看護師就職時の履歴書と面接でのポイント

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#1090 2020/05/29UP
看護師就職時の履歴書と面接でのポイント
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看護師として初めて、または新しい職場へ就職される時に必ず通る道、それが履歴書の記入と面接です。就職、転職を成功させるために事前にしっかり準備をして臨みたいですよね。ここでは看護師の履歴書の書き方と面接の際に大切なポイントをご紹介させていただきます。

①早めに試験日のチェックを!

「この病院、施設で働きたい!」そう感じることのできる場所が見つかったら、まず第一に調べなければいけないのは「新卒(中途)採用試験」の日程です。
特に新卒の就職試験は病院や施設によっては思ったよりも試験の締め切りが早く切り上げられてしまうこともあります。新卒で就職をされる方は就職試験と実習期間や学校の試験と重なってしまう場合もありますし、周りの友達の就職試験日はまだまだ先だから大丈夫、、と安心していてはダメですよ!締め切りが過ぎてしまうとせっかく就職したい病院を見つけたのに試験さえ受けられない、、という自体になってしまいます。
また、中途採用を狙う場合も病院、施設によって受け付け期間が異なります。いつでも誰でも就職できる状態ではないので、転職前にしっかり試験期間を確認し、前の職場の退職時期も調整しましょう!

②履歴書を書くときのポイント

就職試験の期間を把握できれば、次は履歴書を書きましょう。履歴書はこれまでのあなたの頑張りや実績を示すものですが、大切なのは「丁寧に書く」ということです。
就職先の担当者からすると、訂正だらけ、なんだか文字が乱雑で読みづらい履歴書が送られて来るとどう感じるでしょうか。
「この人は雑な性格なのかな」「訂正ばかりだから勢いで書いてしまう性格なの?」「もしかして書く時間がギリギリだった?」
、、などと感じてしまいます。履歴書は言うなれば「第1の面接」です。文字や文章からでも十分にあなたの人間性、性格が伝わってしまいます。
ではどのように履歴書を記入すれば良いのでしょうか。心がけることは1つ、「丁寧に書く」ということです。文字が汚くても問題ありませんので、一文字一文字を丁寧に書きましょう。

〈看護師の履歴書記入のルールや注意点〉

基本的な書き方は一般企業のものと大きく変わりませんが、看護師の履歴書記入のルールとして、
・就職希望先の病院は「貴院」、施設等の場合は「貴社」と記入
・職歴を記載する場合は「入職、退職」「勤務、退職」と記入
が挙げられます。一般企業とは少し表現の仕方が異なりますので、注意してください。
その他は一般の履歴書と同様に記載してください。
・訂正したい場合は修正機や二重線ではなく新しい履歴書に書き直す
・住所は都道府県から記入し、番地やマンション名なども正式な表記にする
・学歴記載の場合は年号を西暦か和暦かどちらかで統一する
・学校名、病院や企業名、資格、免許名は正式名称で記載、省略しないように
・病院勤務経験のある場合は病棟、科の正式名称まで記入する
・自己都合による退職理由は、全て「一身上の都合で退職」と記載。その他の理由はマイナスな印象を与える場合もあり記載しない方が良い
・全ての学歴、職歴を書き終えたら最終行の右端に「以上」と記入
履歴書を書く際によくやってしまうのが「書き間違い」です。少なからず緊張して書くものなので、落ち着いて記入できるように事前にメモにまとめておくなどすると良いですよ。

〈自己PR欄って何を書けばいいの?〉

履歴書を書いていると一度は手が止まってしまう、自己PR欄。しかしこの部分は、履歴書を読んだ担当者にあなたのことをアピールする唯一の「自由記載欄」です。特に人気のある病院に就職したい、希望の科がある!なんて方には直接面接する前に相手に伝えることができますよ!
またしっかりと自己PRを考えておくことで、面接でも使えますので大切なポイントです!
では、具体的にどういった内容を書けば良いのでしょうか。

・自分の長所と短所

自分の今までの経験やスキルが病院、施設にどのように活用できるのかを書いていきます。長所を生かせる希望の科もアピールできますし、看護師として働く上で大切にしていること、したいことを伝えましょう。ポイントは、病院で掲げられている指針や理念にすり寄せて書くことです。その病院で求められている人間像や看護師としての心構えが合っていると採用する側も選びやすいですよね。短所は短所として終わらせず、克服するための工夫や心がげていることまで記載すると、自身の苦手なことにも向き合い、取り組んでいけるという信頼にも繋がります。

・趣味、特技

看護師の仕事では少なからず「ストレス」がつきまといます。人の命や健康を預かっているからこそ当然の事なのですが、大切なのは「ON,OFFが切り替えられるか」「職場と私生活のバランスが取れるか」というところです。ストレスの多い職種であるからこそ、趣味や特技で私生活楽しく過ごせることをアピールしましょう。映画鑑賞、カラオケ、おかし作り、、何でも良いですよ!趣味や特技については面接でも聞かれる場合があるので、項目だけでなく「どういうことをすると自分の気持ちはどうなるのか」「また明日も頑張ろうとリセットできる」など
趣味や特技があなた自身のプラスになっている事が伝わればOKです。

・志望動機、退職理由

自己PRでアピールしたいことは何と言っても「この病院に就職したい!」という気持ちです。自己PR欄では今までの記入のまとめとして、志望動機を書いてみましょう。ただ、どこの病院でも通じるような動機では相手には伝わりませんよ!前述した長所、短所を踏まえたりしながら、その病院が自分と合っていることを伝えましょう。病院、施設には必ず病院全体や看護師の理念が掲げられていますので、そこに共感した、自分もその理念を大切にしたいと思い志望したと記入するとまとまりもありスマートに仕上がりますよ。もう一歩つけた場合は、就職後のキャリアプランなどもあれば意欲的に伝わります。
まt、前職の退職の理由を記載する場合は、マイナスな印象を与えないように注意して記入しましょう。

③ついに面接!

履歴書が無事に受理されましたらあとは面接です!
おそらくとても緊張することですので、事前にしっかり準備して何を聞かれても大丈夫!な状態にしておきましょう。

〈面接前に情報収集を!〉

面接前に病院に直接足を運び、病院の雰囲気を感じおくことも1つです。「病院見学会」や「インターンシップ」に参加しておくと、面接担当者に覚えてもらえていたり、その時の体験を面接でも生かせる場合があります。ネット上での情報も大切ですが、実際に感じた「病院のリアル」を知って志望したと聞いた方が、相手にも好印象です。
病院探しや履歴書作成時にも病院の情報は読んでいるとは思いますが、面接中は病院のパンフレットもメモも見ることはできませんので、しっかり病院について調べておきましょう。

・病院、看護師の理念

やはりこの部分を理解しておく事が、その病院で働く上での条件になりますし、数ある病院の中からその病院を選んだ理由としても大きいと思います。丸暗記しなくても良いので、その病院は「どのような医療や看護を提供したいのか」を理解しておきましょう。志望動機にも繋げてくと話しやすいですよ。

・病院の得意とする疾病、治療

それぞれの病院にはそれぞれの得意分野、力を入れている分野があります。感染症、がん、糖尿病、救急医療など、病院が大切にしている分野を把握しておくと、「この病院をどう思いますか。この地域にとってどのような存在ですか」と聞かれた際に答えやすいです。その分野が自分の興味のある分野であったり、志望動機に繋がる場合もありますので、興味を持った分野だけでも覚えておくと良いですよ。

・得意な看護ケア、分野

看護師の面接では、今までの実習や前職での経験から、得意な看護分野やケアについて聞かれる事があります。もし希望の科のある場合はそれにちなんだものを、特に無ければ、実習などでケアをした時の患者さんの反応も踏まえて経験が話せるようにしておきましょう。

・あとは笑顔で!目を見て話しましょう。

しっかりと準備ができればあとはリラックスして面接を受けましょう。看護師として大切とされているものの1つに「傾聴、共感」がありますよね。相手の話や他の面接を受けている方のお話もよく聞き、時に相槌や笑顔も忘れずに。緊張する場面でも、笑顔で接してくれる看護師の方が患者さんにとっては安心できる存在です
アピールポイント1つと思って心がけてみてください。

まとめ

いかがでしたか?
看護師の履歴書の記入方法や面接でのポイントをまとめます。
・履歴書はメモをしてから丁寧に!
・自己PRは第1の面接!長所や短所、趣味や特技を生かして自分にはどんな看護ができるかを伝えましょう
・面接前には十分な情報収集を!病院の理念は必ず把握しておきましょう。
・患者さんに接するように、どんな時も笑顔で!
一般企業の就職とは少し違うため、独特の表現やポイントがあったと思います。大切なのは事前の準備と丁寧さ、そして笑顔です。頑張ってくださいね!

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