機が最も大切です。なので自己分析をしっかり来なうことは重要ですが、残念ながら自己分析だけでは志望動機は完成しません。自己分析と病院研究を行い、自分の将来の夢が実現できそうな病院を探し、さらなる病院の魅力を見つっけるようにしましょう。初めは病院のホームページを熟読し理解するようにします。しかし、それだけでは完全に病院の魅力は理解できません。そこで私たちは、インターンシップおよび病院見学会・説明会に行く必要があります。私がインターンシップに参加した病院では、インターンシップにきた学生と実際に働いている先輩看護師との座談会の機会を設けてくれていた上に、食事まで御馳走してくれました。また交通費を支給してくれる病院も多いので、看護学生の皆さんは積極的にインターンシップや病院見学会・説明会に参加しましょう。
インターンシップに参加するメリットとしては、HP上では入手できない病院の魅力を知ることができることが最大の魅力です。また、働く上で人間関係は重要条件だと思います。職業体験型のインターンシップであればなお、人間関係や病棟の雰囲気を知ることができるので、志望度が高い病院ほど職業体験型のインターンシップに参加するようにしましょう。
とは言っても、興味がある病院がたくさんありすぎて全ての病院のインターンに行くことが難しい方もいらっしゃると思います。そんな時にオススメなのが、学内や学外の合説のイベントに参加することです。複数の病院が一斉に説明会を1つの会場で行うので効率よく病院研究を行うことができます。実際に私が行った病院研究は、1度合説に足を運び、気になった病院およびHPでの病院研究で強く惹かれた病院のみ、病院が独自で行っているインターンに行き、その他の病院の情報収集は合説で行っていました。
また、病院に資料請求するとさらに病院理解につながるのでオススメです。

<履歴書・エントリーシート>

履歴書やエントリーシートで必ずと言ってもいいほど聞かれるのが「志望動機」と「自己PR」です。その際に注意することは3点あります。①簡潔にかつ相手に伝わるように書く②記載内容が病院の特性とマッチしている③全ての質問項目に一貫性を持たせる、です。
熱意や成し遂げてきた功績はとても素晴らしい人だったとしても、相手に伝わらなければ何の意味もありません。なので、基本は結論ファーストで書くように心がけましょう。また、文章が長ければ長いほど相手は読みにくくなってしまうので、なるべく短い文章で書くようにしましょう。オススメの書き方はPREP法です。P(point:要点)、R(reason:
理由)、E(example:具体例)、P(point:要点)
の順番で書くことで相手に伝わりやすい文章で書くことができます。この方法は、インターネットや市販の就活本にも記載されているので是非見てみてください。
相手に伝わりやすい文章で書けたら、病院とマッチしているかをチェックします。どれだけいい文章を書けたとしても、急性期の病院の履歴書に回復期がやりたい!と書いても説得力に欠けますし、人事の方は「本当にうちの病院で働きたいのかな?」と疑問に思われると思います。なので、これは言わずもがなではありますが、病院研究をしっかり行い、マッチするようにしましょう。
履歴書・エントリーシートの質問内容は複数あると思います。一見別の質問をされているように見えますが、実はひとつの自分が思い描いている将来の夢につながるキャリアデザインと自分の将来の夢を叶えるために何ができるかを問われているのです。そのため、将来の夢→叶えるために必要なこと(技術・経験・資格など)→◯◯病院では夢を叶えるために必要なこと(技術・経験・資格など)を習得できる→プラスα□という特徴がある、自分の性格や特徴を活かすことができる→だから、貴院を志望します。と言った流れに沿って質問内容に答えられるようにすると好印象で一貫性のある履歴書・エントリーシートが書けます。

<面接>

面接で最も注意するのは、明るい爽やかな印象を相手に伝えることです。多少言葉が詰まってしまっても問題ありません。自己分析、病院研究をしっかり行い志望動機や自己PRを考えてきた皆さんの想いは必ず面接官に届くはずです。面接を行う部屋に入る前から口角を上げ、「私の思いを知ってもらうぞ!」という強い気持ちがあれば十分です。
もちろん、本番を迎えるまでには練習が必要なので大学や専門学校のキャリアの方、友人にも手伝ってもらいながら練習するといいと思います。面接は慣れなので、本番までに数をこなし、面接練習を終えた後に自分の良かったところと改善点をまとめておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。就職活動といっても今回だけでは書ききれないほどのたくさんのポイントや過程があります。今回ご紹介したのは、私が就職活動を行った時に感じた重要なポイントです。この記事を読んでいただいた方の就職活動の一助となっていただければ幸いです。

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